起業までのお話をお聞かせ下さい。
もともとは祖父が運送会社を経営していたのですが、 息子である父は末っ子だったため、その会社を継ぐことができませんでした。 それならば、「まだ誰もやっていない事業を自分で興そう!」と決意し、 今から50年位前に日本初のコンピュータ専門学校へ入学したようです。 その後、祖父の運送会社の子会社・全日本商事のシステム部門で コンピュータ受託開発事業をスタートさせ、 平成元年12月に父が独立して作ったのが、ANSです。
文系出身でもエンジニアになれるとお伺いしましたが、本当ですか?
そうですね、私自身が文系出身です。 学生時代は、実はあまり勉強もせず、毎年冬にはスキー場のペンションで住み込みのアルバイトをしていました。 ここでお金を稼ぐことと仕事の楽しさに目覚めたのです! ANSに入社してはじめの3年間は土日もほぼ出勤し、お正月もガムシャラに働いていましたね。文系出身だったので働きながら、プログラミングを学びました。 「2代目」という目で見られたくない、「誰にも負けたくない」という気持ちが強く、仕事で負けることが嫌だったため、当時の先輩社員には勝つつもりで仕事に没頭していましたね。自分自身が動けば、道は拓かれる。 そのあと、着々とキャリアを積み、29歳の時に社長に就任しました。 自分自身の経験から、文系出身のプログラミング知識0からでもIT業界で必要とされるエンジニアになれるのです。
会社の魅力は何ですか?
当社はこれまで、たくさんのお客様の「困った」を解決し、「欲しい」に答え続けてきました。 「基幹システム」という会社の心臓部をつくり、安心して使えるように守ることで、 成長と発展に貢献してきました。 そして今、ANSはたくさんの会社の先に広がる社会の「困った」を解決し、 「欲しい」に応えるときを迎えています。 社員ひとりひとりが社会の「困った」に応えていこうとしている部分が、 当社の魅力だと感じます。 社会が抱える多様なニーズに応えていくために、 IT教育が進み、開発力に長けているベトナムへも進出しました。 これから、当社の理念に共有共鳴してくれる仲間を大きく増やし、 「めざす明日」「明るい未来」を共につくっていきます。