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インタビュー画像代表取締役 長橋 真吾 氏 長野県生まれ。新卒で情報通信系商社に就職。大企業で歯車化することに不安を覚え、Web業界へ。リスティング広告に出会い、ベンチャー企業2社を経て2011年に株式会社リスティングプラスを設立。研究を重ね、リスティング広告の運用代行で次々に実績を上げてきた。著書『なぜ8割の企業がリスティング広告で失敗するのか?』(海拓舎出版、2014年6月刊)は、Amazonのマーケティング・セールス関連書籍で売上1位を記録したことも。

起業の経緯を教えてください。最初から順調だったのでしょうか。

新卒で業務用のOA機器や通信機器を取り扱う商社に入ったのですが、あまりに大きな会社で歯車的。そんな自分に不安を覚え、一人で完結するビジネスをしたいと思い、飛び込んだのがWeb業界でした。 ベンチャー企業に入り、そこでリスティングを知ったのですが、当時はGoogle AdWordsがようやく少し知られ始めた頃。まともなコンサルタントもいなければ、ヘルプデスクもなく、ネット上に情報もない。手探りでやりながら、途中でより専門性を高めるための転職もして、そうこうするなかで「リスティング広告の市場にニーズはある」、「でもみんなやり方がわからない」、「ならば自分がみんなを助けようじゃないか」ということで、立ち上げたのがリスティングプラスです。SEOが主流だった当時から既に、リスティングに特化すると謳ってやってきました。 幸い事業は順調で、売上もどんどん伸びました。ところが組織はダメだった。創業1年半で、売上規模に合わせる形で7人にまで増えたのですが、人間関係がうまくいかずに一度、半減。そこで改めて、自分は何のために会社をやるのかと考えるようになりました。 そもそも僕が稼ぎたいのは、身近な人を幸せにしたいから。大事な人に贈り物をしたいとか、仲間と一緒に旅行に行きたいとか、何でもいいのですが、いい人間関係を築くには、やはりお金が必要です。だから稼ぎたい。その原点に立ち返ったとき、一緒にいるメンバーと幸せを追求したいし、メンバーを育てていきたいのだと思い、そこに経営の目的を置くようになりました。それからですね。再び組織が立ち直り、今のリスティングプラスの原型ができたのは。 最初は、自分の力を示すためだけに売上を追っていたんです。その頃はひどくて、入社してくれた人に対しても、なかなか成果を出せなかったり価値観が違かったりすると、早く辞めてほしいと思ったほど。でも会社を経営する目的がはっきりしてからは、一人一人の可能性を信じ、成長を待つことができるようになりました。

一人一人の成長が会社の成長を支えているのですね。教育に非常に力を入れているとお聞きしました。

はい。人材教育には非常に力をいれていて、そこが当社の最大の強みだと思います。外部のコンサルタントを招いて、社内で研修も実施していますし、社員は、会社の費用で外部のセミナーにもどんどん行っています。一人あたりの教育にかける費用は年間120万円ほど。 Webマーケティングの会社だと、普通は専門スキルを学ぶのでしょうが、当社はそれだけでなく、ビジネスマンとしてのスキルを構築している点が、他社との大きな違いです。当社の場合、運用型広告の管理をするアカウントマネージャーではなく、お客様の売上アップを支援するコンサルタントと捉えているので、コミュニケーション能力が高く、専門能力にも長けたハイブリッドな人材を目指しているのです。 というのも、コンサルタントはクライアント企業のWebマーケティング担当として活動するので、中小企業などでは特に、売上を上げるための頭脳という極めて重要な役割を担うから。そのために必要な知識はたくさんあります。マーケティングやWeb制作全般はもちろん、企画力、情報収集力、決断力、プライオリティマネジメントなどのビジネススキルも必要です。経営者と同じスキルを求められるので、これらをカバーできる研修を用意しています。 コンサルタント以外の職種でも、広告やマーケティングについては、中小企業の経営者以上のレベルで知っておくことが重要だと思っているので、彼らに対する教育も重視しています。

