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インタビュー画像代表取締役 大沼 陸氏 貴金属造形・デザインの専門学校で近代芸術などを学び、貴金属造形業界で職人として働いたのち、2009年に通信販売会社に入社しEC運営を担当。その後、コンサルティング会社にて写真撮影・Webディレクション業務を兼任。2012年には広告代理店に入社し、2ヵ月で契約数No,1を達成。2013年4月に株式会社H2Oを設立し、代表取締役社長に就任。現在に至る。

御社の将来的なビジョンを語ってください

当社はまだまだ小さな会社ですが、「クリエイティブならH2Oに依頼するのが当たり前」と思われるようになりたいですね。 大企業ではWebというものがCMに付随するものとして捉えられているような風潮があります。「CMを一本やるからこの金額でキャンペーンサイトをつくっておいて」というような扱いが多いのです。しかし細かい解析などをして突き詰めて制作していけば、Webはもっと有効に活用できます。 また、大手広告代理店からディレクション会社、ブランディング会社、アートディレクション会社、そして制作会社というふうに四次請け・五次請けが当たり前になってしまっている業界の構図も無駄が多いと感じています。今後も当社では一次請けを優先して受注していきたいと考えています。 真剣にいいものづくりをして、しっかりと成果を生み出し、技術もあってクリエイティブやコンサルティングのノウハウもある会社としてゆるぎないポジションを確立したいと思います。

社員に対する思いについて教えてください。

これは起業した理由のひとつでもあるのですが、私自身、会社という存在や年齢・役職などに縛られるのがとても苦手です。 そういったところに気を使って、メンバー同士で顔色をうかがっていても、まったく意味はありません。 H2Oのメンバーとして追求すべき目的はただひとつだけ。つまり、お客様からあずかった予算に対して、最大のリターンを出すことです。仕事の依頼があるということは、お客様が我々の仕事に期待し、投資してくださっているということだと思います。ここでお客様のご要望を100%実現させられなかったらただの詐欺師です。我々が給料をもらえるのも、お客様あってのこと。 当社のメンバー全員に、常にその意識をもっていてもらいたいですね。

起業前の経歴を教えてください

社会人一年目は、貴金属造形業界で職人として働いていました。職人の世界ならではの厳しい環境で、しかも給料は月7万円という過酷な状況でした。結果的にその会社は倒産の危機に瀕し、すぐに退職を余儀なくされたのですが、そこで初めて社会の需要と供給というものについて考えさせられました。 少し冷静に周りを見渡してみると、モノをつくる立場よりも、モノを売る立場の方が需要があることに気付きます。そこで、2009年にIT企業に入社しました。主にジュエリーを扱う通販会社です。そこでは、カメラマンやWebデザイン、コピーライティングなどを複合的に任せていただきました。労働時間は長く大変でしたが、私はもともと職人気質であることもあって、突き詰めて考えたり研究したりすることに対するこだわりが強いようで、片っ端から本を読むなどして勉強していきました。 様々なキャンペーンを絡ませてみたり、一週間限定で再販セールを実施したり、また、例えば「ダイアモンドを採りに鉱山までいってきました」というコンテンツつくって読み物としても面白いサイト構成をつくっていくなど、お客様がサイトに来訪する機会を増やすために試行錯誤していきました。そのうちに固定ファンができて、月々の集客も安定し、最終的に売上を大きく伸ばすことに成功しました。これがすごくいい経験になり、ROIの考え方もこういうところで学んでいけましたね。 当時のその経験から、2010年にコンサルティング会社に入社しました。主に写真撮影・Webディレクション業務を担当し、そこで初めて大企業のコンサルを経験しました。 技術に対する理解も深まり、コンサルティングのノウハウも学んだところで、今度は営業の経験というステップを踏もうと考え、広告代理店に入社しました。そこで営業成績1位になったら辞めようと思っていたのですが、気づけば入社して2ヵ月目で1位になっていました。お客様のご要望に先回りして提案していく営業フローをつくるのが非常に巧みな会社だったため、営業戦略については多くのことを学びました。 もともとずっと自分で事業を起こしたいという思いを持っていたので、紆余曲折はありましたが、起業するうえで必要なことをひと通り経験できたと考え、2013年4月に当社を設立しました。

実際に起業して感じているやりがいや喜びについて語ってください

大手広告代理店も参加するコンペなどで、我々の提案が選ばれたときに無類の喜びを感じますね。大手に比べ業務フローが少し煩雑になったとしても、プロジェクトに関わる各個人がしっかりとした信念をもって技術を発揮することで、より魅力的なサービスが提供できると私は考えています。 H2Oのメンバーたちが苦労してつくったものが世に出て、結果的にお客様とも信頼関係を築くことができたときは、本当にうれしい気持ちになります。 起業する前、私はベンチャー特有の体制的な問題などに違和感を抱いてきました。だからこそ、大手企業の待遇とまではいかなくても、スタッフに対しては福利厚生などもしっかりと整えたいし、とにかく働きやすい環境をつくりたいと思っています。みんなが家族のような関係で一丸となり、H2Oで働いていて本当に楽しいなと思ってもらえるような環境を作りたいですね。 起業するまで気がつかなかったのですが、実はけっこう情に厚いタイプなのかもしれません。

人生のなかで大切にしていることを教えてください

私は本当に仕事が大好きで、「人生」イコール「仕事」なので、また仕事の話になってしまいますが……。 「今の自分の身の丈よりも少し大きいことを言って、それを実行する」ということを私は大切にしています。松下幸之助さんの名言にも同じような言葉があります。 大きなことを言うことで、それが仕事に結びつくこともありますし、たとえそのせいで私自身が寝ないで仕事をしなければいけないような状況に陥ったとしても、絶対に逃げずに、自分が明言したことを確実に達成していきたいと思っています。自分がこなせる範囲だけで仕事をするのではなく、少しだけ大きなことに挑戦するからこそ成長ができるのです。 H2Oが事業を展開していくうえでも、自分たちよりもほんの少し背伸びをして、努力をしていくということを心がけていきたいです。 我々の業界では革新的な発想が求められます。それは模倣を繰り返しているだけでは決して生まれません。こんなものがあったら面白いなというのを常に想像し、頭をひねって考え、新しいことに挑戦していくという姿勢を大事にしたいと思っています。

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