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インタビュー画像スターティアレイズ株式会社 代表取締役社長 古川征且氏(53歳) 医薬品卸の会社にMSとして入社。電気通信系の会社に転職後、株式会社エヌディーテレコム(現:スターティア株式会社)に入社。スターティアラボ株式会社の取締役、スターティア株式会社の取締役、常務執行役員、マーケティング本部長、事業戦略本部長といった役職を経て、2017年、スターティアレイズ株式会社の設立と同時に代表取締役社長に就任。

はじめに、これまでの経歴を教えていただけますか?

高校卒業後、医薬品卸の会社に就職し、4年ほど勤めました。その後、「何か自分を変えたい」という単純な理由から、1年間オーストラリアへワーキングホリデーに行ったんです。そこで出会った日本人たちは、私が知る日本人よりもチャレンジングな人が多くて非常に刺激を受けました。 帰国してからは、当時、まだ新しい業界だった電気通信系の会社に転職しました。通信サービスの営業として働いていたのですが、業界のなかに「独立して起業する」という人がいて、前職の先輩を経由して私も呼ばれたんです。それが、現在、スターティアHDグループの代表を務めている本郷秀之との出会いでした。 実は、先輩に誘われたとき、一度断ったんですが、「会社に遊びに来なよ」と誘われたので行ってみたら、すでに私の名刺ができていたという……(笑)。そのとき、初めて本郷に会って、1時間ほど話して盛り上がり、一緒に働くことを決めました。 本郷は、スターティアを大きくしようという拡大志向があり、かつ明確な未来のビジョンを持っていて、とても尊敬できる人物です。社内のコミュニケーション活性化を図るため、イベントを頻繁に企画するなど、社員の輪をとても大事にしています。私の経営に対する考え方も本郷から学んだことが多いですね。

スターティアにジョイン後は、どのような事業を手掛けてきたのでしょうか?

私のスターティア歴は約25年。 最初の1年は、国際電話サービスやOA機器のセールス。その後、ネットワーク関連事業の立ち上げを任されて、ルーターやサーバーの設置、プロバイダーの取り次ぎなど、営業、技術、サポートまで、すべての業務をひとりでやっていました。そのほかにも、アメリカにサーバーを借りて、ホスティングサービスを5,000社ほどに提供したこともありました。 ただ当時は、経営の知識も経験もなかったので、ストックやサブスクリプションの事業モデルにチャレンジしたものの、人件費だけで赤字が膨らんで潰れそうになった経験も……。このほか、システム障害が起きて、お客様のメールが一週間使えなくなったこともありました。当時でも大事件ですが、今起きたら本当に恐ろしいです(笑)。 こうやって多くの失敗もしてきましたが、スターティアにはたくさんのチャレンジの機会があったので色々なことに挑戦をさせてもらいました。私の性格的に、3年ほど同じことをやっていると飽きてきちゃうというのもあり、公募や挑戦を大事にしているスターティアの文化や考え方は自分に合っていたと思います。 その後も、マーケティング部門を立ち上げて、リスティングやデザイナーといったWEBの知識がある人を採用したり、インサイドセールスをやってみたり、常に新しいことにチャレンジし続けてきた気がします。そして、2017年にスターティアHDグループの新たな事業の柱をつくるミッションでスターティアレイズが設立され、代表取締役社長に就任しました。

