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インタビュー画像代表取締役 喜多 庸元氏

喜多さんにとって“仕事”とは?

仕事とは、“生きること”そのものだと思います。そして、“仕える事”と書くとおり、誰かに喜ばれることを行うことでもあります。お金ではない何かの価値を与え、その人の心を動かすこと。そうした行為の集積によって、社会はつくられていると思います。 ですから、義務ではなく好きなことをやれる会社にして、メンバーが生き生きと強みや個性を発揮し、結果的にお客様に喜ばれるようにしていきたいと思います。活躍できない人は、自分が夢中になれるものに巡り合えていないか、巡り合えていてもその結果の届け方を知らないだけだと思います。つまり、誰でも生き生き活躍できる可能性があるということです。

メンバーに対して、どういった存在になってほしいかという思いをお聞かせください。

自分らしい幸せとは何かを自分なりに定義し、それを実現させてほしいと思います。当社のミッションステートメントとして「私たちは、多種多様な人々が生き生きと働く社会の実現に貢献します。」と掲げていますが、そもそも人には優劣があるわけではなく、違いがあるだけだと思います。優劣が生じるのは、何かの基準を設けた場合だけ。その基準における優劣も、誰でも努力によって変えることができ、成長することができます。だからこそ、人には違いがあることを認め合って生きていける人になってほしいですし、幸せになることをあきらめないでほしいと思います。 当社が社員教育に力を入れているのは、生きていく力を高めてほしいからです。例えば、浪費癖があって多重債務を抱えるような生活が幸せであるとは思えませんから、そういうことにならないための教育に取り組んでいるつもりです。そうして身につけた生きる力を土台にして、初めて個性や強みを発揮できると考えます。 また、現実の社会では、荒波に揉まれて生きていくという側面もあります。それに耐えうる力を身につけてもらうために、ある程度の厳しさも必要です。「情けは人の為ならず」なので人には親切にするよう心がけていますが、社員を甘やかせることは社員のためにはならないと考えています。 家計簿をつける、読書をしている、尊敬する人がいるという3点が、人の資質として大事なことだと思っています。

オフタイムの過ごし方をお教えください。

海外旅行でしょうか。東南アジアなどに行って、ホテルでのんびり過ごすことです。けれども、結果的に仕事のアイデアが浮かんでくる(笑)。頭は休まないですね。 もう一つ、勉強することが好きなのですが、最近はインド・ネパール・チベットを巡り、僧侶や大学の先生からメンタリングやメディティエーションなどを学ぶツアーに参加しました。人としてのステージを高めたいとの思いがありますし、学んだことは社員教育にも活用しています。

ご略歴について、お教えください。

中学校の卒業式の日に、友人たちと将来の夢を話していた時、私は「金持ちの社長になりたい」と言って笑われたのです。それで、絶対になってやると決めました。金持ちといっても、好きなだけマンガやファミコンのソフトが買えるようになりたいという中学生の考えることでしたが(笑)。けれどもその決心は変わらず、大学受験は経営学部しか受けなかったこともあり、2浪してようやく近畿大学に入りました。 文系の経営者として差別化したいと考え、関心のあったプログラミング技術を身につけようと、Wスクールとしてコンピュータ系の専門学校にも通います。一方、アルバイトにも夢中になり、結局留年してしまいます。友人にノートを借りて丸写しにするといった無意味な単位取得をするのが嫌で、自分の頭で理解してレポートを書きたいと思ったので、単位を取るのに時間がかかってしまったというわけです。 先に卒業した友人がコンサルティング会社に就職し、担当するクライアントのシステム開発を打診されました。それを契機に、学生時代から個人でシステム開発の仕事を始めたのです(企業詳細タブ参照)。

会社を設立した経緯や想いとは?

個人事業としてクライアントに一定の価値を提供できていたのですが、5年ほど経った頃、あるクライアントから「喜多さんが倒れたら、うちの会社は止まってしまうね」と言われたのです。ハッとしました。「それは良くない、バックアップ体制を整えなければダメだ」と思いました。そこで、仲間を集めるために会社を設立する必要があると考え、2003年4月に当社を設立したのです。 当時は理念も何もなくガムシャラにやるだけでしたが、1つのセクションを複数のメンバーで回していける会社にするために、20~30人の規模にすることをまずは目指しました。その後、2009年に「私たちは、企業とお客様・社員・取引先の関係を活性化して、人にしかできない仕事に取り組める環境づくりに貢献します。」というミッションステートメントを定めて、会社の考え方や方向性を明確にしました。

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