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インタビュー画像代表取締役社長 栗田 紘氏 大学卒業後、電通に入社。4年半、テレビ朝日のタイム担当として、ミュージックステーションなどのテレビ番組、イベント企画・立ち上げを行い、個人担当分のみで延べ350億円に及ぶメディアバイイングに従事する。WHILL株式会社の立ち上げに最高執行責任者として参画。その後、アーキタイプ株式会社にて新規事業の立案・コンサルティング、ベンチャー企業の支援・育成に携わった後、2014年4月、seak株式会社を設立。

起業の経緯を教えてください。

起業するまでは、広告代理店やコンサル会社など、人や会社を支援するビジネスに携わっていました。そこに充実感ややりがいを感じていましたが、次第に自分自身でゼロからイチをつくることへの憧れが強くなっていったのです。そんなモヤモヤしたものを抱えていたとき、プライベートで身近な人の健康を意識する機会がありました。健康に暮らすためには、“食”というものが欠かせない要素として浮かんできて、農業に関心を持つようになったのです。 そうして改めて農業について考えてみると、土を耕して、種から作物を育てる農業は、ゼロ・イチの究極ではないか、と。農業の世界に飛び込むことには社会的な意義もありますし、誰からも応援してもらえる事業だとも思えました。スタートアップとして農業に挑戦するのは、あるべき姿の一つだと思えたことが、起業を後押ししてくれたのだと感じています。

最初は、ご自身で農業をするつもりだったわけですか?

はい、そのつもりでした。だから、農業研修を受けたうえで神奈川県藤沢市から個人として認定を受けましたし、耕作放棄地ではありましたが、農地も借りました。ただ、何年も耕されていない土地は痩せていて、そのままでは耕作地として使用できる状態ではありませんでした。培地としてロックウールを使う方法もありますが、コストが高く、予算的に見合いません。農業を始めるに当たって、新規就農者の集いにも参加していますが、回を追うごとに参加者が減っていく……。希望を抱いて農業の世界に飛び込んだものの、現実の厳しさにドロップアウトしていく人が後を絶たなかったのです。 私自身もとても苦労しましたし、周囲の状況も見えてくる中、自分たちだけのための耕作方法を工夫するよりも、新規就農を困難にしている問題を解決するほうが、より多くの人や農業そのものに貢献できるのではないか。そのために、誰でも、カンタンに、成功できる農業の仕組みを考えられないかと思ったのが、LEAPに取り組むきっかけでした。

袋栽培には、どのようにして到達したのですか?

やはり、土の問題が大きかったからですね。現在、農場長を務めている柳沢 弘樹と一緒に解決策を探すため、海外の論文を読みあさる中で出会った方法です。「これだ!」と思いましたよ。耕作地の土が使えないなら、適した土をもってくればいいのだ、と。 ただ、耕作に適した土をつくるための専門知識など私たちは持ち合わせていませんでした。そのため、土壌学の博士号を持っているNakhshiniev Bakhtiyorと出会えたのは大きなことでしたし、今後、さまざまなデータ分析をもとに、LEAPの完成度を高めていく上で、データアナリストのSajad Alipoureshlikiが仲間に加わってくれたことにも感謝しています。新入社員として仲間となり、現在、袋栽培ノウハウの実践や磨き込みに挑戦している2名の女性社員や柳沢など、私にはない力を持っている彼らや彼女らをとても尊敬しています。 当社は10名ほどと少人数ではありますが、社員それぞれが得意とする分野・スキルを持ち、互いに補完し合いながらLEAPの発展に力を注げていると自負しています。ただ、現状欠けているのが、システム技術面です。当社が考える農業のIT化を具現化してくれるエンジニア、誰もがカンタンに扱えるUIなどを発想できるデザイナーにどうしても仲間に加わってほしいのです。

仕事をする上で、大切にしていること、ポリシーなどを教えてください。

『朝令暮改』でしょうか。私たちが取り組んでいる事業は、先例のない新しいものです。参考となる成功例は私たち自身がつくりあげていかなければなりません。そのため、効率よく正解だけをたどっていくことなど不可能で、試してみてダメだと思えば、即座に方向転換する必要があります。まさに朝令暮改で、朝出した指示を夕方に撤回した経験など、いくらでもあります。 このような環境ですから、良いと思う意見・提案は、どんどん取り入れていきます。意見交換が活発ですから、皆が自分なりの考えをもち、議論を重ねながらミッションを成功へと導く風土があります。だから新しい仲間にも、自分の意見を積極的に発信してもらいたいと思っています。

最後に、応募者へのメッセージをお願いします。

私たちが挑戦しているのは、農業の変革です。これまで多くの就農希望者を阻んできた参入障壁を取り除き、未経験でも、自己資金がなくても、農業に挑戦し、成功できる仕組みをつくることです。これは今までにないビジネスモデルであり、その意義深さから、周囲から大きな期待もいただいています。人材面でも尊敬できるメンバーが集まり、幸いなことに時代の流れも私たちのビジネスを後押ししてくれています。 あとは、私たちがこの事業をどこまで磨き込み、スケールさせていけるか、です。あなたも、そのメンバーの一員となってみませんか? 将来、LEAPが世界の農業のスタンダードとなったとき、あなたが形にしたシステムもグローバルスタンダードとなるはずです。LEAPは、それほどの可能性を秘めた事業だと私たちは信じています。

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