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株式会社 ゲームトレードのインタビュー

株式会社 ゲームトレード

ゲームを楽しみ続けられるライフスタイルを提供する

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代表取締役 額賀 勝輝

東京で「刺激的な時間」を過ごして...

― 本日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介と起業までの経緯をお伺いしたいです。

ゲームトレード代表の額賀です。1994年生まれで千葉県出身です笑 起業の経緯となると、話は学生時代の頃に遡るかなと思います。「ゲームが好きになり情報工学へ進む」「スタートアップ(カウモ)との出会い」「周りの人達からの支え」などが大きな要因です。

子供の頃からハードウェア(モノ)が好きで、PCの設定などを自分でいじったり、自分で考えたゲームシナリオを"闇のノート(笑)"に書き溜めたりしてました。そういった中で、理系科目が得意だったということもあり「ゲームを作るような道に進む」と自然に思っていました。

とはいえ、高校は進学校でもなく勉強もしてなくて... 部活が終わった夏頃から猛勉強を始めました。結果的に段々と学ぶことも好きになり夢中になって続けた結果、茨城大学の情報工学系へ進学することになりました。


ー なるほど。その進学先での出会いがITスタートアップで働くことにつながっていくんですね。

実は大学1年の頃は水戸キャンパスで本当にそのようなことには触れられてなくて...笑 初めてITやスタートアップを知ったのは大学2年になって日立キャンパスに移ったころ「学生でもプログラミングを使ってお金を稼げる」ということを友達伝いに知ったことがきっかけです。

当時、授業やそれ以外の時間でもプログラミングに夢中になっていて「これが仕事になる世界線幸せだな」と思っていたこともあり、学生でも働ける場所があるということに大変驚きました。友だちの紹介で遊びに行って、雰囲気もいいし「やらない理由がない」と思い、夏頃から始めました。

そこ(ユニキャスト)で1年ほど色々な案件に関わらせていただいていて、そういったなかで「自社サービスに携わりたい」「東京に出てみたい笑」という思いを持ってSNSを調べていたところ、「一番イケてる若手スタートアップ"カウモ"」みたいなツイートを見つけました。


ー おー!そこで当時のカウモ社と出会うんですね!

はい、そこでまずは夏休みだけフルタイムで働いて、 「本当に刺激的な時間」を過ごせたなと感じました。同年代の仲間と「もの凄く高い視座」将来のことや仕事のことを話したりできたことが本当に楽しくて...

夏休み期間中に1つチームを任せてもらえて、その責任感もあり大学どうにかならないかなと考えていたところ、当時だからこそできるような働き方をして...笑 結果的に、カウモを続ける事になりました。その間に就職活動もあったので、サマーインターンにも参加したりしていましたね。

ちょうどこのころ「就職8:起業2」くらいで、起業をしたいという気持ちが芽生えてきたなと思います。とはいえ、8割就職するつもりだったのでサマーインターンから本選考に進ませていただいている会社もありました。

周りの人の支えで、在学中に起業させてもらえた

― そこから少しずつ起業へと気持ちが傾いていくわけですね。

「エンジニアとして自分が創ったものをいつかは多くの人に使ってもらいたい」と思っていて... とはいえ、「5年くらいは社会のことを知って、仲間を見つけて起業だ!」と考えていました。けれど、カウモは何もない中で若い人が起業して、どんどん活躍していました。

そんな中でも会社が伸ばせているという事実を見たなかで、長い時間軸で考えるなら「経営者として成長し続ける」というのが大事で、だとしたら「いま、はじめる」というのが重要だなと考えるようになりました。

とはいえ、踏ん切れない気持ちもあって... そんなとき内定先の人事の方が「失敗したら戻ってくればいいよ」「新卒だからじゃなくて、お前と働きたいから内定出してるんだ」と言ってもらえたんです。そういった言葉に背中を教えてもらえた部分もありますね。


ー なるほど。素敵な話ですね。

そんなこともあり「いまやりたい!」という気持ちがより強くなってきたことで、「大学を辞めて、起業したい」と考えるようになりました。すると今度は親と意見が揃わなくて... 大学を卒業してからやるのでも遅くないだろうと。

そんなときに大学の教授から「起業して創ったプロダクトを卒論としてまとめたらいいよ」「退学しなくてもいいから、思う存分やりなさい」と言ってもらえて、在学中の2016年8月にスタートすることができました。

起業を実際にするまでには自分の中で凄く葛藤もあって「大学を卒業して就職するのも悪くない」「起業して失敗したらどうしよう」と揺れていて... こういったときに「周りの大人が後押ししてくれたのは大きいな」と思います。


ー ぬっかさんらしいお話ですね。そこから、どのように会社をスタートしていったのでしょうか。

最初は人に聞いたり本を読んだりして、事前にリサーチを進めました。学生起業ということもあって、社会人と戦える「スキル」「経験」「繋がり」などがなくてもNo.1になれることは重要だなと考えました。

また、調べていく中で多くの人が「続けることが大変」と言っていることに気づきました。確かに「もう少し続けていれば」「続ければチャンスがあった」ということってすごく多いなとも思って... そういう「続ける大変さ」を乗り越えられるものを選びたいなと思いました。

さらに当時(2016年)、学生起業から3年ほどで10億円前後の会社売却をしている事例がトラックレコードとして出てきた時期でした。だったら自分もまずはそこを目指そうと思い、3年で会社価値10億円というのを一つの目安にしました。

