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インタビュー画像代表取締役・徳丸 博之氏 1969年10月大阪生まれ。1992年関西大学卒業。三和銀行(現三菱東京UFJ)に入行し、融資業務・営業に従事。2000年3月に退職し、家業を継ぎながらも様々なビジネスにチャレンジ。2003年6月有限会社にっこう社設立。2004年10月『挨拶ドットコム』をリリース。プライベートでは学生時代から社会人まで野球に取り組む。大学時代には全国大会で決勝進出。チームワークで実現困難と思われた高い目標を達成した経験が後の起業の原点に。

もともと起業を志しておられたのですか。

最初は起業というより、何かことを起こしたいという想いでした。私は学生時代から野球をやっていましたが、大学時代に関西の学生リーグで優勝して、神宮大会で行われた全国大会で決勝まで行きました。自分達には力がないと思っていましたが、継続して頑張ったら達成出来た。その経験から人は諦めなければ、世の中に影響力を持てるようになる、もしくは自分自身が成長できる機会があると感じました。それが何かことを起こしたいという気持ちの原体験となりました。 その思いが具体化したのが26歳の時です。ちょうど大阪府が2008年のオリンピック開催を目指して誘致活動をしていた頃で、それを聞いて面白いなと思ったことがきっかけです。我々は苦労して日本一を目指しましたが、オリンピックは世界一を決める大会です。しかも何百人、何千人という人が集まって来る。それが大阪で開催されるかも知れないということに興奮しました。世界一を目指して頑張っている人の姿を伝えて、誰かを元気にする。そんな橋渡しができる人間になりたいと思いました。 その後オリンピックはなくなりましたが、そのうち実家の家業が苦境に立たされているのを見て30歳を機に独立しました。金融機関で8年間働いてお金の流れはわかっていたし、経営者の方とは結構話しが出来たので何とでもなると思いました。実際は予想以上に大変な状態でしたが、今振り返ればそれを乗り越えた経験が現在の糧になっています。

『挨拶状ドットコム』が生まれた経緯をお話し下さい。

当社はもともと私の父が1972年に個人事業で始めた印刷業を母体に誕生した会社です。私は30歳を機に独立したのですが、当初はいろいろなビジネスにチャレンジしつつ家業の印刷業も手伝い、2003年に法人設立したのですが、そういった流れの中で、最も芽が出たビジネスが挨拶状の印刷でした。 きっかけは前職の退職時に遡ります。私は前職の銀行を退職する際、退職の挨拶状を実家の印刷機で印刷して送付しました。その時は半分ぐらいは営業目的もあり、普段ご縁のなかったような方も含めて住所を知っているほとんどの人に何気なく送ってみたのです。すると縁がないと思っていた方ほど「大変な時があれば仕事を紹介するから」ということを言われ、非常に感極まるという体験をしました。独立する時は怖いものです。そんな時に「こんな人がこんなことを言ってくれるんだ」と強く印象に残りました。それが「人と人をつなげる」という理念のベースになっています。 ただ、実際に事業として取り組み始めたのは、独立して3年ぐらい経った頃です。最初は小遣い稼ぎ程度のつもりでした。独立した仲間達を相手にはがき印刷の注文を取り始めました。FAXで注文を受けて3日後に出荷するということをやっていたら、それがどんどん広がっていったのです。友人たちが転勤等をするたびに弊社を紹介してくれて、4月や6月など異動の多い時期に沢山の注文が入るようになりました。それに味を占めてダイレクトメールマーケティングもやり始めたらさらに注文率が上がりました。2004年以降はインターネットにシフトしたわけですが、その前のテストマーケティングがあったので広まるのも早かったです。

『挨拶状ドットコム』の立ち上げはスムーズに行きましたか。

私自身、もともと銀行員でしたし、WEB制作もマーケティングも知識がない状態からスタートしましたので、立ち上げには苦労しました。最初は外注に丸投げして失敗し、やはり自分でやらなければいけないと思って、仕事や接待の合間を縫って勉強会に通ってWEBサイトを立ち上げるために必要なスキルを身につけました。そして仕事が終わった21時頃から朝方まで作業するということを続けていたらついに体調を壊して1ヶ月間入院するという事態に陥りました。それが2004年のお盆前です。 結果的に、それが覚悟を決めるきっかけになりました。退院してからは1ヶ月分の売上を諦めるつもりで、全ての仕事を断ってサイト立ち上げに集中しました。そうなると今度は、全てがうまく行き始めました。それまでは全て私が営業していました。しかし売上が作れないかもしれないという危機に直面したことで、部下が育ち始めたのです。数人いた部下達が頑張って売上を作ってくれている間に、『挨拶状ドットコム』の制作を進め、10月に立ち上げることが出来ました。

普段の社員とのコミュニケーションについてお話し下さい。

最近は現場のフォローは幹部の役割だと考えています。また、社内のコミュニケーションについては、社員同士に任せています。弊社のチームプロジェクトの中には“コミュニケーションチーム”というのがあるんですね。それはオリエンテーションなど、社内のコミュニケーションを活性化させる企画をするプロジェクトチームです。例えば花見もコミュニケーションチームが企画して運営します。もちろん私も参加しますが、仕事のことは私自身わからないことが多くなっているので、話すことは「最近どうなっているの?」といった声がけが多いですね。

人生で最も大事にしていること、また転職者へのメッセージを話し下さい。

「人生で最も大事にしていること」 自分がどこまで出来るかというチャレンジ精神でしょうか。「人との縁」と答えた方が企業理念との整合性も取れるかも知れませんが、なぜ人との縁が大事かというと、自分が成し遂げようとすることは、1人では成し遂げられないからです。人との縁を大事にして達成感を一緒に味わう。1人で達成して喜ぶよりも、一緒に喜べる仲間がいた方が嬉しいです。それは学生時代にチームワークで決勝にまで残った経験と通じるものがあります。 「転職者へのメッセージ」 自分の中で成し遂げたいものを明確にもっているメンバーとの出会いを期待しています。誰かに指示されて何かを達成したとしても、それは自分の成長につながらないことの方が多いです。私にも想像できないことを、自分で創意工夫して成し遂げた社員がいたとしたら、私は自分のことのように嬉しく感じます。そういう組織にしたいと思いますし、そういう組織の一員となれる人材を採用したいと考えています。

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