ご略歴について、お教えください。
学生時代から事業を立ち上げることに関心がありましたが、当時はベースとなるスキルや専門知識を身につけ、様々な業界・テーマで仕事をしたいという思いが強く、コンサルティング業界を中心にキャリアを積んできました。コンサルタントとして一通りの業務をこなせるようになり、事業に対する自分なりの価値観や思いも定まっていく中で、新たな事業を立ち上げるべく前職のソフトウェアメーカーに転じました。そこで2013年から『Lentrance』事業をスタートすることになります。 新規事業に教育分野を選んだのは、ICTの技術力を生かして新たな価値を生むことができ、更に自社、顧客、社会の全てに貢献することが可能であると考えたからです。ビジネスとしても成り立つと考えたことは言うまでもありません。その後、会社方針との兼ね合いもある中、『Lentrance』を飛躍させるために事業をバイアウトし、当社を設立した次第です。
起業時における決意をお教えください。
決意という意味では、『Lentrance』事業立ち上げた時にしていたと言えます。その上で覚悟を持って事業に取り組んできましたので、事業をよりよい形に発展させるため、独立を選択することは自分の中では自然な流れでした。ただ、独立した事業体となれば、共に歩んでくれるメンバー、更にはそのご家族の生活に対する責任も負うわけですから、今まで以上に強い覚悟をもって経営と事業開発に臨んでいるのは間違いありません。
石橋さんにとって“仕事”とは?
自分が大事にしたいのは、何のためにそれに取り組むのかという目的意識であり、志です。私にとっての仕事とは、その志を実現するためのひとつの手段と言えるかもしれません。『Lentrance』事業における私の志は「どのような環境や立場にある人でも学び続けることができるサービスを提供し、すべての人の可能性や夢を未来につないでいく」という理念に集約されています。
社員にどのような仕事生活を過ごしてほしいか、という思いをお聞かせください。
私がきちんとメッセージを発信することと合わせての話ですが、何のために目の前の仕事をしているのか、今の仕事がどういった未来に繋がっていくのかを常に意識して、仕事に取り組んでほしいと思っています。 そして、我々は新しいサービスを創り出そうとしているわけですから、変化を起こす側にいると言えます。だからこそ、自らも変化を恐れず、新しい考えを受け入れたり、チャレンジしていくマインドを持ち続けてほしい。目標を明確に設定しつつ、そこに到達するプロセスはしなやかであってほしいですね。
趣味や、オフタイムの過ごし方とは?
オフタイムはジョギングをするなど出来るだけ身体を動かすようにしています。 読書も好きで、移動中や空いた時間に歴史関連の本をよく読みます。ビジネス書などを手に取ることもありますが、こちらは必要に応じて読む程度です。