広報部 Web戦略課 課長 鈴木 歩 氏 金融系の会社、交通広告の代理店を経てWebマーケティングの代理店に転職。約10年間にわたりWebコンサルタントとしキャリアを積んだ後、2020年8月にアディーレ法律事務所に入所。一メンバーとして入所し、活躍が認められて11月に課長に就任。現在、Web戦略を統括する立場にある。

アディーレ法律事務所への入所の決め手は何ですか。

約10年間、Web広告代理店にいたので、次は事業会社のWeb担当がいいと思い、募集のあったアディーレ法律事務所に転職しました。というのも代理店のコンサルタントは一人で何社も担当し、成果を出しても、やはりどことなく他人事のような感覚があるからです。使命感を持って取り組んでいましたが、次第に、仕事を通じて得た知識や経験を、自分の属している組織、会社のために活かしたいと思うようになりました。 いくつか内定をいただいた中でアディーレを選んだのは、ちょうどWeb戦略に力を入れていくタイミングで、様々なツールも導入し、数々のプロジェクトが立ち上がるところだったからです。その話にとても興味を持ち、ここでやりたいと思い、アディーレへの転職を決めました。

現在の仕事内容を教えてください。

当初は一メンバーとして入所しましたが、2カ月半ほどで課長になりました。課としてのミッションは、大きくは、当社で運用している各リーガルサービスのサイトから収益を上げること。いくつもありますが、今のところメインのサイトは、債務整理、交通事故被害者救済、労働トラブル解決等、ドメイン別に五つあります。このほかにコーポレートサイトがあり、今後は各支店のサイト等も制作する計画です。 各サイトでやっていることは違いますが、大枠ではサイトの改善ということで、サイト自体のリニューアルや、ユーザーの方に使いやすく、見やすくするための細かい改修等を行っています。コーポレートサイトや支店サイトは、ブランディングの向上を目的に展開する計画で、こちらは最近、ようやく着手できたところです。やりたいことは沢山あるのに対して、まだまだ人が足りない状態です。 当事務所がWeb戦略に注力し始めたのが、直近1年余りのこと。今は、とにかく色々トライしている状況です。以前は、TVCMやWebならリスティング広告等、どちらかというとマスに訴えて知名度を上げるフェーズでした。おかげで、今、知名度は随分と上がったのですが、一方でWebは少し遅れてしまっていて、SEO等でも競合の事務所と比べて弱い部分があります。その辺りを、様々な施策を打ちながら改善していきたいと考えています。 今は、全社を挙げて積極的にチャレンジをするフェーズ。『KARTE』や『Tableau』、『Salesforce』等のツールも導入し、アディーレのWebマーケティングを進化させているところです。

やりがいや手応えを感じる点、キャリアの広がり等について教えてください。

いくつもの新しい取り組みやプロジェクトをスタートしているところで、経営層も非常に意欲的です。執務中の雑談から生まれるアイデアも多く、経営層も気軽に会話に加わる等して、そのような活気、楽しさ、やりがいはとてもあると思います。どちらかというと、今は土台を整えている段階で、様々なKPI等の具体的な数字は、これから追求していくことになります。そうなるとまた違った手応えや達成感が得られると思うので、私はそれも楽しみにしています。 キャリアの面でいうと、例えばWebデザイナーなら、他所では主にデザインとコーディングをする役割ですが、当事務所の場合は、マーケティングに携わることもあり、ご自身の志向ややる気次第でキャリアを選べる環境にあります。Webデザイナーがマーケティングの話をしてもいいし、ライター等ほかの職種も同じ。職種の枠にとらわれず、自身の経験や可能性を広げることができます。 また、今は職種別のチーム分けですが、将来的には、サービスサイトごとのチーム編成にすることも考えています。そうなるとますます、ワンチームとして職種の分け隔てなく制作や運用に携わり、KPIの数字も追いながら達成感を得られるようになると思います。やりがい、キャリアの両面でよりいい環境になると考えています。

どのような方に仲間になってほしいですか。これから入る方へのメッセージをお願いします。

バランス感覚が優れている人がいいですね。バランス感覚というのは、例えば自分の主張ばかりせず、かといって人の言うことばかり聞かず、言うべきことは言うけども、上手く協調してやっていけるような方。意欲や探究心はありながら、誠実で柔軟性や社会性に富むような方です。 というのも、結局、人は一人で生きているわけではなく、仕事も一人では完結できないからです。特に当事務所では、部内に留まらず、ほかの事業部や弁護士の先生方とのコミュニケーションも必要になるので、バランス感覚を持ってコミュニケーションを図れる人でないと難しいと思います。また、ユーザーである相談者の方と直接やりとりすることこそありませんが、Webサイトは当事務所とユーザーさんの架け橋になるもの。ユーザーさんの目線も想像できないといけません。そのような点でも、バランス感覚が欲しいところです。 とはいえ、選考のハードルを上げようとしているのではありません。現在いるメンバーはみんな中途採用で、色々なバックグラウンドを持った人が集まっています。これから入る方には、その方自身のこれまでの経験や知識を、存分に発揮していただければいいかなと思っています。実際、発揮できる環境はありますから。新しい力と、今いる人の力が合わさって、事務所全体がより良くなるといいと思います。 アディーレ法律事務所は規模も大きく、年商も何十億という基盤のしっかりした組織ですが、その中で広報部、特にWeb戦略課は、本当に色々なチャレンジができる部署です。大企業の中のスタートアップのような感じで、基盤がありつつ存分にチャレンジできる環境というのは、得難いものではないかと思います。経営層も非常に意欲的。率先してマーケティングの本を読んで勉強し、僕らとも雑談ベースで色々な話をします。風通しは本当にいい会社です。 また、僕も含めて課のメンバーはこの1年間に参画した人が多いので、このタイミングでの入所は馴染みやすいと思います。是非一緒に新しい組織をつくり、チャレンジをしていきましょう。