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勤務地

年収
インタビュー画像代表取締役社長・森川 亮氏 1989 年筑波大学卒業。日本テレビ放送網株式会社、ソニー株式会社を経て、2003 年ハンゲームジャパン株式会社(現LINE株式会社)に入社、2007年に代表取締役社長に就任。2015年 3 月に同社代表取締役社長を退任し、同年 4 月に代表取締役社長としてC Channel株式会社を設立した。

LINEの社長を退任し、C Channelを創業された理由をお聞かせ下さい

LINEがグローバル企業に成長し、世界の人たちと一緒に仕事をする中で、「日本人がもっと元気になる事業をしたい」と感じたことが、C Channelを創業したきっかけです。昨今の日本のメディアには、批判的なものや、人を過剰に叩くものなど、ネガティブな発信が多くみられます。その流れを変えるために、自分に何かできることはないかと考えた結果、C Channelというメディアを立ち上げました。 起業の際には、教育事業や医療福祉事業など、社会の問題に直接関わる事業に挑戦したい気持ちもありましたが、自分にできることを考えた結果、女性を元気にするためのメディアを立ち上げようと決めました。世の中の消費の8割は女性が購買決定権を持っているといわれ、転職の世界でも「嫁ブロック」という言葉があるように、日本の未来は女性が決めているといっても過言ではありません。ポジティブな情報で女性を輝かせることが、日本を元気にするひとつの入り口になればいいなと思っています。

C Channelが日本最大級の女性向け動画メディアに成長したいま、次の目標は

5Gの運用開始を追い風に、動画コンテンツの需要は今後、急速に伸びると予測されます。それと同時に、個人からの情報発信が、企業やメディア以上に大きな影響力を持つようになるでしょう。弊社は2020年12月に「誰もが自分らしく輝ける機会を創る」という新たなビジョンを打ち出しました。情報を発信する立場から、個人の情報発信をサポートする立場へとシフトして、誰もがインフルエンサーやクリエイター、ソーシャルバイヤーとして輝き出せるプラットフォームを提供する計画です。 近い将来、AI革命が起きて多くの仕事がなくなるといわれています。例えば、ECの台頭で店頭における販売や接客の仕事は既に減っていますが、弊社では、仕事の場を失った販売員の方がインフルエンサーやソーシャルバイヤーとなってオンラインで活躍できるようなステージを作れたらいいなと思っています。技術の力で人の居場所をどう作るか、というところに挑戦したいですね。

一緒に働く社員の方には、どのようなことを期待されていますか

採用で私が一番大切にしているのは、変化を一緒に楽しめるかどうかという点です。経験や技術も大切ですが、激しく変化する時代の中、自分を守っているばかりでは古くなってしまう一方なので、この先、自分をどれだけアップデートできるかというところが重要だと考えています。バージョン1から1.1や1.2に微調整するのではなく、バージョン3やバージョン5まで進化できる人と一緒に仕事がしたいと思います。 もうひとつ重視していることは、チームを大事にできるかどうかという点です。アフリカのことわざで「早く行くなら一人で行け、遠くへ行くなら仲間と行け」という言葉があります。私たちはいま、大きなミッションを目指して遠くへ行こうとしていますので、仲間が非常に重要だと思っています。採用に時間をかけるのは、それだけ真剣だからです。長く一緒に歩める方と出会えるように、慎重に、時間をかけて選考を進めたいと思います。

数々の事業を成功に導いた、極意があれば教えて下さい

新しい事業をやり遂げるためには、なるべく早い時期に小さな失敗を重ねることが不可欠です。イメージ的には、初めて自転車に乗るときの練習と同じですね。大きな事故を起こさないように気を付けながら、ちょっとずつ何度も転んでいるうちに、ふと乗れる瞬間が来るのです。 私たちは、新しいことへの挑戦を失敗と呼ばずに、テストと呼んでいます。テストをいくつも重ねてこそ、成長パターンを見つけることができますし、その過程を乗り越えた組織や事業は、すごく強いものだと思います。 会社でも人生でも、一度も転んだことのない人が大成功するのは難しい。宝くじが当たっても幸せになれる人が少ないように、たまたま上手くいったことでは成長できないし、幸せにもなれません。七転び八起きという言葉があるように、何度も転び、何度も立ち上がってゴールを目指し続けた人だけが、成功にたどり着けるのだと思います。

転職を考えている方たちに、メッセージをお願いします

キャリアというと皆さんは、一本道をイメージされるかもしれませんが、私はもともとエンジニアで、そこから事業開発をして、社長や副社長もやりました。学生時代はジャズドラムにのめり込み、ミュージシャンとして成功することだけを目指していた時期もあります。一本の道を真っ直ぐに進んできたわけではありませんが、いろんな経験をしたからこそ、見えてきたものがあると思っています。 私は、人と技術の力で笑顔を作り、世界を元気にするために、この会社を立ち上げました。そのミッションを達成するためならば、事業の形や仕事のやり方をどんどん変えて、前に進み続けたいと思っています。 弊社がいま求めているのは、ミッションやビジョンを共有し、その実現に向けて一緒に変わり続けられる人材です。弊社には、最先端の技術と、最先端のビジネスを創り出す力があります。5G時代のソーシャル・マーケティングカンパニーとして、一緒に世界を変えていける仲間に出会えることを、楽しみにしています。

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