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インタビュー画像代表取締役社長 梶原 稔尚

今後のIT業界やスタイルズの進むべき方向についてどう考えていますか?

私は「エンジニアの幸福を追求して、日本のIT業界を変えて行きたいということを以前からお話しています。 もう少し具体的に言うと ①競争優位のシステムサービスをエンタープライズ向けに提供。 ②サービスによる利益を、さらなるイノベーションに投資し、ビジネスに好循環を。 ③IT業界の無駄(人月ビジネス、多重下請け構造)を排除し、エンジニアに幸福を。 が具体的な活動方針になっています。これは、現在の日本のIT業界で、エンジニアがその貢献と努力に比べて、かならずしも恵まれていないという認識があるからです。私自身がエンジニア出身ということもあるのですが、エンジニアにとって幸福とはなんだろうということを日々考えています。その中で、人月ビジネスや多重下請け構造といった日本のIT業界独自の問題点が、業界全体として、エンジニアを働きにくくし、努力が報われない大きな要因だと思っています。現在、日本のSIの現場では、無駄なことが多くシステム開発の生産性が低いうえに、エンジニア主導でプロジェクトを進めにくくなっています。最新のイノベーションを採用することで、明らかに生産性が向上するのにそれを採用できない。細分化された工程に割り付けられてしまい、全体的なスキルを獲得できない。といった不幸なプロジェクトが多い状況をどうしたら打破できのでしょう。本来IT技術は再生産可能なもので、いったんサービス化できれば同じことを何度も繰り返して、売上を挙げられるものなはずですが、一回性のプロジェクトばかりが多く生産性(単位時間あたりの売上)が低くなってしまっています。スタイルズでも以前はそうだったのですが、システム開発業務をサービス化することでその状態を打破できると考え、取り組んで来ました。そして今ではWebサイトからの受注で、新規顧客を100%まかなえるようになり、エンドユーザ企業からの案件も急増しています。これは、サービス開発に取り組んだ技術者だけではなく、この規模の会社としてはめずらしく、マーケティングや広報活動に懸命に取り組んできた成果だととも考えています。これからも、さらに技術力を高めて、それによって新規サービス開発を行い、ビジネスを盛り上げて行きたいと考えています。

若い技術者向けにスタイルズでどんな人材育成制度を用意していますか。

まずビジネススキルと技術スキルをバランス良く学んで頂けるように研修制度を用意しています。というのも、技術的なスキルを獲得して、その能力を伸ばしていくためには、様々なビジネススキルの獲得が重要だと考えているからです。例えば、ロジカルシンキングの能力は、技術者が正しくプロジェクトを進めたりコミュニケーションを図ったりするのに不可欠なものだと思うのですが、一般的に中小企業では学ぶチャンスが少ないようです。そこでスタイルズでは、外部セミナー開催企業と契約して、若いうちに、ロジカルシンキングのセミナーを複数回受講することを教育制度として取り入れています。ロジカルシンキングだけではなく、様々なビジネススキルを学ぶセミナーの受講を年6回以上推奨しています。技術教育は、若手技術者に対する必須教育として、SpringやHTML5、インフラ等に関する幅広い読書会(読書だけではなくて、開発等も行います)で先輩が後輩を指導するケースと、より幅広い社員を対象として、ハンズオン中心の勉強会があります。後者の勉強会ではAWSなどのクラウドについてのもの、KubernetesやDockerなどコンテナ技術に関する勉強会、CI/CDに関する勉強会など、最新の技術を実際に動かしながら学ぶものがあります。この勉強会をするようになって実感したのが、なかなか一歩が踏み出せない性格の技術者でも、こんな場を用意すれば、より積極的に参加ができるのだということです。どうしてもエンジニアは内気で社外勉強会とかに参加したり発表したりできない方も多いのですが、こんな場を作って声を掛けることで、びっくりするほどたくさんの社員が参加してくれています。また、自己学習としての資格取得については、今後のトレンドになる技術を中心に資格奨励金を給付することで、社員の自己研鑽を応援しています。

技術者が今後進むべき方向はどこでしょうか?

今、IT業界はいわゆる転換期を迎えています。業界としては、比較的景気もよく、人に対するニーズはかなりあります。案件も沢山あります。ただ、「3年後5年後を見据えたときにこのままでいいのか?」と考えている方はずいぶんいらっしゃるのではないかと思います。 といいますのも、今まではお客様から「システムをこういう風に作ってください」と言われて、その通りに作るというだけで良かったのですが、そういった時代は徐々に終わりを迎えつつあります。 その原因として、一番大きいのが“クラウド”という存在でしょう。 お客様のニーズがカスタムメイドされたシステムを沢山のお客さんが使っていた状況から、クラウドによって、もうそこにそのまま使えるものがある状態がどんどん出来上がっているので、自社専用でシステムをお願いしたり案件を発注したりする状況じゃなくなってきています。 まだ目に見える形で進行していない感じもするかもしれませんが、業界の中ではジワジワとその波が押し寄せてきています。今はクラウドでシステムを作る、クラウドでなにかを成し遂げるということがまだ10%くらいだとしても、それが20%や30%になった時に業界がガラッと変わるでしょう。今はそういう大変動の直前時期なのだと思います。我々は旧来のシステムインテグレーションという仕事から、AWSを中心としたにクラウドに業務のやり方にシフトしていっています。もう一つ、世界中で同時に開発されているオープンソースを取り上げたシステムの作り方も進めています。 スタイルズには、ビジネススキル・技術力ともに成長できる環境と、自分のステップアップにチャレンジできる舞台が用意されています。先輩たちと一緒に成長していきたいと考えている若い方たちに是非挑戦して頂ければと思っています。

転職を検討している方たちにメッセージをお願いします。

まず第一に、3年後、5年後を考えたときに自分が今進んでいる方向性でよいのか?このまま現在の業務に携わっていて5年後も通用するスキルを身につけることができるのかを一番に考えて頂きたいですね。そこに不安があるような状況が一番まずいと思います。典型的にあまり成長が見込めないのは、大型のプロジェクトの駒のような形で日々の仕事に忙しく働き続けることだと思います。多くの場合、大型プロジェクトはこなれた技術、つまり古い技術で大量の技術者をアサインして進める場合が多く、人的な管理業務は学べますが、エンジニアとしての最新のスキルが学べるチャンスは少ないと思います。やはり、IT企業として、技術者の成長を第一に考えて、その成長がそのまま会社の成長であると考える企業で働くのが一番よいと思います。そして、日々技術の進化にアンテナを貼ってそのような業務ができるかどうかを第一に考えてもらえればと思います。スタイルズはそのような期待に答えられる会社だと信じていますし、努力をするエンジニアの皆さんの背中を押して応援できる会社でありたいと思っています。是非、一緒に楽しく働ければと思います。

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