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株式会社 気象工学研究所のインタビュー

株式会社 気象工学研究所

気象学×工学で防災・減災、エネルギー問題に貢献する関電グループの気象会社

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取締役 技術部長 高田 望氏

1970年5月生。川崎市出身。京都大学理学研究科修士課程修了。在学中は気象学を専攻。

新卒で大手民間気象事業者入社。関西電力の黒部川水系を対象とした降雨予測技術の開発研究を受託。5年間主担当として携わる。

2004年9月株式会社気象工学研究所の立ち上げに技術課長として参画。降雨予測や日射量推定・予測など、電力事業関連の研究に携わる。2009年技術グループ 技術部長就任。2013年水文気象工学の博士号取得。2017年より現職。

技術グループについてお話し下さい。

当社の社員は、営業と総務部以外の約40名全てが技術グループに属しています。技術グループは大きく4つのチームで構成されています。1つは気象予報士チームです。24時間365日体制でお客様から電話を受けたり、情報提供したり、気象予報士の資格をもとに情報を提供しています。

2つめが解析チームです。新しい気象予測技術の開発や水力発電用のダムを管理するための操作基準を決めるなど、解析的な研究に携わるチームです。

3つめがシステムチームです。お客様が気象予測情報をより簡単に使えるよう気象予測システムの開発や、作ったシステムの運用保守などを行っています。

4つめは通信イノベーションチームです。河川アンダーパス監視システム『フラッドアイ』などの観測機器を現場に設置したり、設置した機器類の保守を行ったりしています。

技術グループのマネジメントで意識していることは新しい技術へのチャレンジです。長年事業を行っていると、サービスがマンネリ化・陳腐化しがちです。それは避けたいという思いを常に持っています。最近は、AI(人工知能)を使った新しい技術開発にも着手しているところです。

仕事の魅力についてお話しください。

まず業界全体の話ですが、気象の予測情報を必要とされるお客様がいて、何らかのアクションをする際の役に立っていると実感できることがやりがいにつながります。また防災など、社会に貢献できることも大きなやりがいです。

例えば、2011年9月に紀伊半島の集中豪雨災害がありましたが、この災害をきっかけに紀伊半島にある水力発電用ダムの洪水時における管理ルールを策定するお手伝いをさせていただきました。
 
紀伊半島には水力発電用の大きなダムがいくつかありますが、災害後、集中豪雨時におけるそれらのダムの管理基準が議論となりました。基本的には発電用のダムは洪水を抑えるための機能を果たす必要がありません。しかし明らかに洪水が起きることが予測できる時には、治水の働きをすべきという議論がありました。電気を生むためのダムですので、ただ水位を下げるわけにはいきません。そこである程度の降雨量が予測される場合は水位を下げるが、発電機を回しながら水位を下げていくというルールを設けることになりました。
 
問題となったのは、どの程度の時間をかけて水位を下げるかです。発電しながら水位を下げる場合、一気には下げられません。そこで弊社が気象予測情報をいかに活用していくかを決めるお手伝いをして、翌年5月の梅雨の時期にはそのルールを試験的に運用し始め、半年間の調整を経て本格運用させることが出来ました。
 
これは私達が関わる業務の一例です。弊社は特に、お客様と非常に近い距離で仕事をしています。大きな会社では関わる案件が大規模な分、自分がやっている仕事の全体像が把握できません。弊社では全員がお客様とコミュニケーションをしつつ、全体像を把握しながら1つの案件に関わっていける。そこが非常に魅力であると考えています。

長年、気象会社に務めてこられる中、業界はどのような変化を遂げたのでしょうか。

弊社が設立される以前は気象庁から出される情報量は今ほど多くはありませんでした。そのため民間気象会社が埋めるべき隙間が沢山ありました。しか最近は気象庁から出てくる情報が非常に充実してきています。これは良いことですが、民間気象事業者としてはこれまでのやり方では存在意義を見いだすことが難しくなっています。

一方で、気象予測情報は、防災以外にも活用範囲が広がっています。エネルギー分野がその1つです。弊社の日射量予測システム『アポロン』はその典型ですが、昔は日射量予測へのニーズはありませんでしたが、今はルーフトップ型の太陽光パネルが普及し、電力会社を取り巻く環境も変わっています。

今後はこのような新しいニーズへの対応が我々民間気象事業者の果たす役割になってくると考えています。特に弊社はこれまでもお客様ごとの細かいニーズに対応していくところに特徴を見いだしてきました。これからもその姿勢は変わりません。

技術者に求めることをお話し下さい。

私は1つの分野に偏らずに横断的な技術を身につけて欲しいと思っています。当社の中にも複数のチームがありますが、縦割りのセクションではなくて、コミュニケーションだけではなく技術力的にも横断的な技術を身につけて欲しいと考えています。得意分野はもちろんあるでしょうが、他の分野にも関心を持って裾野を広く技術力を身につけて欲しいですね。

実際、解析チームの人間も簡単なシステムであれば自分達で作れるメンバーが増えていますし、システムチームのメンバーの中には気象予報士試験を受けた人もいます。

どんどん新しい技術にチャレンジしてスキルアップすれば、新しい世界が見えてくるはずです。入社時点での知識やスキルよりも、前向きな姿勢や意欲があれば、技術はいくらでもついてくると考えています。弊社では、海外で研究成果を発表したり、コンテンツをプレゼンしたりする機会なども設けていますので、様々な分野にチャレンジして総合力を高めて欲しいと考えています。

今、IT系の技術者の採用に力を入れる理由をお話し下さい。

弊社のサービスはシステムがなければ成立しません。事業を拡大する上でも重要な存在です。特に弊社が現在力を入れているAI領域ではシステム開発の知識は欠かせません。

AIと気象の親和性は非常に高いので、システムエンジニアの方にとっては非常に興味深いテーマだと思います。現在、お客様からの引き合いが増えていますので、社会貢献に喜びを感じるような技術者をどんどん採用して、成長を加速させたいと考えています。

新しい技術を使って新しいサービスをどんどん作って行きたいですと思っていますので、好奇心を持って積極的に取り組める方のご応募をお待ちいたしております。

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