株式会社 GameWithのインタビュー

まず、GameWithを設立した思いからお教えください

GameWithを設立する前は、フィーチャーフォン向けのソーシャルゲーム開発会社でCTOを務めていました。その中で、2012年頃からのブラウザゲーム→ネイティブアプリへのシフトを直に経験しました。

ネイティブアプリへシフトした事で、ゲームのリッチ化などユーザーにとって多くのメリットがもたらされました。しかし一方で、ゲームユーザーやゲーム開発会社を取り巻く環境にはまだ課題が多くあると感じていました。

そして、それらの課題を解決できるサービスを作りたいと考え、当社創業に至りました。

GameWithではどんなことを実現させたいと考えていますか？

当社は現在、ゲームの攻略情報を提供する事業を手がけています。攻略情報は、複雑化するゲームの世界にあって、ユーザーがゲームをより楽しめるために不可欠のものです。この攻略情報を核として、ゲームに関する用事を全て完結できるインフラをつくりたいと考えています。具体的には、ユーザーがプレイしたいゲームを探せる環境や、ユーザー同士がコミュニケーションできる場所を提供していきたいと考えています。

また、当社では、ゲーマーを攻略ライターとして雇用し、ゲームをやり込むことで蓄積した知識を攻略情報として書くという収入の手段を提供しています。つまり、プロのゲーマーという新しい職業を創出しているわけです。これをさらに発展させ、プロスポーツ選手同様、プロゲーマーのプレイをゲームファンに見てもらう場所もつくりたいと考えています。

GameWithをどんな会社にしていきたいですか？

当社にはゲームが好きな人しかいませんが、自分たちがゲーム好きだからこそ、同じゲーム好きのユーザーに攻略情報を提供することにやりがいを感じてくれています。

大切にしたいのは、このようにメンバーが仕事に夢中になれる風土をつくることです。ですから、当社の目標を一緒に目指したいというゲーム好きの方に、ぜひ入社していただきたいと考えています。

今泉さんの仕事観や人生観をお教えください。

私はゲームが大好きなこともあり、仕事とプライベートの垣根は限りなく低いですね。もちろん、社長業があるので勤務時間もゲームをしているわけではありませんが（笑）、メンバーとの共通言語はやはりゲームのことですし、四六時中ゲームのことが頭にあります。その点で、自分が一番やりたいことが仕事にできているという幸福を感じていますね。

仕事観としては、いかに世の中に価値を提供するかが問われると思っています。自分たちの力で、好きなゲーム業界を発展させられたらどんなに素敵かと思いますね。そのためにも、GameWithを使うことでユーザーにより良い体験をしてもらえるよう、記事の質には徹底的にこだわっています。

最後に、ゲームの魅力とはどういったものとお考えでしょうか？

ゲームはコミュニケーションツールになると考えています。前述のとおり、当社の共通言語もゲームですが、初対面の人とでも同じゲームを愛好していれば即座にコミュニケーションが成立させられるという力があります。現代において、こうした存在は貴重ではないでしょうか。

ゲーム好きの私にとっては、ゲームがない世界は相当つまらないだろうと思います。もちろん、ゲームなどなくても生活できるでしょうが、人はただ生きるためだけに生活するのではありませんよね。ゲームは、それが好きな人の人生を間違いなく豊かにしています。そんなゲームの価値を、例えばスポーツのようにもっとポジティブなものに変えていきたいと思っています。