スターティアレイズの現在の事業と、今後の展望についてお聞かせください

現在、スターティアレイズでは、主にデータ入力や集計といった作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation)事業、AIのディープラーニング機能を取り入れたOCR(Optical Character Recognition)事業を展開しています。 現代の社会課題について考えたときに、人口減少や労働力不足、高齢化といった社会課題をITで解決することにフォーカスしたんです。特に、中小企業の労働生産性を高めることを目的として、労働力不足に対しての一手を提供したいと考えています。 そのなかでも、RPAの領域は、大手企業ばかりが取り組んでいて、中小企業の事例が少ないです。単価が低いので、参入しようにも採算が合わないんです。でも、私たちは、グループ全体で中小企業に寄り添う事業を展開していますし、中小企業を支援していきたいという思いが、DNAとしてあるんですね。 一方で、お客様が「ツールを使いこなせない」「取り扱いが難しい」といった課題もあります。一回、ロボットを作ったらそれで終わりということも十分あり得ます。そこで、他社とは違った強みとして、「一般の方でもロボットが使えるようになるまで寄り添って、ロボットを作れるようになってもらう」ということを意識してサービス提供をしています。 私たちの役割は、「日本の中小企業の労働生産性を、世界レベルに引き上げること」。RPA領域については、おそらく来年、再来年からはAIが導入されて、立ち位置も変わってくると思います。さまざまなITツールを連携させて提供してくことが、今後の目標と課題ですね。 企業の労働生産性が高まれば、働き方も柔軟になり、優秀な人材の確保にも繋がると思うんです。10年前までは、22時まで働くことが普通でしたが、昨今の「働き方改革」もあって、今は19時には退勤するような時代になってきました。家庭に関わる時間がすごく増えていますし、今の人たちは人生を楽しむという点で、昔とは大違いですよね。ITを活用することで、余暇の時間が増え、「一人ひとりが豊かな人生を送ることができる社会」を目指していきたいと考えています。

では、組織作りにおいて意識していることはありますか?

当社を設立したとき、私のこれまでの経験を踏まえて従業員へ3つコミットしました。「やりがいを持てる仕事を創ります」「チャレンジをつぶさない」「笑顔が絶えない職場作り」の3つです。 まず「やりがいを持てる仕事を創ります」については、みんなが無理をして「仕事だからしょうがない」という考えでは良い仕事はできないですし、その人の強みも発揮できないと思っています。会社が伸びて、チャレンジできる選択肢が増えれば社員のやりがいに繋げられると思っています。 「チャレンジをつぶさない」については、人間どうしても新しいことにチャレンジしようとする時に、リスクや失敗を考えて保守的になりがちです。私を含めた上層部が社員のチャレンジに対して否定から入ってしまってはチャレンジの先の可能性をつぶしてしまうことになりますし、社員が主体性を発揮しにくい環境になってしまいます。そうならない為にも、社員たちから私に指摘ができるようにあえてコミットしました(笑) 「笑顔が絶えない職場作り」についてはそのままです(笑) 暗い職場より明るい職場を作りたいと常に思っています。コロナもあり少し機会が減っていましたが、少しずつ社内イベントも再開していきたいと考えています。 社員を信用して、チャレンジしてもらうことを常に意識しつつ、この3つを守ることが、会社の更なる成長につながると考えています。この3つはいわゆる、「会社を伸ばしていきます!」という私の意思表示でもありますね。

最後に、スターティアレイズに入社する魅力について教えてください

スターティアレイズに入社する一番の魅力は、東証プライム上場グループの安定や安心感の中で、ベンチャー企業の醍醐味も味わえるところですね。資本力も顧客ネットワークも安定性もありながら、小さいチームで新しいチャレンジができる。私たちは、中小企業市場でナンバー1を狙っているので、ぜひそこを一緒に目指していきたいですね。 そして、会社の方向性に自分の意見が反映されることも多々あります。個人のキャリアという枠を超えて、経営にタッチできるんです。入社一年ほどで大抜擢されて、重要なポジションに就いた社員もいます。難易度は高いですが、グループ全体で活躍できれば、キャリアアップの近道もあるかなと思います。 また、新しいことにチャレンジしたい人に、ぜひ来ていただきたいですね。受け身だったり、自ら考えない人は自然と淘汰されていきます。「全員で会社を創っていく」という姿勢を持ち、チームワークを大切にする人と仕事をしたいと思っています。 仕事をしていると、良いことばかりではなく、悪いことも起こります。そんなときは、「臨機応変な対応力」「物事をやり切る力」といった力も必要です。目の前にあるミッションに対して、「どうしたら成し遂げることができるか」というYES前提で考えられる人が、当社に合っていると思います。

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