a-works 株式会社のインタビュー

なぜ起業したのですか？

私は中学生の時に、将来的に商売をしたいと思い、それを目的として奈良工業高等専門学校へ入学しました。
母方の親戚が博多で大きな印刷業を営んでおり、
幼い頃からその親戚の様子を見て育ったことが大きく影響していると思います。

高校生ぐらいの年になるとテレビで『マネーの虎』という番組があり、
そこで様々な社長のインタビューを見て「カッコイイ」と思っていました。
起業を志したのは、そのような単純な理由からです。

20歳で就職した際には、3年で辞めて独立しようと決めていました。
3年間ハードに働いて、その後ヘッドハンティングされて別の会社に転職しました。
でも、やっぱり自分でやりたいと思って、すぐに辞めてa-worksを立ち上げました。

設立時からしばらくは、ひたすらアフィリエイトに打ち込みました。
なぜアフィリエイトだったかというと、何をするにしてもまずは元手がいると思ったからです。
会社を辞めて事業プランを模索している時に、知り合いがアフィリエイトで
月に100万円稼いでいるという話を聞き、挑戦することにしました。
当時チャレンジしたことが、今につながっています。

a-worksは、私自身の望む生き方がスタイルとなっている会社です。

やりたいことが出来る、自己実現ができる会社を目指しています。
お客さんの期待を上回る結果を出して喜んでもらえていれば、
時間や服装などを含め、働き方は自由です。

また、営業マンは一人もいません。頭を下げたい人はいないと思います。
お願いするのではなくお願いされる企業になろうと考えています。
私自身そうしたいし、社員にもそう働いてもらいたい。
その考えをビジネスモデルや制度に反映している会社です。

ここに集まっているのは、「あんなことをしてみたい」「こんなことをしてみたい」という社員ばかりです。
「起業したくてa-worksに来た」という者も少なくないし、
実際に起業した社員も沢山います。

自らやりたいことを発信する社員には「お金を預けるから好きなことをやっておいで」ということを
これからどんどんやっていくつもりです。
発信するだけで3000万、5000万のお金を預けてくれて、
何も言われず好きなことができるなら最高じゃないですか。

a-worksなら仕事だけではなく生き方すべてにおいて、やりたいことができる。
そんなところを目指しています。

自由な環境を維持するためには、「上場しない」「他社資本を入れない」ということを決めています。
規模に関してはなるべくしてなると思っていますが、
好きなことが出来るという意味で心地良いのは50名ぐらいかなと思っています。

メンバーは全員、弟か妹、あるいは息子か娘だと思って本当に大切にしています。

メンバーを大切にするというのは、甘やかすという意味ではありません。
私は、彼らが経済人として価値のある強い人になって欲しいと思って接しています。

経済人の価値とは、ある課題に対して「そもそもどうあるべきか」という本質に立ち戻ることができて、
戦略立案から業務執行まで一貫して携わり、結果的に相手の期待を超える成果を出せることです。

例えば、管理部のメンバーに対しても、私は一切具体的な指示は出しません。
何か問題が発生しても「任せる」としか言わない。
a-worksのビジョンを実現するためのシステムとはどうあるべきかを自分で考えて構想し、
実現できる人でなければ、どこに行っても力を発揮することは出来ないと考えています。

もちろん、すぐに出来る人ばかりではありません。
しかし自ら能動的に考えようとする姿勢を持っている人なら素養はあると思います。
本気でやれば、その中での気づきや経験が大きな成長につながっていきます。

a-worksに興味を持ってくれた方へ。

私が応募者にいつも聞くことは、「人生において何をしたいか」です。
職種や事業分野以前に「どう生きたいか」「どういうあり方が幸せか」を聞きます。
反対に「何が幸せではないか」も聞きます。
誰しも幸せに生きるべきですが、幸せではない生き方をしてしまう人は実に多い。

だから、何故、幸せな生き方を選ばないのか、という話をします。
その上で「堂々と経済とのバランスをとれるような人になりなさい」とも言います。

現代の日本は資本主義社会です。
資本主義社会では経済的な価値を生み出せなければ生きていけません。
だからまずは価値を生み出せる人にならなければいけません。

価値を生み出せる人になれば、仕事において信用や信頼が高まり、影響力が生まれます。
影響力が持てれば多くの人が動いてくれるようになり、物事を動かせるようになります。

その結果、事がなされ、結果が変わり、期待以上の成果が出るから裁量が生まれ、自由が与えられるのです。

ただ「自由に働きたい」というだけでは、そうはなれません。
それが理解できる人ならa-worksは最高の環境だと思います。