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インタビュー画像代表取締役社長・池田洋人さん 大学卒業後、気象会社に入社。ヤフー株式会社に転職し、プロデューサー兼ディレクターとしてYahoo!天気情報のフルリニューアルを手掛ける。退社後、株式会社ありんくの取締役COOに就任し、Web事業部を立ち上げ、2013年に同社を起業した。子供にもわかりやすい天気本として『ずっと受けたかったお天気の授業』(東京堂出版)と『たのしく学ぼうお天気の学校 12カ月』(東京堂出版)の著作がある

創業の経緯を教えてください。

気象業務法が改善されて、気象予報士という資格制度ができたタイミングで、当時新しく創業された民間気象会社に新卒入社したのが、この業界で仕事をするきっかけでした。実は元々天気にすごく興味を持っていたわけではなかったのです。 でも、この業界を最大限に楽しむための土台作りだと思って、2年ほどかけて気象予報士の資格を取得。そして企画営業職を通じてさまざまなシーンで気象情報が活用されていることも知り、その面白さにのめり込んでいきました。 そんな折、お客様でもあったYahoo!JAPANが運営するYahoo!天気を、中に入って大きく変えてみたいと思い始め、同社の門を叩いて転職。当時、Yahoo!ニュースの一部でしかなかった天気予報コーナーを一つのサービス(プロジェクト)として独立させて、今の形へとフルリニューアルしました。 このリニューアルがひと段落した頃、日本気象協会さんから仕事を手伝ってくれないかと声をかけていただきまして、実家の家業の会社に籍を置いてWeb事業部門を立ち上げて、日本気象協会さんと仕事をするようになりました。

誰もが使いやすく、いつでもつながることへのこだわりを持つようになった経緯は何ですか?

tenki.jpに携わるようになった当初から、その考えはありました。ただ、こだわりといえるほど強いものになったのは、東日本大震災を経験してからです。地震の発生後にアクセスが集中してサイトが落ちてしまったのです。あのときはウチとYahoo!天気さん、気象庁さんそれぞれのサイトが順繰りに落ちては復旧することを繰り返しました。でも、それではいけないと思ったのです。命に関わるような状況下で、本当に必要な情報に必要なときアクセスできないのでは意味がない。重要情報を扱うメディアの責任として、情報取得のルートを確保するのが使命だろう、と。それ以来、以前にも増してトラフィックをさばく技術を磨き、ノウハウを蓄積していきました。 近年は、集中豪雨や土砂崩れなど、大きな災害が毎年のように発生していることもあり、多くのユーザーが気象情報に敏感になっています。しかし、積み重ねてきた技術力のおかげで、現在では当時のような状況になることはありません。

組織や社員に対する想い、期待することを教えてください。

仕事とプライベートのどちらかを優先すると、一方が疎かになるというのはよく聞く話です。しかしうまくバランスをとってトータルで幸せになれる株式会社ALiNKインターネットという舟を、私は作っていきたいと思っています。 世界一貧乏な大統領と言われているウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏のスピーチが私は好きなのですが、「人類は発展するためだけに生まれてきたわけではない、幸せになるために生まれてきたんだ」という一節があります。 経営者として、会社や事業を発展させていくことはとても重要なミッションですが、人として幸福になることを見失わない組織でありたいですし、長期的にはそういう社員がいるサービスが長く発展していくものじゃないかと信じています。 社員に期待することは、価値を生み出しているか?という意識を常にどこかで感じながら仕事にあたってもらいたいですね。弊社は少数精鋭なので、一人ひとりに広い裁量を持って取り組んでもらっているので、生産性はとても大事にしています。 そして、バリューが実を結んだときには、みんなで喜び合える風土を継続していきたいです。

今後、社員を大きく増やすお考えはありますか?

おかげさまで2019年12月に東証マザーズへ上場させていただきまして、弊社は次のステージに向けての飛躍を進めています。 弊社ビジョンやサービスに共感してくれる人材を、多様なフィールドからあまり焦らず探したいと思っています。 それに、今のアットホームで大人な仕事集団という雰囲気を私は気に入っていて、その企業文化を組織が大きくなっても変わらず維持していくことも、私のテーマの一つになります。 給料面でも、現在は年3回の賞与を出しているのですが、成果にきちんと報いるためにも、計画性のない増員はしないつもりです。

最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

これまで順調に成長してきたtenki.jpは、今年から新たな成長フェーズに入ります。しかしその実現には、社内リソースが十分だとはいえません。社内にない新しい知見や技術力を持った人材にジョインしてもらって、今いる社員との間で相乗効果を生み出す必要があります。 天気予報専門メディアとしての技術的な土台はできています。ここまでのフェーズを“ホップ・ステップ・ジャンプ”の“ホップ”だとすれば、次の“ステップ”を起こせる人に加わってほしいのです。今いる会社は大きくて、プロジェクトの一部分にしか携われないとか、今の環境では実力を出し切れないなど、モヤモヤとした思いを抱えてくすぶっている人は、当社で思う存分、その力を発揮してください。そして、縁あってジョインしてもらえたなら、共に、長く、成長していきたいと思っています。ここでは話しきれないこともたくさんあるので、ぜひ一度話をしましょう。お待ちしています。

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