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年収
インタビュー画像Open Innovation Dept.執行役員/中島克也

Crewwとの出会いと5年半

―学生時代はまず起業からスタートしていますよね。 はい、自分は志があったというよりは「お金を稼ぐ」ということに主眼を置いたときに、自分で会社を作ることが一番早いと思い、就職はせずに自分でやるということを決めました。当時は、通信系サービスのストックビジネスが流行っていて、自分もそれに漏れず代理店をやりました。自分でプロダクトやサービスを0から作るというものではなかったですが、会社や事業を興す、形のないものをあるものにしていくという、試行錯誤が目に見えて結果になる経験が、今の自分に繋がっていると改めて思います。 3年半くらいやってましたが、まだ若かったのでその当時は解散という選択をしました。その後は、ベンチャーキャピタル(以下VC)に転職しています。これは自分がやはりベンチャー企業を経験して、それに近い領域で仕事をしてみたいと思ったからです。VCでは主に「お金」の領域でベンチャー企業の成長支援に携わってきましたが、ちょうど時としてはリーマンショックで金融業界が悲鳴を挙げていた時期。自分の会社も苦しい状況だった時に、先のキャリアをちょうど考えたタイミングで、自分がVCで採用支援のために使っていたHR系の上場企業で新規事業立ち上げの募集をしているという話をもらい、話を聞いてみることにしました。 人材領域には全く興味なかったのですが、ゼロイチに関わることや、起業という形ではなくて、経営基盤がある程度ある組織の中で、事業を立ち上げることにチャレンジをしてみたいと思いチャレンジすることにしました。 5年半教育系新規サービスの立ち上げに携わっていました。中小ベンチャー向けの月額定額制の研修サービスで、やらないといけないのは分かっているけれども、今やらなければいけない必然性がないサービス。先を見据えて今やらないと人や組織を考えていくという仕事でした。実はこの仕事が、今のCrewwに非常に通じていると感じています。 ―「起業」からスタートして、「お金」「人」と来て、なぜCreww? その当時、特に転職を意識していたわけではないのですが、スカウトが届いて話を聞きにいきました。心が動いたのは「挑戦者がもっと挑戦しやすくなる社会」というキーワードでした。自分が今までの経験を通じて引っかかってきたことが、非常にクリアになったんです。 金融業界はお金で支援、人材業界は人で支援。だけど、お金と人と情報全部を包括的に支援できる状況があって初めて事業成長に本当の意味で寄与できると思っていました。 例えば、人材業界で営業をしていた時に様々な経営課題を聞く中で、本質的な改善をするならば、その事業にもっとお金を注ぎ込んで方向転換や路線変更などをした方がいいと思っていました。でも自社のサービスに当てはめると人軸の提案しかできない。確かにどれか一つの領域を突き詰めるのも素晴らしいことだが、挑戦者が求めているテーマを包括的に提供できれば一気通貫で、その企業の事業成長に寄与できると思ったんです。 Crewwで話を聞いて、今できているかどうかは別としても、将来作っていきたい世界観、そしてこれからの世の中で絶対必要になるサービスを作れるチャンスだと思い、Crewwに飛び込みました。 ―そしてCrewwで早5年半。組織の変化やご自身の変化はありましたか? プロダクトはプログラム開催形式型からサブスク形式へ、組織は仲間も増えて大きくなってきました。私個人はそう大きな変化があったわけではもなくて(笑)どちらかというと会社の成長フェーズに合わせて、自分がバリューを発揮できそうなことに対して最大限の価値発揮をできるかどうか、知見が多少なくても強みが生きて改善余地がある環境を立て直せるというチャレンジをし続けてきたという感じです。 今期はCrewwの中心事業となるオープンイノベーション事業の執行役員となりましたが、執行役員になったからといい意味で何も変わっていなくて。社外的にはともかくとして、社内的にはニックネーム程度の肩書き。行動と結果を見て、周囲が判断すればいいと思っていて、変わらず自分の介在価値がどこまで発揮できるか、これからもチャレンジし続けるだけだと思っています。

