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インタビュー画像代表取締役社長 横山裕一氏 最初はゲーム開発を志すも就職が叶わず、飲食店をはじめ様々なアルバイトをしながら、インディーズサークルでゲーム制作に参加。そこから徐々にゲーム業界に足掛かりができ、アミューズメントメディア総合学院ゲーム学科の講師を務めることに。講師仲間だった木村信行氏とゲーム制作を手がけるようになり、1999年に2人でアールフォース・エンターテインメントを創業した。

ゲームをつくりたくて堪らず、アルバイトの傍らゲームを制作し、業界への扉を自ら開けたとお聞きしました。

そうですね、とにかくゲームを創りたかったです。 その原動力は、お客様を喜ばせたいという気持ちです。 アルバイト時代に働いていた喫茶店は結構忙しいお店で10~20回転していました。それでも相手できるのは1日1000人が限界です。 しかし、ゲームですと数万、場合によっては数千万、数億人のお客様を相手にすることができる。そこに可能性を感じていました。 運の良さも味方に付け、ゲーム会社を立ち上げて20年になりましたが、今も飲食のスタッフのような気持ちでゲームと会社を創っています。 レストランって、料理だけが商品ではないんです。 よく言いますよね「何を食べるか」ではなく、「誰と食べるか」が重要だって。 つまり、レストランでの素晴らしい体験というのは、食事に加え 雰囲気やスタッフの気遣い、そしてお客様同士の関係や会話などが一体となって完成するものなのです。 つまりお客様もチームの一員なんですね。 ゲーム制作も同じ、社員は言わばコック役の人もいるし、ウェイター役もバーテンダー役もいる。皆でお客様に最高の体験を届けようとしている。そのような感じで、僕はこの会社を運営をしています。

最終目的は、「いかにお客様を楽しませるか」なのですね。

そうです。創るのが目的ではありません。 勿論クリエーターですから、自分の創りたいゲームがあって制作をしていると思います。 でも、アールフォースではまずお客様の事を考えて下さいと、そういう考え方です。 自分のために行動するか、他人のために行動するか、つまり利己的か利他的か、という話があります。僕は結局、両方とも自分が嬉しいから動くのは間違いないよね、とも思っています。 利己的とは、自分が楽しむために、自分が嬉しいから行動する。でも利他的行動だって、他人が楽しんでくれると自分が気持ちいいからそう考えられるんです。 でもね、人間って自分が楽しいだけでは、そのうち満足しきれなくなんですよ。 お客様が自分達の創ったエンターテインメントに熱狂してくれている、と言うことを肌で感じるとね、本当にえも言われぬほどの喜びがあるんですよ。 ですから、胸を張ってお客様の為にゲームを創っていると、思って頂きたいです。 もう一つは、僕らは娯楽を創っているわけですが、娯楽というものは、のめり込んでくれるけれども、飽きるのもまぁ残酷なことに一瞬です。コンペキターも多いですし、衣食住と比べると決して必要なものではありません。 お客様に「いらないよ」と思われる恐怖感は常に持っています。それを払拭するには媚びることなくお客様を見続け、常にお客様の面白いの半歩先を提案しなければならないと、そう思っています。 では、実際我々が、どのようにしてゲーム制作をしているか、と言うことですが、ユーザーストーリードリブン、つまりお客様がどのような気持ちで、どのような物語を感じてくれるのか、をまず考えましょうという形です。 ゲームに限らずどんな商品やサービスでも、お客様は、その商品がほしくて買っているわけではありません。その商品によって満たされる欲望、欲求、その商品の世界観の為に購入するわけです。 ですから、僕らはお客様の欲望、欲求がどこにあるかを考え、提案することを重要視しています。

