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インタビュー画像就職情報事業本部 ナビ統括本部 ナビ統括部 統括部長 三枝靖明 Webシステム系の企業でインフォメーションアーキテクトやWebディレクションの経験を積み、Web制作やシステム開発担当としてマイナビに入社。一貫して就職情報サイト「マイナビ」の運営に関わる。現在は統括部長として、全体の機能改善・運用に従事。また「マイナビ2021」では学生向けサービスの企画設計を担当。

サービス設計の責任者として、「マイナビ」というメディアとどのように向き合っていますか?

いまや就活生にとって欠かせないサービスとなった「マイナビ」。私たちが目指しているのは、学生さんたちが「自分に一番マッチする会社」を「マイナビ」を通じて達成できるサービスの実現です。ただ探すだけでなく、理想の会社、理想の働き方ができる場所を見つけていただくことで就業者数が増え、就業後に活躍する方が増え、学生さんと企業の間に立つ仲介役として私たちの社会的価値が高まっていくと考えています。 そのために、マッチング精度を高める機能を具現化し、開発と安定的なサービス供給に取り組んでいただくエンジニアの方々を必要としているのです。 私はいまでこそサービス全体の機能改善や運用フローを統括していますが、もともとはWeb制作やシステム開発担当として、システム部門とその他の部門の調整役を担っていました。年に一度のサイトリリースに向けて、開発現場は何を考え、実行しているのか、肌で理解していると自負しています。 そうした経験を活かし、新たな開発プロジェクトや改修案件について、学生・企業双方の視点に立った企画立案や機能の有用性について検討・調整をしています。

「マイナビ2021」がリリースされるまでの流れについて教えてください。

リリースの1~2年ほど前に、学生サービスの運営部門、学校広報部門、商品企画部門、システム開発部門の代表者が集まり、開発テーマを決めます。ここで話されるのは、「マイナビ2021」全体のサイトの方向性ですね。 その後、担当ごとに分科会を発足し、開発テーマに沿ったソリューションを検討。それぞれの視点から包括的に内容をブラッシュアップしていきます。議論を重ねながら開発内容の絞り込みや追加・削除を相談します。 開発テーマや開発内容の骨子が固まってきた段階で、事業部長や上位役職者への提案を行い、方向性の修正を含めた検討を行います。これまでの議論を振り返りながら、時流やユーザーに寄り添った内容かどうか最終確認を行い、システム開発部門が中心となって細かな要件定義を進めます。 要件定義や基本設計が見えてきた後に、各現場で機能のリリースに向けた準備に入ります。 実装・リリース準備段階ですね。例えば── ▽学生サービスの運営部門・・・UI・UXやフロントの技術要件の検討など ▽学校広報部門・・・学生・学校への広報案内のの準備など ▽商品企画部門・・・社内外に向けた商品説明資料の準備など ▽システム開発部門・・・各種システム設計書や受け入れテストなど というように各部門の役割を進めていくフェーズとなり、リリースに向けて本格的に動き出します。

3月にオープンした「マイナビ2021」のリリースにあたって意識したことを教えてください。

たくさんの学生さんや企業の方々に「マイナビ」を使っていただき、多くの出会いを生み出すサービスへと成長している一方で、ユーザーが満足した状態、ナチュラルな文脈の中で利用できるサービスの実現を目指しました。 そのために顧客満足度を計測・向上する指標としてNPS(顧客推奨度)を導入し、ユーザーとの関係性をより濃いものにしていきます。 ユーザーと短絡的な接点だけで成り立っているサービスは、ユーザーから評価されたサービスとは言えません。「マイナビ」を就職活動において主軸となるサービス、すなわち利用から活用されるサービスに育てることでユーザーの満足度を上げ、サイト価値の向上を実現していきたいと考えています。 学生が入社を希望する企業に対して、入社することを目的としては、就業後のミスマッチが発生してしまう可能性があります。好きなこと/夢中になれることだけでなく、自分に何ができるのか、何をすれば活躍できるのかという新しい目標を掲げなければ、自己実現が困難になる。 そこで学生さんのスキルをデータ化して、学生さん自身も企業サイドも共有できるような仕組みを整えました。それが『My CareerBox』です。 企業の採用基準や採用数についてはたくさんのデータがあります。ただ、今後多彩なジョブパターンが生まれる時代を迎えるにあたって我々がやらなければいけないことを考えたときに、その一つがスキルの可視化だったわけです。 新卒市場での新しい分野、未成長分野への挑戦を続け、これまで誰も見たことがなかった新しいサービスを生み出していくことに注力したのです。

就職情報サイト「マイナビ」の今後のビジョンを教えてください。

就職活動の存在意義が、企業と学生の出会いの場から、仕事と学生の出会いの場へとゆるやかながら変わってきています。どこで働くかではなく、何を仕事にするか──。そのために企業は求める人物像や求めるスキルの明確化が必要となり、学生さんはスキルや学修経験の可視化が求められるようになります。 テクノロジーの進化が進むと、いつでもどこでも選考ができて、学生と企業の接点のとり方が変わってくるでしょう。距離を意識せずにやりとりができるオンライン選考などがいい例です。採用の流れが変わっていくこの時代に、学生・企業にとって最適なサービスのあり方をこれからも考えていきます。 私たちのお客様は企業だけではありません。学生もお客様です。そして就職していただくことが目的ではなく、学生の皆さんが就職活動を通じて自分自身の“これから”を思い描いていくのをお手伝いする存在でありたいと思っています。 HRテクノロジーは導入主体が企業である以上、企業側の効率化といった観点に着目しがちですが、そこで働く人にとっても有益であるべきです。テクノロジーの進化により、働く人を深く理解し、適切な人事施策を進められるようになれば、結果として働く人自身の満足度向上につながるでしょう。 これからも「マイナビ」は、市場を牽引する最新のHRテクノロジーを活用して、人と企業のよりよいあり方について、既存概念にとらわれずに模索していきたいと考えています。

求職者へのメッセージをお願いします。

私自身、高校では体育を専攻し、大学も外国語学部を卒業。ITやデザイン、テクノロジーといった分野から、だいぶ離れたところからここまできました。転職もマイナビで3社目。当社を選んだ理由は明確で、組織のスケールメリットを活かしながら自由にやらせてもらえる社風だと思ったからです。 安定や成功とか、レールが見えてしまっている状態で前に進むことがどうしても許せなかったんです。実際、マイナビにはユニークな人材がたくさんいますし、常に挑戦者のスタンスを崩しません。とにかく飽きない会社ですよ。 現在、グループ全体で1万人近い社員がいますが、よい意味で私はベンチャー気質の強い会社だと思っています。知名度にも企業規模にもあぐらをかかず、誰にも等しくチャンスを与えてくれる懐の深い会社です。 「これまでの経験を活かしてさらに専門的な仕事を突き詰めたい」というマインドの社員が増えてきたので、そうしたスペシャリスト意識が高い人も長く活躍できると思います。手を挙げた人にチャンスがありますので、何事にも積極的に取り組める人と一緒に働きたいですね。

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