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インタビュー画像代表取締役社長 四宮 靖隆氏 1976年生まれ。1999年、新卒でシステム開発会社に入社。社内インフラ業務に従事し、基礎知識を得た後、2003年に独立系SIerに転職。インフラの知識を活かしてサイボウズ社『ガルーン』の構築や移行の案件に多く携わる。その後、個人事業主を経て2010年に株式会社ジョイゾーを設立。『kintone』がリリースされた2011年以降は、『kintone』案件をメインビジネスに据え、今日まで成長を続けてきた。『kintone』元エバンジェリスト。

会社を設立した経緯や、当時の思いを教えてください。

独立したのは2010年。その前から、ワンステップ上の経験を積むために転職を考えていたのですが、当時の上司から「ずっとサイボウズ社のビジネスをしてきたのだから、そのコネクションを無くすのはもったいない。独立すればいいのでは?」と言われたことをきっかけに、それもありだなと思いました。 というのも、SIerに対してあまりいいイメージ持っていなかったので、よくあるSIの会社とは違う、ITをもっと楽しめる会社を作りたいという気持ちがあったのです。SIerというと、エンジニアが毎日夜中まで仕事をして、お客様ともよくもめて、せっかくできあがってもお客様にあまり使われずに終わってしまう…という世界。そうではない会社を作ろうとジョイゾーを立ち上げ、少し経った頃にサイボウズ社から『kintone』が出るという話を聞きました。実物を見たとき、これならお客様が本当に使えるシステムを適正な価格で提供できそうだという可能性を感じ、そこで一気に、当社は『kintone』を専門的にやっていく方向に切り替えたのです。そこから少しずつ社員も増え、今日まで成長を続けてきました。

『kintone』の魅力は何でしょうか。対面開発についても教えてください。

自分で簡単に作れて、システムを抵抗なく使えるという点が魅力だと思います。ただ、どうしてもお客様だけではできない部分や、コーディングが必要なカスタマイズが発生することがあるので、我々はそこをお手伝いし、システム開発を支援しています。 もう本当に、その場で作れてしまうのです。目の前でシステムを作ってしまうため「対面開発」と呼んでいますが、今までのような要望を聞いて持ち帰り、設計書を書いてまた提案…といったやり方ではない、まったく新しい世界が実現できる。それをサービス化したのが、当社の『システム39(サンキュー)』です。来店型・定額、初回打合せ無料という画期的なSIサービスで、その場でどんどん作ってしまう。この取り組みは、恐らく我々が日本初だと思います。 要望を聞いて、その場で「こんな感じですかね」と作って見せて、「こんな項目を追加できますか」「はい、できますよ」と、また作って見せる。すると、お客様は「こんなにすぐできてしまうのですね」と驚き、何より楽しんでくれるのです。これは『kintone』だからできることであり、お客様と対等な一つのチームとなって一緒に開発に取り組め、そしてできあがった喜びを目の前で一緒に分かち合えるところが大きな魅力です。 対面開発には、特別なスキルは必要ありません。重要なのはマインドで、「お客様に言われた通りにただ作ればいい」では駄目で、お客様側も「とりあえず言った通りに全部作ってよ」では駄目。お客様に何らかの課題があり、その改善をゴールに定め、お客様は業務を熟知しているプロとして、我々は『kintone』やシステム全般に精通しているプロとして、プロ同士が知恵と力を出し合って作るという気持ちが最も必要だと思います。

