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インタビュー画像代表取締役社長 友光 高昭氏 大学で工学を学んだ後、国家公務員として国家公安委員会・警察庁に入庁。捜査一課や生活安全企画課を経て、ゲーム業界に転職。株式会社ゲームポット、株式会社セガ、株式会社スクウェア・エニックスでプロデューサーとして数々の人気タイトルを手掛けた後、2015年に独立し、株式会社フレンズライトを立ち上げた。

会社設立の経緯をお聞かせください。

私はファミコンが登場するより前のPC98やMSXの時代から、ゲームに熱中してきました。中でもオンラインゲームに出会ったときの驚きは大きく、画面の向こうにいる人と会話や冒険が一緒にできるということに、「新しい時代の幕開けだ!」と感じるくらいの衝撃を受けたのです。一度は国家公務員として警察庁に入庁し、プロファイリングや組織犯罪、国会連絡などの業務をしていましたが、本当に好きなことを仕事にしたいと思い、ゲーム業界に転職しました。 ゲーム業界ではプロデューサーとして大好きなオンラインゲームの開発に携わると同時に、公務員としての経験を生かして、人・物・金の管理を任されました。数々のゲームに携わる中で、私は直接自分でゲーム開発するよりも、お金や人を集めて器(ウツワ)を作ることが得意だと気づきました。 そして、数多くのタイトルをプロデュースした経験を生かして仲間と一緒に会社を立ち上げ、現在は多くの企業のパートナーとしてゲームの開発や運営をサポートしています。

これからの時代に向けて、どのようなゲームやサービスを作っていきたいと思っておられますか?

近年、スマートフォンの普及によってゲームの裾野が広がり、国内のスマホゲーム市場は過去最大の一兆円規模に到達しました。ゲーム市場が家庭用ゲーム機からスマートフォンに移ることで、これからは仕事の合間や移動時間に手軽にプレイできるような、簡易的なゲームが好まれるようになるでしょう。 しかし当社では、ニーズの高いスマートフォン用アプリゲームの開発に取り組む一方で、リッチでコアな据え置き型ゲーム機用のゲーム開発にも、あえて取り組み続けたいと思っています。 実際に、世界的に大ヒットしたオンラインゲームの続編の開発に3年計画で取り組むことも決定しています。Unreal Engineを使って大型タイトルを開発するこのプロジェクトはきっと、技術者が腕を磨く最高の仕事になるでしょう。ゲームを愛する者として、驚きにあふれた新しいゲーム体験の創出に、挑み続けたいと思います。

人生で大切にしていることや、座右の銘があれば教えてください。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉を、私はいつも心に留めています。 警察庁に勤めていた頃、大勢の上司や先輩の下で仕事をした中で、立派な人や仕事ができる人ほど腰が低く、人格者であることに気が付きました。そのときの経験が、私の価値観に大きな影響を及ぼしていると思います。 ゲーム業界に転職してから私が感じたのは、この業界には腰の低い人が少なく、それがトラブルやストレスの原因になっているケースが多々あるということです。その中で、当社の仕事ぶりが評価され、これまで順調に仕事を続けてこられたのは、メンバー全員の謙虚で素直な姿勢があったからだと自負しています。 ゲームはチームで作る物ですから、他の人の意見を素直に受け入れたり、自分に足りない知識や技術を人から学んだりする姿勢が何より大切です。まずは私自身が謙虚であることを忘れずに、社員にも素直であることの大切さを伝え続けたいと思います。

社員のモチベーションアップのために心掛けていることはありますか?

当社では、出社時間を遅めの午前11時に設定しています。ゲームを夜中にやる人が多いですから、朝はゆっくり出社してもらいたいと思い、この時間に決めました。私自身、今でも1日に数時間はプライベートでゲームを楽しんでいます。MMORPGが好きで、現在もプレイしています。 「ゲームを好きだ」という気持ちがすべての仕事の原動力になりますし、ユーザーとしての視点を忘れないためにも、社員にはずっとゲームを楽しみ続けてほしいと思います。 そのほか、ルールを最低限にして、仕事の進め方や働き方に自主性を持たせている点も、社員のモチベーションアップにつながっていると思います。当社では企画を立てる際などに、ベテランから若手までみんなの意見を集めて積極的に取り入れています。若手にとっては、自分の意見が仕事上の決定や経営に取り入れられることも、大きなやりがいになっているのではないでしょうか。

社員の方には、どんなことを期待していますか?

自分の実力を過信することなく、素直に勉強することが大切だと伝えたいですね。 私たちベビーブーム世代は、学校においても就職においても常に競争にさらされてきましたが、今の若い世代はいわゆるオンリーワン志向が強く、自分より優れた人がいるということや、自分に足りない部分があるということを受け入れにくいように感じます。 自分の意見やこだわりを持つのは良いことですが、他の人の意見に耳を貸せないほどの過剰な自意識は、仕事の妨げになりかねません。強すぎる自意識が、自分のストレスの原因になることもあるでしょう。 世の中には自分よりできる人がたくさんいるということを受け入れて、素直に勉強できるようになれば、どんな仕事もきっと楽しめるようになると思います。そういう姿勢で働ける方と、ぜひ一緒に仕事がしたいと思いますね。

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