代表取締役　加藤謙二氏 近畿大学法学部卒業後、「山本光学株式会社」入社。スキー用ゴーグルブランド「SWANS」の営業、レーシングサポート、選手契約、広告、マーケティングに従事。1991年5月に㈱ナビゲートを設立。これまで経験したプロモーションマーケティングの実績経験に、インターネット普及に合わせたWEB制作開発を加え、キャンペーンやプロモーション施策において発生する事務局機能など業務全てを運営するプロモーションビジネスを展開。リアルとネット両方をシームレスに担っている。

ナビゲート設立前後の沿革と業務などを教えてください。

大学卒業後、産業用、スポーツ用、一般眼鏡用のメガネフレーム、ゴーグルなどを製造するメーカー山本光学株式会社に入社し、スキーゴーグルブランド「SWANS」の営業と販売促進に従事しました。 販売促進ではスキー場でのレースで選手をサポートするレーシングサービスから契約、商品企画、広告宣伝、マーケティングなどを担当していて、1年の約半分は出張していましたね(笑)。 もちろん雪上でのイベントなども開催していたんですが、スポーツとは言え、スキーに特化していたので、経験、知識をもっと多くの商材で展開するプロモーションをしたくて1991年に独立しました。 独立当初はイベント企画運営中心でしたが、1995年にwindows95が発売され、一気にインターネットの世界が加速。リアルに加えデジタルであるWEB制作やWEB活用プロモーションへのニーズが高まり、当社もWEBへシフトしていきましたね。 さらに、クライアントがコア業務に集中するために、プロモーションに関わるコア業務以外の作業全てを受託するアウトソーシング業務(事務局など)のニーズも高くなっています。 このように、BtoB領域において、BtoCプロモーション、コミュニケーションをクライアントの右腕としてサポートし、KPIへナビゲートしていく事が当社の主たる業務となっています。

ビジネスポリシーや会社として大切にしている事は何ですか?

当社は下請けという考え方ではなく、クライアントのサポーターと思っています。 当社は100%受託案件ですが、多くのクライアントと単発ではなく10年以上のお付き合いが続いています。 クライアント側で人事異動や退職などの変更があっても、クオリティを維持できるサポートチームとして当社のスタッフが様々な資料データの保管、分析を行っています。 会社のスローガンでもある「一緒懸命」にも表れている様に、一緒に、懸命にクライアントのプロモーション、コミュニケーションに取り組み、120%以上の満足を一緒に得る事を目標にしています。 下請けではなく、サポーターとして良い点、ダメな点を話し合いながら、同じ目線で考え、行動しています。 当社は少人数ですが、完全週休2日制で、実働も1日7時間、さらに残業は無く定時退社が遠慮無く出来るスタイルが出来ています。 もちろん、クライアントの状況や担当者の都合によって納期などで残業対応する事もありますが、短時間で成果を出していくにはパフォーマンスが必要となります。 このために日々スタッフは集中して効率よく仕事をしてくれていますね。 早く的確に仕事を遂行するためにはスキルアップが欠かせません。 やる時はやる、休む時は休むのは当たり前ですが、これを実現するためにスタッフたちは日々の努力と業務時間外での感性や勉強に時間を有効的に使ってくれているからだと思っています。

創業から30年を超えて、今後についてお聞かせいただけますか？

これまではクライアントからの受託業務が100%でしたが、今後は受託業務をベースに、これまで培った経験やデータを自社のコミュニケーションツールメディアとしてのアプリを開発し、ビジネスも展開していきます。 カーボンニュートラル社会環境への変化と当社SDGSへの取り組みの一環として、来る電気自動車化を見据えたEVアプリとなる予定です。 この新しいビジネスへの取り組みが当社ナビゲートの次のステージと捉えており、やる気のある方に加わって頂きたいと思っています。 一緒にワクワクするビジネスをしていきましょう!