「ゲームを通して価値が生まれる」世界線

ー その辺りから決めるのもぬっかさんらしいです笑 そこからどのように、ゲームトレードへと辿り着くのでしょうか。

先程も話した中での「自分にとって、苦しくなっても続けられることって何だろう」と考えた時に思いついたのが「ゲーム」でした。とはいえ、いきなりゲームトレードを始めたわけではなくて... 最初に考えたのは「コンシューマーゲームの借り放題」サービスでした。

とはいえ、2ヶ月くらい作っていて「売上が立つビジョン」が見えなくなって... このサービスを考えるにあたってウォッチしていた会社のサービスもうまくいってなくて... 結局このサービスは取りやめて0から考えることにしました。

そんなときTwitterを眺めていると、もの凄く沢山の「ゲームアカウント」が売買されているのを見つけました。そのときすごく「心が踊った」のを今でも覚えています。小学生の頃、自分の居場所だったオンラインゲーム上で、ユーザー間のアイテム売買やレベル上げを手伝っていたな、と。


ー なるほど。

小学生の頃って人に何かしてもらうのが当たりまえだし、個人としては学校が嫌で不登校の時期もあって... そんなときに「人に何かをして喜んでもらえる」という体験が当時すごく嬉しかったんです。

そういったことはオフラインでも当時起きていて、ゲームセンターで友達の手伝いをしたり、メダルを分けてあげたりしていました。こういった、ゲームを通して価値が生まれるというのが自分にとって大きな原体験でした。

技術も進化してVRなども生まれて、よりコンテンツがリッチになっていく世界の中で「ゲームを通して価値が生まれる」というのが当たり前になっていくとすごく素敵な世界になる、自分がその世界を創るところに寄与したい。そう思い、ゲームトレードをスタートしました。


ー そうだったんですね!!!実際にリリースしてからはいかがでしたか?

リリースしてから1週間くらいでGMVが10万円になったんです。とはいえ、6万円の取引が1件あったのであれですが...笑 なので最初から手応えはあったのですが、そこから積み上げていくのはなかなか大変でしたね。

当時はお金がなかったので「どうしたらお金をかけずにヒトを集めてこれるのだろう」と考えて、SNSに沢山投稿をしたり、ポケモンの着ぐるみをきて歩いてみたり、自分でゲームを頑張って良いアカウントを作ってみたり... 本当にいろんなことをしたと思います笑

また、お金がない中でも大事にしたかったのは「公平なプラットフォーム」にすることです。短期的な売上を目指すのであれば業者を優遇するのが良いのですが、元々が業者中心の市場で、それをユーザーもゲームパブリッシャーも望んでいなかったんです。なので「C2C」にこだわって"誠実に"進めていきました。

「本当に大切なもの」を自分に問いかける

ー 当時お金がないとのお話でしたが、どのようなものを大事にしていったのか。考え方的な部分を特にお伺いしたいです。

今もですが「圧倒的コスト意識」を大事にしていました。短期的にはすごく自分は心配性なのもありますが、投資家にも誠実にいたいというのがありました。今後、資金調達していくときもちゃんと投資家に利益がでて、納得できる数字を持っていきたかったというのが前提にあります。

だからこそ「等身大」で進めることを大事に、「背伸びはしない」で経営・サービス運営をしてきました。もちろん「大きく見せる」ことで成功することもありますが、多くの会社はその反動に耐えきれずに倒れてしまったりすることもあるわけで...

信頼は一度失ってしまうと後から巻き返すのが本当に大変なものです。だからこそ、等身大を続けて関係者と足並みを揃えておくことが、みんなにとってもいいなと考えて「等身大」というのは今でも大事にしています。


ー なるほど。

また、お金以外でいうと「会社関係者」「家族」「わずかな友人」を残して、その他のものは失ってもいいぞという気持ちでやっていました。この3つさえあれば、1日100円しか使えなくなっても幸せになれるんじゃないかなと思って。

もしも、全力で頑張った結果として「会社が失敗」してしまったとしても自分はヒトとして困らないが、大切なヒトとの関係性は失ってしまうと幸せじゃなくなってしまうと考えました。なので、これらを大切にしながらお金を節約していました。

Slackなども課金せず、役員報酬ももらわずに働いて... そのうちに、何日か帰らなければ交通費が浮くからもう少し食費に使えて生活水準上がるじゃん!というようなことに喜んだり... そんな創業初期を過ごしていました笑


ー そんななかで、当時印象的だったことや嬉しかったことを教えてください。

やはり、「1番最初のCVが生まれた瞬間」は嬉しかったですね。ユニキャスト時代はクライアントワークで、カウモはメディアだったので広告売上ということもあり... 自分が作ったサービスを直接お客さんが使ってくれて、価値が生まれたのが嬉しかったです。

あとは「自分たちのオフィスを構えた瞬間」も印象に残っています。過去にカウモで自分が体験してきた熱狂を作り出せるなと感じました。また、当時はシェアオフィスだったので、自分たちの居場所で仕事ができることにも喜びを感じましたね笑

他にも色々あるのですが、当時印象的だったのはそのあたりですね。


ー ありがとうございます。最後に、額賀さんが今後会社やサービスを進めるにあたって一緒に働きたい人を教えてください。

創業初期からですが「人生における変化量が大きい人」と一緒に働いていきたいと思っています。普通に生きていると、どうしても小中高とレールに乗って進学し、就職活動をして、一生を終えていくヒトが多いです。

そんななかで「自分はこのままでいいのか?」と考えて、行動を起こせるようなヒトは今の会社にも多いですし、今後も仲間になってほしいです。そして、小さな変化でも良いので変化し続けるというのが大事だと思っています

自分自身を成長させるという点でもそうですし、サービスや市場を変えていくというのも大事です。是非、会社を更に変化させていって欲しいですし、そういう場所であり続けたいですね。


―ありがとうございました!

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