代表取締役社長：後藤
経営管理部長 ：綴木
営業部PR担当 ：改働 --後藤社長のご経歴とグラモについて教えてください。
後藤： 時系列で説明します。 幼少期、物心がついた時から自宅にパソコンがありました。 その背景もあり小学生の頃には自然とパソコンでゲーム制作を行っていましたね。 そして、中学生時代にはパソコンを使った商売も始めました。 当時はインターネットがないので、「パソコン通信」を使ってネット売買のようなことをしていて、 中学生としては結構儲かっていたと思います。 その他にもゲーム制作をしてソフト会社に営業をしたりなどもやりました。起業意識が強かったのは小さい頃からこのように過ごしていたことが背景にあります。当時は少年実業家を目指していました。 ただ就職活動時期に社会勉強も兼ねて携帯電話開発を行う地元企業に就職しました。 しかし、プロジェクトが大きい関係で会社の一歯車でしかないと感じて 入社して2年半後にベンチャー企業へ転職することとなります。 ベンチャー企業では能力が認められた成果が、給料や役職が反映されていくので、とても居心地が良かったです。 そこで10年ほど勤務した35歳の時に、小さい頃から目指していた起業意識が再度芽生えてきました。 この時に「iRemocon」のアイディアがあり、形にしようと思って起業しました。 弊社は住環境に関するIoT化を進めている企業です。 その中でも代表的なものが、赤外線を利用して家電制御する装置「iRemocon」です。 それ以外にも住環境に関わることであれば色々行っており、 家電制御以外にエネルギーマネジメントやセンシング、スマートロックのサービスを展開しています。 具体的には、 ・HEMS機器 ・スマートロック ・温湿度/開閉/人感センサー などの開発を行なっています。
---IoTソリューション事業をやろうと思った理由を教えてください。
後藤： 元々のきっかけはリモコンの集約化です。 私自身がオーディオマニアで自宅にリモコンが5、6個ありました。 当時、そのリモコンをまとめようと思うと15万円ぐらいする超高機能リモコンが必要でした。少し値段が高いと思っていた時にiPhoneが発売され、もっと簡単で機械的に同じようなことができるのではないかと思ったことが背景にあります。 そこからiPhoneと通信制御する機器について具体的に考えた結果が「iRemocon」の誕生です。 「iRemocon」を活用することで家の中とインターネットの世界を繋ぐことができるのではないかとも思いました。 この分野の第一人者の企業になれるのではないかと凄く大きな可能性を感じました。それから何年か経過して、ここ2、3年で「IoT」という単語が使われるようになりました。まさに思い描いていたビジョンが最近盛り上がってきた感じです。 今後は、IoTに限らず住宅や人々の生活を快適にするサービスを幅広く展開していきたいと思っています。 また、現在はエアコンのタイマー設定などを自分で一生懸命行う世界ですが、そこのハードルを下げたい想いが強くあります。例えば、自宅近くまで帰ってきたら自動でエアコンの電源が入り、適度な温度調整をしてくれるなどの世界です。 そういう意味ではAIの活用なども積極的にやりたいと考えています。
---今後どのようなメンバーと一緒に働きたいですか？
後藤： 自ら動いて、自ら新しいことを勉強して、誰よりも先にできるようになる！ そういう学習意欲の高い方と一緒に働きたいです。 弊社はベンチャー企業なので、大企業に勝つためには、「スピード」か「先進性」で勝つかしかないと思っています。そういう意味で、指示を受けて動く人や、やったことがないのでわかりませんと言う人には合わないです。 そのため、チャレンジした結果が失敗でもマイナス評価はしないです。 ただ、失敗した時に次どうすれば良いかということを、自分なりに理解して分析する人は評価ポイントにしています。
---グラモを一言で表現するとどんな会社ですか？
綴木： 「未来を創る会社」 改働： 「夢ある会社」 後藤： 「チャレンジする会社」 綴木： 「未来を創る会社」 「未来を創造する」ために、実現に向けて行動し、それをビジネスに昇華させようとする会社です。 改働： 「夢ある会社」 弊社の最終ゴールは生活が便利になることだと考えています。そのため、今この瞬間にみんなが考えていないことをこれから作ろうとする姿勢は「夢ある会社」だと思います。 後藤： 「チャレンジする会社」 「iRemocon」の試作機を作って色々な人に見せました。 その時に、「絶対売れない」「社長、もうこれやめた方がいいです」 「売れて100個かな」とも言われました。 また、「ハードウェア開発は1人では絶対に無理だ」とも散々言われました。 でも、絶対できると信じて、1人で全部作り世の中に出しました。それはグラモでも同じようなことをやっていて、スマートロックなども毎回とてもタイトなスケジュールで本当にできるの？と言われます。 でも、とにかくやってみようと考えていて、そういう意味でチャレンジングなことを常に行い、リスクをとる会社ですね。 それがベンチャー企業だし、それをやらないと大企業には勝てないと思っています。
---最後にこれから一緒に働く人へ一言。
後藤： 自分で物事を考えることができて、活きのいい人を待っています！ グラモではそのような人材がチャレンジできる環境を用意してます！