エンジニアにとって、御社で働くやりがいや得られるものは何でしょうか。

一つは、当社は一切下請け的な案件がなく、直接お客様と仕事ができること。相手方も情報システム部門の人ではなく、本当に現場で使う人です。SIerでよくあるパターンでは、社内情シスが窓口となって開発を進めていきますが、それでは、現場との間に入る情シスは仕様を伝えるだけで、SIerとのやりとりは技術面に終始してしまいます。その点、当社の開発は業務部門と直接やりとりし、課題や悩みは何なのかを聞くところからスタートします。内容によっては、必ずしも全てをシステムで解決するのではなく、時には「それは運用フローをこう変えたらどうですか」という提案をすることもあります。相手のビジネスに踏み込んで考え、あくまでも必要なところをシステムで解決するというやり方なので、やりがいは大きいと思います。 もう一つは働きやすさ。例えば正社員5名のうち3名がリモートで働いていますが、お客様との打ち合わせはSkypeやZoomなどのWeb会議システムを使っておりまったく支障はありませんし、社員とのコミュニケーションも普通。リモートで困ることはお互いにありません。自分の働きやすいスタイルで参画してもらえればいいと思います。私は一応社長ですが(笑)、誰も社長なんて呼びませんし、上下関係もありません。 もう一つ加えるならば、技術的刺激や自己研鑽です。『kintone』つながりで他社との交流も図れるので、社外の色々なエンジニアと接する機会もありますし、毎年ラスベガスで開催されるAWSのカンファレンスにも、誰かしら行くようにしているので、ぜひこれから入る人も行って、現地の空気に触れてほしいです。優秀な人ほど刺激を受け、力になると思います。

目指す会社像を教えてください。

当社のモットーは「enjoy IT,enjoy LIFE」で、社名のジョイゾーもenjoyの「joy」から取ったもの。楽しむということを、常に意識していますね。それは我々だけが楽しむのではなく、お客様、サイボウズ社、そして当社と同様に『kintone』に取り組み、一緒に盛り上げている他社、これらのみんなが楽しめることを重要視したいと思っています。その信念がぶれなければ、売上などの結果は後からついてくると信じています。そして起業以来売上も右肩上がりで伸びて追います。 また、当社は明確な売上目標を掲げません。もちろん社長としての計画はありますが、「今月はこれだけ足りないぞ!」と、メンバーに強要するようなことは一切おこないません。 誰でも人生の8割ほどは仕事をしている時間ですよね。この8割を占める仕事を楽しめなければ、人生もつまらないし、楽しくて損をする人や、楽しむことを嫌がる人もいません。ならば楽しまないと。私は恵まれていて、会社を設立してすぐに『kintone』が出て、好きなことを仕事にできました。みんなも、「楽しく仕事をする」を実現できるような職場環境を作るのが私のミッションです。 仕事への向き合い方や成長の仕方も人それぞれなので、一つのテーマを掘り下げたい人もいていいし、好奇心旺盛で色々な分野を幅広く経験したい人がいてもいい。それぞれの価値観を認め合う、多様性のある組織であろうという意識は常に持っています。何百人規模の会社にしよう…というような数値面の目標はなく、ITを楽しむという理念に共感するメンバーが集まり、個々人が自立できる空間でありたいと思っています。開発は一人でもできるけど、チームになることで掛け算の力を発揮できる集団にしたいですね。

最後に、これから入る人に期待することやメッセージをお願いします。

積極性のある人や色々な角度からものが見られる人が来てくれると嬉しいですね。色々な角度というのは、課題の解決策を色々と考えらえるということで、何でもコーディングで解決するのではなく、他の解決策を考えた上で、コーディングがベストだという結論に到達できることが正しいやり方だと思います。 『kintone』を扱っていて感じるのは、「書かない技術」も大事だということ。いかに手を加えずに基本機能だけで解決させてあげられるかが重要だと思います。当社からしたら、コーディングしたほうがお金になりますが、書かない=単純化することでメンテナンスもしやすく、手元で変更もしやすくなり、お客様が持続的に使えるようになるからです。その結果としてお客様の満足度が上がれば、当社への信頼も高まり、また相談しやすくなるといういい循環が生まれるでしょう。 とにかく、ITは便利で楽しいものなんだということを、ぜひ一緒に広めていきたいですね。未だに何百万、何千万とかけてシステムを作って失敗したという話は後を絶ちません。ちゃんと考えて使えば、こんなに気軽に活用できるということを、『kintone』という武器を使って、伝えていきたい。もちろん『kintone』が未来永劫、万能なわけではなく、別の技術へのアンテナも常に張りながら、これから入る人とも一緒に取り組んでいきたいと思います。

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