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インタビュー画像代表取締役CEO 池田 純平氏 青山学院大学在学中から、数々の学生起業家向けコンテストに出場し、受賞経験をもつ。新卒でセプテーニ社へ入社し、そのままソーシャルゲーム開発を行う子会社へ出向。事業を興すために約半年で退社し、2013年8月に株式会社マスカチを設立。MOVIDA Seed Acceleration Program第4期の参加を経て得た資金を元に事業を開始し、現在に至る。

起業前の経歴や創業時の思いを教えてください

高専に在学していた頃から起業を考えていました。当時、父親が起業したことがきっかけです。その後すぐに高専を中退し、経営について学ぶために青山学院大学の経営学科に入学しました。大学の講義はあまり実践的なものではなかったので、物足りなく感じ、起業家を目指す人たちが集まるサークルに入ってビジネスプランコンテストなどに積極的に出場していました。 大学卒業後にセプテーニに入社したのは、社内起業制度があったというのが大きな理由です。ただ、入社後すぐに、自分の力で良いプロダクトをつくりたい、できるだけ早く起業したいという思いが強くなり、やはり自分で起業しようと決意しました。そのタイミングでMOVIDA JAPANが投資先を募集していたというのも、大きなきっかけとなりました。結局、セプテーニは半年で退職し、2013年8月に当社を設立しました。 当時はやはり起業自体が目的になっていた部分はあると思いますが、思い返してみると、思い切って起業したことによって、結果的に自分の能力を最も発揮しやすい状況をつくることができたと思っています。

御社の事業展開でターニングポイントとなった出来事はありますか?

当社の第一号プロダクトとしてリリースし、10代の女性を中心に大きな人気を集めていた「aorb」というQAサービスを停止した時期は非常に苦しかったです。 当時はサービスが全く伸びず、資金調達も出来なくて数ヶ月後に資金が尽きるというような苦しい状況もあり、また同じタイミングでメンバーが離脱したことなどもあって、完全に追い込まれていました。 大学時代からビジネスに携わっていたので、ある程度自信はあったのですが、その自信も打ち砕かれ……(笑)。でもその経験によって、一皮剥けましたね。 「どんなことも簡単にうまくいくはずはない」ということを前提に、戦略を練ることができるようになり、以前は思いつかなかったような発想をすることもできるようになりました。「失敗は当たり前」という思いがあるので、今はむしろ、どんなことにも臆せずに挑戦することができています。 大変でしたが、あの経験がなければ今のマスカチはないので、良い意味での転換点だったように思います。そして苦しい経験こそ、組織の将来の成長にとっては大きな財産になると考えています。

ご自身の将来のビジョンを教えてください

まずは当社を成長させるというのが一番の目標ですが、将来的には、もう一度くらい起業できたらいいな、という思いはありますね。 日本でも起業家が投資側にまわる事例が増えてきていますが、私自身も起業家として経験を積んで、最終的には投資家の立場でスタートアップ企業を支援していくというような活動をしていきたいと思います。 私自身も学生時代から、起業コンテストなどを通じて色々な投資家の方と出会う機会があり、多くの刺激をいただき、また実際にビジネスを支援していただいています。 次世代の起業家を育てることで、これまでの恩返しをしたいと思いますし、起業家として、日本国内のスタートアップ環境を成熟させていく一助になりたいという思いを強くもっています。早くそこに貢献していきたいですね。

社員にはどんな存在になってほしいですか。社員に対する思いを語ってください

マスカチのアウトプットに限界があると、ユーザーが体験できる世界にも発展がなくそこでストップしてしまうので、メンバーの一人ひとりが、他のメンバーができないことにどんどん取り組んで可能性を広げていってほしいという気持ちがあります。自主的に「こんなものをつくってみました」というのが勝手に始まるのも期待しています。 組織を必要以上に大きくするつもりはなく、少数精鋭の体制は維持したいと思っています。専門分野を広げたいというメンバーに対しても、専門分野を突き詰めたいというメンバーに対しても、それぞれが希望する方向に向かっていけるような環境をつくりたいと考えています。とにかく仕事をするうえでやりたいようにやれないというのが一番良くないと思うので、全員が気持ちよく働ける環境のなかで仕事をしてほしいです。 私自身が、仕事を仕事だと思っていない部分があって、「自分たちが楽しみながらつくったものでユーザーが楽しんでくれるから、さらに自分たちも楽しくなる」ということをずっと繰り返しているだけという感覚です。社員にも、「ザ・労働」というような意識ではなく、毎日楽しみながら働いてほしいですね。

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