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年収
インタビュー画像Founder/CEO 菊池 諒氏

ご略歴をお教えください。

2008年にフォントメーカーのモリサワに入社しました。フォントの販売や新規事業部門に従事した後、米国の美術大学への留学を経て、新規事業部門を立ち上げました。2019年10月に米国法人と日本法人を設立し、その代表に就任しました。 学生時代にテニススクールでインストラクターをしていました。お揃いのチームウェアをつくることになり、スポーツショップに行ったのですが、どこも同じような魅力を感じないフォントしかなかったのです。 そこで、自分で米国のサイトからフォントを探し、デザインと共に指定してつくってもらったところ、「カッコいい!」と言われてその店頭に飾ってもらうことに。 この時、デザインのスキルがないのにクオリティが格段に良くなるフォント、という存在の虜になり、毎日のように海外のフォントサイトを眺めるようになりました。 就活の際、面接で興味関心のあることとしてフォントの話をすると、なんとMacintoshのアップル社をはじめ3社から「モリサワに行った方がいい」と勧められたのです。そこで初めてモリサワという会社を認識し、モリサワを受けて経緯を話すと内定を出してもらえました。 入社後、フォントだけでなくデザイン環境全体に必要なサービスを提供する部隊に配属され、全ての目標を達成して最優秀新人賞を受賞し、その後も一度も目標を外すことなく、モリサワに在籍した10年間で目標未達が一度もないのは私だけでした。 そのおかげか、経営層に信頼されるようになり、3年目には社長から「君のために海外研修制度を作ったんだけど行ってくれるよね」と、“美大のハーバード”と称されるRhode Island School of Designという美術大学へ海外留学に出してもらえることになりました。 その大学の学長であるジョン・マエダ氏と常務が親しい関係にあり、学長と共に特別なプログラムを組み立て、グラフィックデザインとデジタルメディアの大学院にて研究を行いました。 その頃からモリサワは海外展開を模索し始め、私に海外事業のための情報収集やネットワーク形成を期待してのことでした。 しかし、名門美術大学への入学は英語の制約があり、当初TOEICが285点しか無かった私はその日のうちに英会話スクールを申し込んだのですが、やはり間に合わず、結果的に英語の学習を日本で行った後、Rhode Island School of Designに留学します。 留学中は、“Typography for the Next Generation”というテーマで研究を行い、新しいデバイスすら創り始めるようなアートの概念を集中的に取り組み、高く評価してもらえました。 卒業制作の発表の場にて、当時のジョン・マエダ学長から「一人の人間は、世界を変えられる。君はその一人になったんだよ」と言ってもらえたことが、自分のためでなく、世界をより良いものに変える使命感を持つ契機になりました。 そして、帰国後には、0から1を創るアートの概念のみでなく、それをスケールさせる方法を学ぶべく、ビジネススクールにてイノベーションとentrepreneurについて学び、フランスにも短期留学を行うなどしてMBAを取得しました。 2017年に新規事業部門として「MORISAWA BRAND NEW Lab」を設立し、昨年10月に現在の『ZeBrand』を立ち上げたというのが経緯です。日本では、渋谷スクランブルスクエアに、米国では、ニューヨークのマンハッタンにオフィスを構えています。

組織運営を行う中で、最も心掛けていることはどういったことでしょうか?

私たちの掲げるブランドパーパスであるBrand your wayや、5つのコアバリュー 「We add value / 新しい価値を提供する」 「We are one family/ 仲間を思いやる心、自分よりも相手を大事に思う」 「We have fun / 楽しめることをやる、楽しみながらやる」 「We learn from failure / 挑戦し続け失敗から学ぶ、失敗を恐れない」 「We keep growing / 成長し続ける、より厳しい道を選ぶ」 を常にあらゆる活動の中心においています。 また、新たなメンバーを迎える際には、このコアバリューを皆で見直すなど、デザインのオートメーション化のみでなく、カルチャー形成すらも支援するZeBrandを扱う企業として、何よりも重視しています。 また、ストレングスファインダー(オンラインの才能診断ツール)をメンバーや関係者含めて皆にやってもらったところ、コアメンバー全員のTOP5に皆、相手に応じて接し方を変えることが得意という『個別化』という結果が出ました。 全員が全員に対し、相手に応じてカスタマイズしてコミュニケーションを取る能力があると分かったのです。且つ、皆が自分らしさを発揮し、そのらしさを互いに認め合えることをBrand your wayに込めているので、まさしく私たちらしい特性だと感じました。 自分のことよりも、どうすれば相手がよりモチベーションを高められるか、気持ち良く過ごせるかを考えて接している。真のファミリーのように大事にいるのがよく分かりました。まさしく、こういう“一つのチーム”であることを常に重視し、心掛けています。

社員に対して、どういった存在になってほしいかの思いをお聞かせください。

我々は『Brand your way』というブランドパーパスを掲げていますが、それはZeBrandを通じてあらゆる方々に届けるだけでなく、社内のメンバーや関係者に対しても全く同様で、自分らしさを表現し、認められる存在になってほしいと思っています。 2週間毎に30分間の1on1の時間を設け、それぞれの“らしさ”とはどういったことで、それぞれは何を目指しているのか、を常に問うているのはそのためです。 メンバーの自分らしさの追求や人生を懸けて何を成し遂げたいか、ということを、何よりも大切に考えているので、それらを何よりも優先していただき、その上でZeBrandを通じてその支援ができるであれば、この上なく嬉しいことだと考えています。 まずは、中期目標として5年以内にユニコーン企業(時価総額10億ドル)になることを掲げていますが、それをみんなで達成した後などには、それぞれの強みを活かして自分らしさを活かして新たな価値を築いているのだと想像しています。 メンバーが誰よりも自分らしく、そしていかなる時も信じたビジョンやバリューを大切に突き進んでいることを願っています。

菊池さんの仕事観をお聞かせください。

“ZeBrand=自分自身”と思っています。なので仕事とプライベートの境界が全くなくなってきてしまいました。 今はどんなに頑張っても全てがZeBrandの成長に繋がるので、会社のことだろうがプライベートだろうが何をやっても楽しくて仕方がないという状況です。 ですから、周りから見れば土日も仕事をしていることになるので、メンバーからは「たまには遊んでください!」と怒られるのですが、自分としては何より楽しいことをしているので、どうしようもないという感じですね。 でも、自分たちのブランドパーパスであるBrand your wayを実現していく上においてもビジネスパーソンとして最も理想的な状態なのではないか、とも思っています。これが最も“自分らしい”と認識していますから。

仕事以外の時間では、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

基本的にはオフィスのあるWeWorkか図書館で過ごすことが多いです。 とにかく何を学んでも楽しい時期なので。あとは、人とコミュニケーションを取ることが好きなので、色々な人に会うようにしています。 つい先日も、学生時代に一度だけ一緒にテニスをしたことのある後輩と10年以上ぶりに食事をしました。自分らしさを表現しようと成長を目指して頑張っている人を応援するのが大好きですね。己の欲ではなく「世界をより良く変えたい」と思い、新たなことに真剣に取り組んでいる人も大好きです。 また、経営者として健康の維持も大切だと認識しているので、ZeBrandのメンバーやWeWorkの方々とフットサルをしたり、テニスをしたりしています。

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