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年収
インタビュー画像取締役CTO 河内 崇氏

まずはご略歴からお教えください。

最終学歴は東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系で、当時は自然言語処理を研究していました。実は学生時代に、インターネットのあまりの面白さにヒートアップし、“ビットバレー”と呼ばれていた渋谷のITベンチャーに泊まり込んで熱中していたため、大学には2年ほど余計に在籍して卒業することになりました(笑)。 2005年に修了後、SIerに入社してメーカーのR&Dの支援業務を手がけた後、「セカイカメラ」というARアプリに出会い、「これは世界を変えるサービスだ!」と衝撃を受け、開発に関わらせてほしいと志望しその企業に入社しました。結果的にサービスを続けることが難しかったのですが、その経験を経て、2013年に分析系スタートアップ企業で開発を手がけた後、2017年に当社に入社しました。 私には以前から「良い開発環境を広めていきたい」という思いがあったのですが、当社のホームページで公開されている技術指針が、そんな思いにマッチしていたのです。それが入社の大きな決め手となりましたね。

現在の主な業務内容についてお教えください。

大きく、技術ポリシーの策定・運用と、メンバーの技術力や仕事力の向上という2つが挙げられます。 技術ポリシーに関しては、一度決めたら終わりではなく、環境・状況の変化に応じて不断に見直し、生きた指針とすることが重要だと捉えています。また、セキュリティへの取り組みも重要マターとして、組織的に進めています。当社では多様なプロジェクトが走っているので、一律的なセキュリティ対応では意味がなく、個々のプロジェクトに合わせたきめ細かい対応をする必要があります。その際に、見落としなどないよう、チェックすべき観点をリスト化して共有し各プロジェクトが漏れなく対応できるようにしています。 メンバーの技術力や仕事力アップにおいては、毎週金曜日に“勉共会”を開いています。「勉強したことを共有する会」の略ですが、その場ではメンバーに発表してもらい、人前で話すトレーニングの機会にもしています。また、メンバーと技術系マネージャーとの1対1の「業務スキル面談」を月1回30分行い、メンバーが自らの能力向上を考える時間に充てています。そのほか、書籍やセミナーなどによる勉強を奨励しています。

今後、どういった組織づくりをしていきたいと考えていますか?

ソフトウェアエンジニアリングは、創造性に満ち満ちた仕事で、絵画を描くことにも似ていると思っています。ならば、誰かに引かれた線の中に色をつけるぬり絵ではなく、自らが見つけた美しいものを絵にしていくような主体性を発揮していける組織をつくりたいと思っています。 描くテーマはクライアントが決めても、技術という表現の幅は当社のエンジニアの方が広く深く持っています。ですから、クライアントが思い描くような絵に対して「本当に欲しいのはこちらの絵ではないですか?」と提案するような仕事をしていってほしいですし、それができる環境をつくっていきます。 当社は、チームワークを重視したスクラム開発を取り入れています。個人では到達できない次元にチームで到達していこうという意識が強くありますし、メンバーは皆、勉強熱心です。当社にジョインして、一緒に遠くの境地まで行きたいという方にぜひアクセスしていただきたいと願っています。

河内さんにとって、仕事とは?

仕事は、人生の中で最大の時間を占めるものです。したがって、自分もメンバーも、仕事を充実させることに投資していきたいと思っています。座右の銘的に言えば、「仕事は楽しく」。楽しいとは楽をするということではなく、充足感を味わえたり、意味や意義が感じられることです。よく、レンガ積みの寓話で語られることですが、同じレンガを積む仕事でも、何も考えずに嫌々積むのと、「歴史的建造物をつくっている」「人が幸せに暮らす家をつくっている」といった目的意識や意義を感じて積むのとでは、やりがいは大違い。そんな目的意識や意義を常に感じられる環境を作っていきたいと思っています。

趣味やオフタイムの過ごし方についてお教えください。

将棋観戦をしています。中学生時代、羽生善治さんが7冠を目指していた頃に、自分も将棋にのめり込みました。高校時代まで熱中しましたが、その後はコンピュータに熱中したこともあってやや離れていました。しかし、2015年に株式会社ドワンゴさんが「叡王戦」というタイトル戦を始めて、また関心が復活したのです。といっても、今は指すのではなく観戦のほうですが。また、将棋ではなく碁になりますが、ちょうど当時「アルファ碁」が出て来て、AIとの対局にも関心を持ちました。 ボードゲームも好きですね。特に名作といわれる「カタン」は何回やっても面白さは尽きません。基本、4人でプレイするものですが、飲み会よりコミュニケーションを深めることに繋がると思いますし、プレイのプロセスはシステム開発にも役立つように思います。

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