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インタビュー画像代表取締役 加藤 健太氏 1976年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。大学在学中、「一休.com」の創業メンバーとして参画。2000年、大学卒業後ソフトバンクグループに入社。カー用品販売サイトの企画・構築・運営をはじめ、転職アドバイザーマッチングサイトの戦略・企画・システム設計・開発に携わる。2004年に退職、2005年にディバータを設立。

起業するまでの経緯について教えてください。

早稲田大学在学中に「一休.com」の創業に参画したあと、ソフトバンクグループに入社しました。面白い仕事でしたよ。インターネット黎明期ということもあって30代、40代の先輩たちより20代の若者のほうがインターネットのほうが詳しく、頼ってもらえましたから。 サラリーマン時代、特別何かやりたいというものはなかったんです。でも将来、やりたいことが見つかったときに、それをやれるようになっておきたかった。だから技術を学びましたし、志願して営業を経験したこともあります。 独立したのは2004年です。以前から、早稲田大学のラグビー部に提供したRCMSをありがたがってもらっていました。これを「片手間ではなく、ちゃんとやりたい」と思ったら、起業するしかなかったのです。一度は会社にRCMSを扱えないかと相談したのですが、しかし「儲かるかわからないなら、会社としてはできない」と言われて、独立に踏み切りました。

どんな会社を目指していますか?

独立して半年間は個人事業で、お客様先に常駐していたこともあります。しかし、食べていくための仕事と、将来やりたい仕事、その両方をやるには人手が必要でした。そこから、一緒に働いてくれる人たちを集め始めた。これがディバータの原型ですね。 やりたいことをやるためにこういう組織が必要だったというだけで、大きな組織を作りたい、お金をたくさん稼ぎたいというような気持ちは当時も今もありません。単に、仕事を楽しみ、技術で遊びたい。ただし、その過程でお金を稼ぐ必要もあり、会社の仲間も増えてきたというところです。 いざ起業してみると、やりたいことがある時にいちいち上司に説明しなくていい、というのは楽ですね(笑)。その代わり自分で責任を取らなければいけないし、リスクも取らないといけませんが。「説明は難しいけど、やってみないとわからない」という仕事の方が面白いと思いませんか?

座右の銘はありますか?

早稲田のラグビー部に伝わる、「チャンスは二度ある」という言葉です。早大ラグビー部のメンバーは100人以上いて、そのうちレギュラーで試合に出られるのは15人だけ。普通なら「自分がレギュラーになれるはずがない」と思ってしまうのですが、実は「4年間のうちに2回だけ、どんな人間にもチャンスがある」と教え込まれるのです。例えばレギュラーや上にいる選手全員が同時に怪我をして、不意に自分に出場の声がかかる。そんなチャンスが必ずくるから、それを信じて練習を一生懸命することが大事なんだ、という意味です。 何がいいたいかというと、チャンスが来てから練習を始めても遅いんですよね。そして、いつチャンスが巡ってくるかわからないから、ずっと練習を続けなければならない。それは精神的に辛いのですが、卒業生や4年生は「必ずチャンスがくるから、やれよ」というのです。 自分自身も確かにチャンスがありました。結局、チャンスはモノにできませんでしたが、そういう経験が努力を楽しくしますね。もちろん、後輩にも伝えました。 「報われるかどうかわからない努力」をしていないと、不意に来たチャンスを取り逃す。会社もそうだと思います。会社がブレイクする、面白いサービスをリリースできる、世界に認めてもらう、そういうチャンスがいつかやってくる。いつそうなるかわからないけど、常に準備をして仕事しておかないと、チャンスは掴めない。 僕個人は、いつも心がけていることです。

社員のモチベーションアップのために心がけていることは何ですか?

基本的に、モチベーションアップを目的にする施策はしません。そもそも、会社が社員の気持ちをどうこうできるとは思っていません。もちろん、モチベーションの高さは大事ですしそれが仕事に反映されれば報酬・責任面などでもしっかりと評価はします。 ですが、年間を通して100%のパフォーマンスを続けるのは人間には不可能。メリハリをもって仕事をしてもらいたいです。社員に伝えるとしたら、「波があってもいいから、ちゃんと仕事して」くらいでしょうか。 逆に、みんながちゃんと仕事をしているのに、会社が成長しなかったら、社長の責任ですよね。

自身が仕事に求めているものは何ですか?

自身が仕事に求めているものは、「面白い」かどうかです。ただし、「面白い」というのは、イコール「楽なこと」ではありません。またラグビーの例えになりますが、大変な練習をしないことには、自分が上手くなって楽しいとか、試合に勝って嬉しい、といった気持ちも生まれません。面白さと大変さはセット、それを理解した上で、面白い仕事を続けていきたいと思います!

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