人を大事にしているのですね。社員同士のコミュニケーションには、何か工夫をされていますか。

毎朝、朝礼で「リプラスメダル」という表彰をしています。この業界は、どうしても数字を作った人が承認されがちですが、陰で頑張っている人がいます。ところが、パソコンに向かっている姿を見るだけでは、表彰どころか、どんな仕事をしているのかもわからない。そのような点に光をあてるために、「こんなものを制作しました」、「このように困っている人を助けました」という具合に、ポイント制にして表彰する仕組みを作ったのです。これは人間関係の構築にもとても役立っていて、みんながお互いの仕事に目を向け、尊重するようになりました。 コミュニケーションの面では、隔週で部活動的な活動をしています。「的」というのは、普通は野球やサッカーなど、特定の活動を好きな人たちでやるのでしょうが、当社の場合はスポーツ、カードゲーム、カラオケ、ダーツ、書道などを順にやって、毎回、希望者が参加する形なのです。みんなが何らかの活動に参加し、交流を深められるようにという狙いで、完全にコミュニケーションが目的です。毎月の誕生日会に、年一の社員旅行、秋には全員参加のゴルフコンペも。イベントごとは多いですね。ゴルフは平日に全員で。ほぼみんな素人なので、半ばハイキングのようですが(笑)、それでいいのです。 人間関係を構築し、幸せを追求しながらビジネスの成果を追うということを、我々は会社としてやっていきたいので、このような活動をしています。実際、仕事にも本当にいい影響が出ていると思います。普通の会社だと、どうしても部署間でコミュニケーション不足が起きたり、お互いがどんな仕事をしているかわからなかったりしますが、当社には一切ありません。お客様のサポートをするには内部の連携が大事なので、内部で争っている暇なんてないのです。 だから「仕事とプライベートをきっちり分ける」という会社ではありません。ビジネスの成果と人間関係の良さの両方を目指し、その相乗で成果を出す。抵抗がある人もいるかもしれませんが、当社はそれを楽しみながら実行し、チームワークを重要視して仕事をするスタイルです。

御社の仕事のやりがいを教えてください。

成長できるということに尽きると思います。Webは、決まったやり方がある世界ではなく、常に新しいやり方を取り入れてチャレンジしていかなくてはいけません。特に当社は、お客様と二人三脚でサポートするので、その商品や会社のコンセプトやビジネスモデルの再構築にまで踏み込んで支援をするようなこともあります。経営に近いスキルが身に着きますし、お客様の事業の未来を決定してしまう仕事でもあるので、責任感も必要です。だからこそ成果を出したときの感謝はとても深く、そのインパクトの大きさもやりがいとなるでしょう。 お客様のなかには、社員数人で、Web集客だけで月商1000万円にも達する会社もあります。このような会社は、逆にWebがなかったらどうなっていただろうかと考えてしまいます。私たちが支援することで広告が安定し、新規顧客が獲得できれば、経営者は自由な時間を手に入れて幸せになれるし、そんな経営者の元で、社員の皆さんの心も満たされるでしょう。我々の仕事は、組織を、社会を幸せにできる仕事だとも思います。

最後にメンバーへの思いと、これから入る人へのメッセージをお願いします。

色々なタイプの人がいますが、共通するのは、人生を楽しんでほしいということ。そのためにも一生懸命、仕事をしてほしいのです。やはりイヤなことから逃げていると人生は輝かない。オリンピック選手が輝いているのは、苦労の時期があるからで、輝くには、まず苦労が先だと思うのです。人生でもビジネスでも、あきらめたくなる瞬間や向き合いたくないこともいっぱいあると思うのですが、それでもチームを組んで頑張るという姿勢を、この会社では作っていきたいのです。 この環境があるから頑張り、未来の自分を目指してチャレンジすることを、社員には求めていますし、実際にみんながそうしています。足を引っ張るメンバーはいないし、みんなが目標に向かうという気持ちで、リスティングプラスという会社は成り立っているようにも感じます。だから、これから入る人も、頑張りたい・良くなりたいという思いを持った人をお迎えしたいですね。 やっぱり人生は、働かないと切り拓けないですよ。当社は働くことに対して応援する文化があり、支援もどんどんします。業界も市場も伸びている。ここで頑張らなかったらもったいない。今いるメンバーもこれから入る人も、ぜひここで、輝いてほしいです。

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