総務部 部長代理　武藤 英男 氏 1991年、日立ビルシステムに入社。以来、横浜支社、東北支社でそれぞれ約5年の総務業務を経験。現在は本社総務に従事。

これまでのキャリアについて教えてください。

私が就職活動をしていた時代は、いわゆるバブル絶頂期。技術力が高いメーカーにターゲットを絞り、複数の会社から内定をいただきました。 実を言うと当初は、他社への入社を決めていましたが、内定式に参加したところ、周りの人とどうも会話がかみ合わない。そこで急遽、就職活動で接していた方たちの印象がよく、業績も極めて安定している当社に入社を決めました。 入社後は一貫して総務畑を歩んできました。横浜支社、東北支社でそれぞれ約5年の勤務を経験し、現在は本社で総務の仕事に携わっています。

総務における仕事の魅力とは？

総務の仕事は極めて多岐にわたり、特に支社勤務では支社長の「右腕」として役割を担うこともあります。さまざまな個性をもった支社長とメンバーの間に入り、自分の考えを反映しつつバランサーとして機能できたときなどは、喜びは大きいですね。 また、さまざまな職場の人とつながりが生まれ、助けたり、助けられたり、という場面を数多く経験できる仕事でもあります。こうした積み重ねの結果、自然と社内にネットワークが築くことができ、それが新たな問題や課題の解決に役立ったりと、良い循環を生み出せることも魅力です。

印象に残っている仕事はありますか？

東北支社に在籍しているころに、大地震に見舞われて支社を挙げてお客様の復旧対応に奔走したことが強く印象に残っています。まさに一致団結という言葉がぴったりで、細かい話し合いをしなくてもメンバー間で役割分担がされて、スムースに対処できました。誰に頼まれたわけでもないのに絶妙なタイミングで食事を差し入れてくれるメンバーがいたり……。 何かあったときに一致団結できるのは、当時の東北支社にかぎらず、当社が共通してもっている特長かもしれません。

仕事を通じて得たものは何でしょう？

一言で言えば、多くの方たちとの間で築かれたネットワークではないでしょうか。 そうしたネットワークを通じて、人を見る眼を養い、幅広い知識を身に付け、さまざまな状況に臨機応変にバランス感覚をもって対処できるようになったと思います。 特に総務の仕事は、さまざまな職場の人たちとコミュニケーションが生まれるので、ネットワークを築く上では最高の環境ですね。

これからの目標や夢について教えてください。

これまで経験したことのない土地で仕事をしてみたい。もっと自分のネットワークを広げられると思いますし、プライベートな時間も含めてその土地について理解を深めたり、楽しんだりする機会が生まれるのではないかという期待もあります。ちなみに場所としては北海道か九州だとうれしいですね（笑）。 また、将来的に総務以外の仕事も経験してみたいですね。学生時代にかじっていた営業の仕事にも興味がありますし、若い人を育てる教育の仕事も悪くない。これまでに培ってきた知識を、他方面でも活かすことができればと思っています。

プライベートな時間に楽しんでいることは？

地元が仙台ということで、シーズン中はプロ野球の楽天イーグルスとJリーグのベガルタ仙台の成績が気になります。ベガルタ仙台には、一日も早くJ1に復帰してもらいたいのですが…。 休日は、まだ幼い娘と息子と遊んでいることが多いですね。最近はだいぶいろいろ分かるようになり、コミュニケーションが増えておもしろくなってきました。 それと、最近はまっているのは料理とワイン。最近、家を建てたときも、料理にこだわる自分としては「キッチンはガス」で迷いがなかった（笑）。テレビの某料理番組を観て作った「ナスとひき肉のカレー」は絶品です。家族の記念日などには、よくキッチンに立つんですよ。 ワインについては細かい薀蓄はともかく、飲んでみて自分の好みや料理に合うかを判断基準にしています（笑）。