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インタビュー画像代表取締役 田村直己氏 1983年生。兵庫県出身。同志社大学文学部英文科卒。 新卒でコンサルティング会社入社。全国の企業に対しダイレクトマーケティングによる新規顧客獲得支援を行う。 2011年に独立しラーメン業界に特化したメディア事業を立ち上げ、開店支援、採用支援に従事。著書『勝ち組ラーメン』はAmazon書籍ランキング外食産業部門1位を獲得。 2019年5月ワールドブリッチャー株式会社を設立。2020年2月『Goooma』リリース。

本格的な採用を始めたところだと思いますが、求職者の方にお伝えしたいことはありますか?

グローバル展開は絶対に実現したいと考えています。『Goooma』はAWSのトランスケータという自動翻訳を使っているので言葉の障壁はクリアされます。そうなれば世界中の国と地域に適用可能なプラットフォームになるはずです。 あとはトランザクション処理でマッチングしていくだけなので、グローバル展開は難しいとは思っていません。これからは国家や国境の概念がなくなっていくと思いますので、むしろ必然だと思っています。 Uberが世界展開しているように、ゆくゆくは世界にも挑戦していきたいですね。

昔から起業は考えていたのでしょうか?

いいえ。栗林の影響です。彼は大学を卒業して就職したコンサルティング会社の1年先輩で、先に独立・起業して成功していました。 私がコンサルティング会社に就職したのは、知識や技術で稼げるようにしておかないと生き残れないと思ったからです。コンサルティングや投資ファンドばかり受けていて、たまたま受かったコンサルティングファームに入社しました。 仕事はマジで毎日面白かったです。自分で稼げるようにならなければいけない世界なのでずっと学び続けなければいけない。知的好奇心が満たされていく感覚がありました。ただ、5年ぐらいで飽き始めました。 一方、栗林とは彼が会社を辞めてからも年に2回ほど一緒に食事する機会がありました。決まって「自分でやらな阿呆やで」といった話をされていたのですが、サラリーマン生活は楽しかったので、最初はその意味がわかりませんでした。しかし5年経って仕事や会社に飽きてきた時に、栗林に言われていることがわかったような気がしました。それで「1回やってみようかな」と思って起業を決意しました。 ラーメン業界に特化したメディア事業で起業したのも、栗林のアドバイスがあったからです。最初は小瓶にパウダーを入れて調味料通販をしようと思っていたのですが、在庫を抱える商売は絶対にやめておけと強く止められました。それで無在庫で利益率が高いビジネスとなると、広告が一番良い。調べて見るとリーマンショック以降、不動産や製造業、飲食など軒並みマーケットが縮小している中で、ラーメン産業だけがマーケットが落ちなかった。ラーメンは世の中が不景気になるとむしろ景気が良くなる業界なのです。それで栗林に相談して、これなら行けそうだということになって、スタートしました。

外国を意識し始めたのはいつ頃からでしょうか?

大学生の時にロサンゼルスに1ヶ月ぐらい滞在したのが最初です。外国に興味を持ち始めたのは、育ったのが都市部から外れた地域で、なおかつ母親が教師だったからじゃないかと思っています。非常に型にはめようとするなかなかパンチの効いた母で、当時は今では考えられないほどのなかなかの教育でした。それに対する反発もあったと思います。笑 それで20歳ぐらいでロスに行ってみたら、銀行員が真っ赤なスーツを着てドレッドヘアで仕事をしていた。そういう多様なノリと衝撃的な光景を沢山見て帰ってきて、就職活動の時期になると髭を剃れとか言われる。それに何の意味があるのかなと思いました。髭で決められる人生ってすごいと思いませんか。笑 現在の日本での外国人留学生に対する反応にも、それと同じ理不尽さを感じます。ラーメン店の求人サービスをしていた時に、「ネパール人はちょっと・・・」と言われたことがありましたが、その意味がわかりませんでした。リクルートスーツなら受かるのに、金髪なら受からないのと一緒で、ネパール人は・・・、日本人なら良いと言う。この不合理な理不尽さは今でも理解不能です。もっとダイバーシティーを受け入れないと。 しかし世の中は変わります。いつまでも今のままではだめだと思いますし、実際にそのラーメンの求人サービスをやっている時に、その変わりゆく世の中を実感しました。むしろ率先して外国人材の採用に力を入れているお店は店舗展開をしっかりできている。それが『Goooma』の着想に繋がりました。

採用する側も困り始めているのですね…

そういう採用しかして来なかった結果、日本人のバイトがいなくなったから店を潰さざるを得ない店が沢山あります。これが一番大きな課題です。ミスマッチング以前の問題です。このような現象がこの1年半ぐらい前から起こり始めています。 日本人の労働人口が40年で3000万人減ると言われている一方で、在日外国人の数は増えているわけです。ただ留学生や在日外国人に対する考え方は、日本の企業や店舗はまあまあ保守的ですし、どうして良いかわからない。外国人と言うと、不良外国人みたいな偏ったイメージを多くの人が持っている。 実際には、日本人と何も代わりません。しかも外国人は一度採用されるとなかなか辞めないケールが多いんです。ビザの問題があるから辞められないという事情もありますし、アルバイトから社員にまで昇格したいという意欲を持った若者が多いのです。日本の若者は面接をドタキャンすることが問題になっていますが、私が関わった外国人でそういう話を聞いたことはないんです。 そういった熱意を持った外国人の生活を支援していきたいという想いで『Goooma』を立ち上げましたが、企業側も、外国人の方が定着するし、一生懸命働くという事実に気付き始めています。だって普通に考えてみるとわかるんです。僕たち日本人がどうにか海外で仕事をして生活していこうとするなら、ガチで仕事を探すし、辞めないし、頑張りますよね。それと同じだと思います。 実際、外国人労働者の割合は統計上伸びていて、その事実と符合するかのように、採用も決まっていきました。今後、日本で求人する際に外国人は外せなくなると思います。それは『Goooma』だけではなく、社会全体としてそうなっていく。大きな方向性として間違いないと思っています。

自撮り動画を使った採用をアルバイト採用以外に広げるお考えはありませんか?

いずれはそうなると思っています。2014年ぐらいから、ゴールドマンサックスやハーバード、IBMといったアメリカを代表する大手企業では、自撮り動画で応募して企業側が採用する“セルフィー採用”が浸透し始めています。むしろ履歴書を排除しろ、パーソナリティを大事にしろという内容の論文まで出ています。 アメリカで主流になったことが日本には10年遅れで入ってくると言われますので、我々は4年先取りしてやっていることになります。『Goooma』を続けていたら、そこに日本人も入ってくる時が来るでしょう。栗林とは、そうなった時に改めてイノベーティブなサービスを考えようと話合っています。 今後の日本の採用市場ではシルバー層の扱いが課題になると考えています。情報の非対称性は、シルバー層の意識と企業側の意識にも起きている現象です。実際、私の母親が70歳ぐらいですが、今もなお働いているし、なんだかんだまだまだ働きたい風味満載で、実際にそう言っています。そういう熱意を持った人は、積極的に自撮りして「私はまだまだ働けるんじゃぁ」、「わしの今までの知恵を活用してくれぇ~」という感じでセルフィー応募するはずです。シルバー層を含め、日本人でも自撮り動画を送ってアピールするシチュエーションが将来的に出てくるのではないかと思います。

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