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勤務地

年収
インタビュー画像東京開発部S.Y(2012年入社)

入社を決めた理由とこれまでの経歴を教えてください。

学生時代にはWebサイトやアプリケーションのユーザーインターフェースを研究するかたわら、JavaやCなどを使ったシステム開発も学んでいました。 就職活動で目指していたのも、プログラマーとして高いスキルを身につけること。会社の規模にこだわりがなかったので、大小いくつかのIT企業にエントリーする中、出会ったのがエス・アイ・エスでした。 当社に魅力を感じたのは、一次面接を現場で活躍する先輩エンジニアが担当してくださり、技術の話ができたから。私自身、好きなことを仕事にしたい、と思ってIT業界を志望していましたので、「この会社の人たちは、開発が本当に好きなんだな」と感じて入社を決めました。 入社後、約2ヵ月の外部研修の後、本社に配属。 自社開発のASPサービス「スキル管理システム」の開発プロジェクトにテスターとして参加することになりました。このサービスは、IT企業が自社の社員たちがどのようなスキルを持っているかを把握し、プロジェクトの組成や人材育成のために活用するもの。私は入社数ヶ月目にして、テスターとして習得したシステムの仕様の知識を活かし、簡単な設計を担当するという貴重な経験もできました。 その後は客先常駐のプロジェクトに異動。 今度は生活保護の支給額を査定するために使用するパッケージソフトの開発を担当することになりました。パッケージソフトとはいえ、導入先の自治体ごとに業務フローが異なるため、かなりのカスタマイズが必要。私を含め、5名体制で客先に常駐していたエス・アイ・エスのチームが担当していたのは、お客様の要望に応じてパッケージをカスタマイズする作業でした。きちんとドキュメント化された仕様書を支給してもらえないという特殊な状況の中、「どうしたらユーザーの要望を実現できるか」を考えながら大量のコーディングをこなした経験が、エンジニアとしての私の貴重な財産になっています。

印象に残っているプロジェクトはありますか?

私は客先常駐でのパッケージソフトのカスタマイズを1年ほど担当するうちに、この製品の一部の機能の改修を社内に持ち帰り、その機能の開発チームに参加することに。持ち帰りの開発は、お客様の目の届かないところで作業を進め、成果物だけを納品することになるため、よほどの信頼関係がないと依頼されるものではありません。 当時のチームリーダーは、お客様とのコミュニケーションをとるのが非常にうまかったため、こうした案件を受諾できたのだと思います。 実際のところ、開発の現場では、お客様とエンジニア個人の信頼関係がもとになって、チームの増員が決まったり、新たな案件を受諾するということが少なくありません。客先常駐で働くということは、お客様に対して常に自社の技術力をプレゼンテーションしているともいえる状態だからです。私はこの時の経験があったからこそ、自分の実力でやりがいのある仕事を獲得したり、会社に収益をもたらすことのできるエンジニアになりたい、と思うようになりました。

エス・アイ・エスの魅力はなんですか?

客先常駐でのパッケージソフトのカスタマイズ案件の終了後は、そのまま本社に残り、入社当時に担当していた自社ASPサービス「スキル管理システム」の開発プロジェクトに再び戻ることに。当社のサービスの質の高さが認められ、4万人を超える従業員を擁する大企業に導入されることが決まったのです。私が担当することになったのは、新規の導入先となる企業の要望に合わせ、サービスの仕様などをカスタマイズするための設計業務でした。 当社のように従業員数60名程度のIT企業の場合、「自社パッケージや自社サービスを持っています」と言ってはいるものの、ほとんどビジネスになっていないケースが少なくありません。しかし、「SSI-ITSS」は、誰もが知る大企業にも採用される実績を持つ自社サービス。こうしたプロダクトを開発することができるのは、エス・アイ・エスの大きな魅力だと思います。 客先常駐が多い業界のため、社内にはほとんどエンジニアがいないという会社も少なくない中、当社では常時社員の四分の一程度の社員が自社で働いているところも魅力だと感じます。

現在の仕事内容を教えてください。

現在、私が開発を担当しているのは、人工衛星の管制システム。今は要件定義や基本設計といった上流工程のフェーズのため、私が1人で客先に常駐し、製造がスタートしたらメンバーを増員していくという計画になっています。この案件も、私が過去に常駐していたお客様から「面白そうな仕事があるから、やってみない?」と声をかけていただき、獲得することができたのです。 人工衛星の管制システムと聞き、どんな最先端の技術が使われているのかと思いながらプロジェクトに参加したところ、現在、使用されているのは衛星が打ち上げられた約20年前に開発されたシステム。今ではほとんど使われなくなった開発手法を使った、非常に古めかしい代物です。これを現代版にアップデートし、新たなサーバーで稼働させるのが私の役目です。 ソースコードを見ていくと、現在の開発環境であれば、ツールやフレームワークが用意されているために簡単に実装できるような機能も、当時のエンジニアが一つひとつ手作業でコーディングしていたことが分かります。偉大な先輩たちの努力があったからこそ、現在のIT業界があるのだと実感するとともに、「なぜツールやフレームワークが必要になったか」といったロジックを根本から学び直すチャンスにもなっており、自分にとっては得難い経験になりそうです。 私は今年で入社7年目となり、会社からは「しっかり売上を作りながら、新しい技術もどんどん吸収してほしい」という期待が寄せられる存在になってきました。自分自身でも、将来的にプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーにキャリアアップするために設計とコーディングの技術を極めておかなければならない、非常に重要な時期だと思っています。 エス・アイ・エスの社員は、基本的に技術の話が好きな人ばかり。「興味はないけど、仕事だからコードを書いている」というエンジニアはほとんどいません。 だからこそ、新しい技術の習得にも積極的ですし、より良いシステムを作りたい、という思いも強い。 これから入社される方に期待しているのも、「好きだから」という理由でエンジニアをされている人であることです。

最後にエス・アイ・エスを志望される方へのメッセージをお願いします。

私がエンジニアにとって重要な資質だと考えているのは、まず何よりも開発が好きであること。そして、どんなに小さな仕事をする時にも、何も考えずに言われたままに作業するのではなく、自分なりの考えを持って取り組める人であることです。 私は、後輩のエンジニアが書いた設計書をレビューして、誤りを指摘する時、「どうしてこう書いたの?」と質問します。相手が何をやろうとして間違えたのが分かれば、次に繋がる指導ができるからです。しかし、「なんとなくそうしました」とか「考えていませんでした」と答えられてしまったら、ただ正解を見せるだけに終わってしまいます。つねに筋道立てた回答ができる人であってほしいですね。 エンジニアは特に若手時代にはたくさんの失敗をするものですが、当社にはそれを厳しく叱る人はいません。しかし、同じ失敗を繰り返さないためには、この仕事が好きで、自分なりの考えや意見を持てることが重要だと思うのです。 当社には先輩や上司にも自分の意見をしっかり主張できる雰囲気があり、風通しの良い社風です。 一緒に働ける日を楽しみにしております。

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