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アナグラム 株式会社の企業情報

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インタビュイープロフィール
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代表取締役

阿部 圭司 氏

アナグラム株式会社 代表取締役。大手アパレルメーカーを経て運用型広告の世界へ。現在はCPAの改善だけにとらわれず、ビジネスの最大化を目指す支援を行う。著書には「新版 リスティング広告 成功の法則」「いちばんやさしいリスティング広告の教本」など多数。主な仕事は戦略策定、及び人事、経理、組織論などを担当。

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取締役

岡田 吉弘 氏

アナグラム株式会社 取締役。検索エンジンマーケティング黎明期から一貫してアカウントマネジメントの現場に居座り、ソフトウェアの開発から広告キャンペーンの運用まで、数多くの業界や様々な企業規模のクライアント・パートナーとのプロジェクトを経験。アナグラムでは主に裏方を担当。LIFT合同会社代表取締役およびアタラ合同会社フェローを兼務。

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社員にとって優先すべきことを最も優先させたい

岡田 まずは「2017年から2018年を振り返って」ということですが、いろんな変化がありましたよね。

阿部 組織面では包括的な広告運用チームだけだったところから、ソーシャル専門のチームを立ち上げました。これは、当時、Facebookの勢いがすごく、ただ、リスティング広告とFacebook広告やTwitter広告などのソーシャル広告の複数を一緒にキャッチアップしていくのはなかなか難しいよね、というところがきっかけだったんです。それでスピードを取るためにソーシャル向きのクルーを集めて、分断させて新しいチームを作りました。

岡田 結論から言うと、2018年4月からこのソーシャルチームは解体しました。分けたチームをまた統合していくというのは、地味にタフな判断でしたよね。

阿部 まず考えたのはクルーのことでした。ソーシャルは確かに勢いがありましたが、ソーシャル一辺倒になることでクルーたちが学びが少なくなり、将来的に伸び悩むかな、という判断です。今後マーケターにとってソーシャルのリテラシーは必須になるのは間違いないんですが、「ソーシャルしか知らないマーケター」の価値って低いなと。当然検索やリスティング広告のことも知っておかないと厳しいわけで、それが一番大きな理由でしたね。

岡田 そうですね。もちろん、文化の浸透という点では、分けるという当時の判断は正解だったと思っています。

阿部 分けたあとだからこそ、合わせる方がメリットが大きいと気付いたというか。

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岡田 何が正解だったのかは未来にならないと分からないですけど、おそらく長い目で見れば間違いなくこっちの方がいいと信じています。アナグラムという会社は旧来の広告代理店の伝統的なやり方に対するカウンターとして誕生したという経緯もあります。多くの代理店がそうであるように、検索の担当、ディスプレイの担当、といった「メニューごと」に役割を分けていくやり方は可能な限り避けていきたい。お客様から見たら求めるものは一緒なはずなので。

阿部 どうやって集客するか。あるのは方法論の違いだけですからね。

岡田 メニューごとに担当が違うと、ミーティングのたびにいろんな人が出てきて、組織の横の連携があるようでない。結局、提供価値が低いということになりかねないと思います。それにクルーの事を考えれば、専門性も分断されていると「30歳になったときにこの人はひとりで食っていけるのか」というと、ちょっと疑問ですしね。

阿部 それって「リスク」ですよね。

岡田 専門を分けることの利点は「立ち上げが早い」ことにあるのは間違いないんですけど、それよりも、クルーの成長とか、優先すべきことがあると思うんです。アナグラムは上場企業ではないので、目先の売上げどうこうよりも、「長期的な企業価値をどうやって高めるか」に注力すべきというのが今の私の考えです。足元が苦しい瞬間が仮にあったとしても、きっと僕らはこっちの方がいいだろうと、そんなふうに思って進めています。

阿部 私も同じですね。そして、こういう変化だったり判断って、すごくアナグラムらしいなと思っています。

性善説に基づいた「何となく」を評価に盛り込む挑戦

阿部 2017年のもう一つ大きな変化としては「評価制度」の話があります。昨年、ちょうど社員が20名くらいになって、私自身が全員のことを見るのが物理的に難しくなってきた頃でしたね。それまでは「僕基準」で全部やっていたのを、人数的にそれができなくなったことで変えようという話になりました。

岡田 だったらフェアに評価できる指標を、という話をして、それがちょうど定量評価の導入につながっていったんですよね。阿部さんがいきなり「やるぞー!」と変えたというわけではなくて(笑)、壁打ちしながら考えて、最終的に定量評価でやろうということになりました。