「こういうゲーム創りたい」という構想はありますか。

いっぱいありますよ! 僕個人的には、リアルタイムのアクション要素を持ったシミュレーションRPGをもう22年ぐらい前から創りたい! でも、今は会社を創ることが優先です。 また、新しい技術にもチャレンジしたいです。 会社では今、研究開発チームが、目の動きでスマートフォンをコントロールするテクノロジーを開発しています。それをどう世の中に出そうかと考え中ですね。 体の不自由な方たちにゲームを楽しんで頂きたいし、ゲームに限らず、例えば料理中などで手がふさがっていても、目で操作できるようなインタフェースって便利ですよね。 街角の動画広告と連係させてもおもしろそうです。いろいろな可能性を感じています。 去年は、売上の10%を研究開発に投資しています。この規模の会社ではあまりないと思います。 でもねすぐに儲かる、儲からないではなく、そのような将来を見据えた研究をやっていかないことには、将来は振り向いてくれないと思っています。 研究をしたいという人も、ぜひ当社に興味を持って頂ければと思います。

社長の考える、ワクワクするような未来像も教えてください。

近い将来、きっとテクノロジーによって、皆がテレパシーで会話ができる時代が来るはずです。ですのでね、テレパシーで遊ぶゲームをそろそろ考えないといけないなと。 テレパシーと言っても超能力ではなく、脳波をトリガーとして何かをコントロールする仕組みです。 既に今も、声でカーテンが開けられる時代です。丁度20年程前にiMODEが産まれました。次の20年はもっと早く時代が進むと思うんですよね。 そしてゲームは、ユーザーとの距離が変わると遊び自体が変わってくるわけです。 距離が近くなるほど、エントリーバリアが下がってくる。例えば日本に関して言えば、最近は家庭用ゲーム機で遊ぶ人が減り、一方で、スマートフォンでゲームをする人が圧倒的に増えています。というのも、ゲーム機で遊ぶにはまずテレビをつけないといけない。で、コントローラーを取ってゲーム機の電源を入れて、タイトル画面を見て、やっと遊べる。もちろん、そのプロセスから得られる没入感やゲーム体験はあるのです。準備が複雑なほど、のめり込みますからね。 一方で、スマートフォンはカジュアルなので、特別感こそ負けるけれども、いつでもすぐに遊べるから、自然と触れる頻度が増えます。そうなるとユーザーのライフスタイルにゲームが自然と取り込まれます。 で、スマートフォンでぐっと距離は近づきましたが、まだゼロではない。これをゼロにするのが脳波だと、僕は思ってます。脳波で遊ぶゲームとは、つまり自分のなかで勝手に脳内麻薬を分泌できるんですよ。恐ろしさもありますが、感情すらもコントロールできるかもしれません。 すべてのテクノロジーは諸刃の剣だということは忘れないようにしなければなりませんが。 あと、ドライバーすらも車のなかでゲームをする時代は、すぐ近くまで来ています。運転する必要がなくなるので、その時間を、映画やテレビもいいけども、せっかく車の中に4人、5人といるなら、みんなで遊べるゲームがあればとても面白いんじゃないでしょうか。車で位置ゲームとかね。移動が苦ではなくなります。 このように考えばそれだけ多くの可能性を見つけることができます、ゲームというかエンターテインメントは、まだ開拓し尽くされていません。

最後に、これから御社を目指す人、仲間になる人へのメッセージをお願いします。

まず、アールフォース・エンターテインメントという会社、そして我々のエンターテインメント制作に向けた思いを知ってほしい。 もちろん能力も重要ですが、まずは志を持っている人に来てほしいです。僕らは「お客様の人生を変えるエンターテインメントを創造する」と謳っています。僕も小さい頃にゲームで遊び、そこから大切な何かを受取ったからこの業界に入りたいと思った。 モノ創りをするならば、お客様の人生を変えたいじゃないですか。 ですが、その目的を達成するには、今の組織ではまだまだ足りません。もっと仲間が必要ですし、これから来る方達と一緒に会社を創っていきたい。だから、「社員みんなのためになりたい」とか「お客様のためになりたい」とか、そういうことで自分が楽しめる、そんな人に仲間になって欲しい。

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