Crewwの主力事業への想い

―Crewwの主力事業となるオープンイノベーション事業。改めてCrewwのビジネスの面白さ、大変さとは。 オープンイノベーション事業は、大手の企業様を中心に事業会社が、現在の時代の流れからDXを推進しなければならない、テクノロジーを活用した新規事業開発をしたいなどの「事業創出」に関する課題を抱えています。しかし自社内だけではその開発が進まないという際に、新しい目線でスピード感を持って進化し続けるスタートアップと共創をすることで、“事業会社もスタートアップも両方が満足できる成果を生み出す。”というビジネスです。Crewwは、ただ事業会社とスタートアップを引き合わせるだけでなく、コンサルティング会社のように経営企画室のミッションをOSとして代行するという位置付けではなく、あくまでもCrewwのサービスを使って、2年3年かけてでも自社で「共創して事業創出をできる」状態を作ることを目指しています。 「事業創出」は、両社が出会うだけでは生まれない、出会った後をより具体的にしていくか、アイディアの種をいかに具体化させ実現化させていくか。それをプロダクト(機能)とカスタマーサクセス(人)で実現させるべくサービスをアップデートしています。 弊社のサービスを使った事業会社が、事業課題が解決するだけではなく、スタートアップのスピード感や姿勢を間近で見て、社内の若手人材が刺激を受けて組織の活性化にも繋がったという副次的な効果が出ていることを見ると、私が考えていた一気通貫で企業の成長に寄与できているという実感を得ることができます。 一方で、事業会社にしてみれば入り口の営業では口を揃えて面白い!とおっしゃっていただける一方で、過去やったことがない、成果物もどういうものが出てくるかわからない、やらなかったら、他何で解決できるのか?などを一緒に紐解いていく必要性がありますので、そういう意味では、事業会社の解決したい本質的な課題は何かを抽出し、可能性を見せられるかどうかが大変でもあり面白さでもあります。 ―「事業会社」も「スタートアップ」もどちらもお客様ですが、どんなスタンスで日々お客様と向き合っているのでしょうか。 私たちは、あくまでも「スタートアップ(挑戦者)」を応援したいという思いがあります。とは言え、「事業会社」も事業課題を解決したくて弊社のサービスを使ってくださるわけで。両方お客様なんだけど、「スタートアップ(挑戦者)」にとってマイナスにならないかということは常に考えています。 事業会社側においては、この世の中の変化や業界トレンドなど踏まえて今のままで良いと思っているところは少なく、とはいえ、どうしていいのかわからない。一方で事業会社側の課題だけに100%向き合いすぎてしまうと、スタートアップとの協業が、下請けプログラムのようなものになってしまう。あくまでも双方にとってメリットになる状態をいかにセッティングできるか。という点も役割として重要なポイントになります。 ゆえに、我々は誰の何のためにサービスを展開しているのかという観点も大事ですし、我々はあくまでもプラットフォームであるということを忘れてはいけないと思っています。 ―今後の営業戦略はどういうものを思い描いていらっしゃいますか? そうですね。もちろん直販もそうですが、パートナー企業様との協業戦略を中長期的に考えています。何よりも先述した通り「プラットフォーム思考」で考えているので、一社に深く入り込むというよりは、多くの成功体験を生み出したいと思っています。それを踏まえると直販で自社にて人員を抱えてやるというよりは、やはり多様なパートナー企業の皆様と協業しながらユーザーを増やしていく事が、Crewwの世界観を1日も早く叶えられると考えています。 一方で、我々の仕組みの活用法といったHowの部分だけでなく、Crewwが支持されている要因にもなっているマインドやスタンスを軸としたサービス運営について、いかにパートナー企業様に実践頂ける状態を一緒に作れるかが今後の肝になってくると思います。 Crewwの世界観を理解していないと分かりにくい所でもあるので、今後のパートナー企業様との連携においてもこの点の啓蒙には注力していきたいと考えております。

共に働く仲間

―今期も組織の拡大を考えていらっしゃると伺いました。どんなメンバーと働きたいですか。 実際に、今Crewwにいるメンバーはオープンイノベーションやスタートアップ支援に関わっていました。という人はほとんどいません(笑)。皆、業界はバラバラ。ですので、過去の経験があるかどうかというよりは、先ほどのマインドやスタンスの部分を含め、Crewwが掲げている世界観への共感度合いの方が重要です。 そもそも、事業会社は漠然と課題を持っているケースがほとんど。何をしていいのかがわからない。それを顕在化させる仕事であり、スタートアップ(挑戦者)を支援する仕事です。両方の立場も考えながら、素直に人を巻き込むことができるかどうかも重要な要素です。また、スタートアップやオープンイノベーションといった分野に興味があるかどうかも大きいです。挑戦者を支援したいという想いや情熱を持てるかどうか。ここは非常に重要なポイントになると思います。 我々がきっかけとなってどんな協業が世に生まれてくるのか良い意味で予測がつかない。そんなサービスでもあります。だからこそ社内外においてもいくらでも、自分が実現したい環境を作っていけますし、挑戦者を応援すると言っているのですから、社員の挑戦も応援しています。やった方がいいと思うこと、チャレンジしてみたいと思うことをどんどんアウトプットして実現してほしいと思っています。

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