阿部 その時はいろんな議論をしましたよね。そもそも、評価っていろんな考え方があるじゃないですか。考えれば考えるほど、「人が人を評価するなんておこがましい!」という結論になるんですよ(笑)。逃げの発想なのかもしれませんが、評価って何だろうということはずっと考えていました。

岡田 そこから、2018年の「定性評価」に繋がっていくわけですね。

阿部 2017年に挑戦した「定量評価」だと頑張りを評価しきれないクルーが出てくるという問題がありました。すでに多くのクライアントを持っている人やバックオフィス関連の結果が見えにくい仕事は特にそうです。だったらみんなが感じている「何となく」を集めて評価する仕組みにしようと。「何となく」は実は正しい、というのが今現在僕が感じている部分です。

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岡田 「なんとなくは実は正しい」ということを統計化するというね。

阿部 そうです。だから皆の意見を評価の中に入れようと考えました。具体的には、クルーの評価はリーダー以上が全員で集まって行い、リーダーの評価はマネージャー以上が全員で集まって決める、という方法です。メンバーのことを知っておかないといけませんから、新たなコミュニケーションも生まれると思っています。

岡田 根底には阿部さんがいつも言う、「性善説」がありますよね。

阿部 はい。悪いことをするつもりで悪いことをする人はあまりいないと思っています。正義と正義がぶつかりあうからこそケンカになるわけで。だから、倫理と論理が間違ってなければいいというのは、いつも思ってます。

岡田 ケンカにならず、ちゃんと話し合える文化にはなってきている…のかなあ?

阿部 「アナグラムWAY」みたいなものが多少できてきているなとは感じています。実際は誰も言ってないですよ。でも、「人をだますのは良くないよね」「お客様には正直であれ」みたいな文化はすごくあって、それがちょっとずつ浸透してきているなと感じます。クレドなのか、アナグラムWAYなのかはわかりませんが、そういう立ち返る場所をはっきりさせるタイミングかなあとは思ったりするんです。

岡田 そうですね。戻る場所をつくっておかないと、その時の雰囲気とか都度の判断に流されて、「人による」という側面が強くなってきてしまうんですよね。皆を結びつける最大公約数的な何かが必要だと私も思います。アナグラムは幸いにも広告代理店の中でユニークなポジションに居られているので、それを続け、我々が伸びるために、みんなの共通言語みたいなものがあると心強いかなと。

阿部 それこそが経営側の仕事ですからね。

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会社と社員のフェーズに合わせた働きやすさ

阿部 ここ数年を振り返ってみても、売上げや利益自体は伸びています。伸ばそうと思ったらいくらでも伸ばすことができることがわかってきて、同時に思ったことが1つ。それは、仕事も筋トレと同じで、ある適度の負荷は大事なんですが、やり過ぎると壊しちゃうということです。

岡田 そうですね。

阿部 クルーによっては「家族と過ごす」といった人生のサイクルがあって、ずっと仕事だけを頑張るわけにはいかないこともあります。そことのバランスをうまくとりつつ、いろいろな状況を受け入れる組織でありたいなという思いは強くなっていますね。社内でもいつも言うんですが、「順番こ」だと思うんです。

岡田 「それが当たり前」と皆が思う組織、という感じですよね。

阿部 実際に家族の介護や、妊娠・出産といったクルーが出てきていますが、彼ら、彼女らがまたうちで働きたいと思ってくれた時に、「ウェルカム!」と受け入れられる組織でありたいんです。それも含めて、変わることの良さはもちろん、変わらないことの良さもあるとしたら、そのハイブリッドで組織作りを進めていけたらなと考えています。

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岡田 コミュニケーションという点では、定量評価の導入時にチーム単位で動くことが増え、しかもそれを推奨したがゆえに、「隣のチームにすごいマネージャーがいるのに、相談に行かない」みたいな断絶が出てしまったじゃないですか。

阿部 はい、だから社内で気軽に聞ける文化を取り戻すというのも、2018年にあらためて取り組むことの一つなのかなとは考えていますね。

岡田 僕らも当然ですが完璧ではないので、学びながらやっているじゃないですか。何だか言い訳みたいになっちゃうけど、皆で一緒に学んでいけばいいと思うんです。

阿部 「変わる」というのも、僕らは前進していることだと思っていますから。

岡田 そう、前向きに捉えていきたいですよね。そして、何か前に進むために背中を押すというか、サポートしていくのが僕の役割だと考えています。欲を言えば、その時になるべく一番冴えた解決方法をとれたらいいなと。

