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インタビュー画像代表取締役 鈴木 悟史氏 スタディストを起業したとき、37歳。すでに結婚し家族がいたため、気軽な挑戦ではなかった。しかし、起業時、技術のプロは一人もいない。そのため、業務改善のコンサルティングで経営を支えながら3年という月日を費やして、『Teachme Biz』を開発。結果的には、開発のプロセスを明確にし、じっくり時間をかけてサービスの質を高めたことで、多くの企業に受け入れられることにつながった。

起業の経緯を教えてください。

新卒で株式会社インクス(現SOLIZE株式会社)に入社しました。3次元CADや高速加工機の導入によって設計・製造の自動化を実現し、金型産業の革命児と呼ばれた会社です。「ITの力で情報工業革命を起こす」という考え方に共感したのが入社の決め手でした。 ここで業務改善のコンサルタントをしていたのですが、リーマンショックの影響を受けて民事再生法の適用申請をすることに。しかし、ITの力で情報工業に革命を起こすため、やっていたことに間違いはなかったのではないか、と思う部分が多々あったのです。それなら、今度は自らの手で挑戦してみよう、と。労働人口が減少していく日本で課題解決に取り組みたい、BtoB向けの日本初となるプラットフォーム・サービスを創り、世界へ広げたい――そんな思いを胸に、2010年3月、インクス時代の仲間とともにスタディストを起業しました。

マニュアル作成・共有のクラウドサービスという着想は、どこから得たのですか?

起業するにあたって、まず考えたのは、「何のために存在する企業なのか」、明確なビジョンを定めることでした。しっかりとした背骨となるものがなければ、メンバーが人生の30年を捧げることなどできません。また、ビジョンは、世界共通であるとともに本質的なものでなければ、人の共感も得られません。思いついたのは、「知る、考える、創り出す喜びをたくさん感じられる社会」でした。それを言葉にまとめたのが、現在のビジョン「知的活力みなぎる社会をつくる」なのです。 では、「知的活力みなぎる社会をつくる」ためには、何が必要か? それは、非効率な時間を減らし、クリエイティブなことに多くの時間を費やせる状態をつくること。そこまで思考が進んだとき、前職で感じていたムダに思い当たったのです。それが、「伝えること」に費やされる時間や労力でした。

伝えることに費やされるムダとは?

企業において業務や会社のルールを伝えることは、企業価値や事業価値を維持・向上させていく上で、非常に大切なことです。しかし、現状、文字でまとめられたマニュアルは、あまり読まれていなかったり、わかりづらかったりするのが現実。そのため、業務理解が不十分で、人によって業務の質にバラつきが生まれています。それが原因となり、クレームに発展することも珍しくありません。それでも、マニュアルは不可欠なものなので、企業は作成にコストと時間を費やし、教育するための時間も確保しています。 ここにイノベーションのヒントがあると考えました。マニュアルは、IT化が進んだ現在でも、多くは紙と文字、図版で構成されていますが、この形式から変えてしまえば、伝えることをもっと容易にできるのではと思ったのです。現代の人は、文字よりも画像や動画により多く親しんでいます。そこで、画像・動画を主体としてマニュアルを簡単に作成できるツールを開発すれば。さらに、クラウドを活用して、誰もが共有できるサービスに仕立てれば、多くの企業に受け入れられると考えました。

社員に対する想いや期待することについて、聞かせてください。

当社では、社員とは呼ばず、スタディストのビジョンを共に成し遂げるためのメンバーと位置付けています。彼らに期待するのは、常にユーザーファーストであること。ビッグビジョンを思い描きながら、スモールアクションを早いスピードで積み上げていくこと。そして、こう言ったことに対してポジティブに取り組んでほしいと思っています。 ただ、メンバーに期待を押し付けるばかりではありません。ガバナンスについては社内に公開していますし、家庭の事情についても可能な限り配慮しています。日々元気に働くことができるのも、家族の支えあってこそということも多いかと思います。そのため、家族から応援してもらえるよう、たとえば、家族の看病で急きょ休むこともできますし、テレワークにも対応しています。福利厚生の一環で、上期・下期に一度ずつ渡している『家事代行サービス券』は、非常に好評です。

最後に、メッセージをお願いします。

私は、『為せば成る』という言葉が好きです。思い描く未来を見たいと思うなら、自分で創るくらいの意気込みで挑まなければ、実現できないと思っています。裏を返せば、自分から投げ出さず、粘り強くやり続けていれば、いつか納得できる結果にたどり着くもの。それが、すべてにおいて完璧なものでなくとも、どこまでできれば、もしくはどれとどれができれば、成し遂げたと思えるかが見えてくるものです。 これは開発にも共通したところがあると思っています。形にしたいものを分解して、お客様に満足いただけるものにするには、何と何が必要なのか。このことを考えられる視点を持ち、明確になった要素の開発に全力を尽くすことができれば、お客様に喜んでいただける成果をきっと得られるはずです。その視点を培うため、エンジニアであってもお客様のところへ連れていき、その想いに触れる機会をつくります。この考えに感じるところがあれば、一度、話を聞きに来てみませんか。

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