価値ある組織がバッターボックスに立ち続ける

岡田 最後に、これからのアナグラムについて。

阿部 いつも言っていることですが、「ひたすらバッターボックスに立ち続ける」、それに尽きると思っています。「生きているだけで丸儲け」という言葉がありますが、びっくりするくらいみんな下りていくので、今や、本当に興味がある人しか残っていないんじゃないかと感じるときがあります。

岡田 ほんとそうですよね。

阿部 僕は「検索」がとにかく好きで、「こういう人はこういうふうに検索しているんですよ」みたいな話が大好物。それだけで白米3杯はいけるんですが、好奇心が先にいくタイプなんです。だから、好奇心があれば基本的にいいのかなと真剣に思っていますし、好奇心を常に持った組織でいたいなと思っています。

岡田 好奇心は大事ですね。

阿部 うちに入ったクルーには、「好奇心がないとうちでは続かないよ」という話を必ずしています。もちろん人によっては好奇心がズレることはあるでしょう。でも、好奇心からくる「オタク気質」というか、そういうものを持っていることは人としてすごく大事だと思うんです。だって、そういう人たちの話って面白いじゃないですか。

岡田 うちの飲み会で話す内容は、結構マニアックですよね(笑)

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阿部 自分が好きなものを好きだといっていい文化というか、好きなものを許容してくれる場を常に作りたいと思っているんです。ただ、その人の好きという思想を否定するのは違うよ、っていうね。

岡田 唯一のルールは、他の宗派を攻撃しないこと。

阿部 考えは違ったとしても、その中でどうやって共存するか。そこを皆で考えたいんです。

岡田 僕らって、もの凄いイノベーションを起こすわけではないじゃないですか。どこまでいっても「代理事業」なので、何かの代理をして対価を頂戴するわけです。他で起こったイノベーションを正確に翻訳したり、適切に使っていくというのが僕たちの仕事であり、アナグラムの価値なんです。今は世の中の動きが個人の想像力よりも早いので、そこに合わせていくのは簡単な話ではなくなっています。今までは100キロのストレートが来るだけだったのが、今や160キロとか、140キロのスプリットがバンバン来る。簡単には打てません(笑)。でも、それをコツコツやって打っていかないといけない。ひたすらまじめに続けていくと、おそらく僕らがイノベーションを起こしているという風に見える瞬間があると思います。

阿部 言葉にしたらつまらないですが、バッターボックスに立ち続けるというのは、そういうことですよね。ただひたすらそれを真面目にやる。岡田さんがブログに書かれていましたが、自動化ってやっぱりみんな怖いんだと思うんです。でも、いろんな業界で既に証明されていますが、実はもっと仕事は増えることが分かっています。ただ、「何となく怖い」という不必要な恐怖が蔓延しているじゃないですか。

岡田 やっぱりみんな怖いんですよね。

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阿部 そこで1つ言えるのは、「私たちがやっていることは凄く価値があるんだ」ということ。いいものを作っただけで流行りませんし、ちゃんと伝えることが大事なんです。松下幸之助もこんなことを言っています。
“正しい広告、宣伝は善であり、社会になくてはならないものである。良い製品であればあるほど、より早く、より広く、それを世間に知らせる義務が企業にはある。その義務を果たすために、広告し宣伝をするのである”
いい広告は人類を進化させるんだと、そんなふうにも思えてきます。

岡田 ちゃんと効果が返ってくるようにするためには、いい人にいいタイミングでいい表現で出すしかないですよね。そうでないと自分のネットワークに広告主が集まりませんし、いい枠も用意してもらえない。そうした当たり前のことをちゃんとやっているGoogleは普通に残ったわけじゃないですか。だから、何も恐れることはないというか。やり方は人工知能で変わるかもしれないけど、インプットするのは人間の仕事なので。

阿部 性善説ではないですが、さっき岡田さんがいった通り「悪いものは残らない」んです。組織もそれは同じだと思っていて、私たちには「正しいことをやる責任がある」と思って、これからも前に進んでいこうと思います。

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アナグラム 株式会社資本金1000万円設立年月日2010年04月従業員数40人

真に価値のあるマーケティングで、豊かな社会を創造する。運用型広告を専門に手がけるコンサルティング会社。

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