Mulodo Vietnam Co.,Ltd. 代表　　　 　Managing Director 　下浦 敦史 氏

前職ではどのような会社で、どんなお仕事をされていましたか。また、御社に入社した理由を教えてください。

前職では、Webマーケティング会社の経営ボードとして働いていました。入社時30人程度のベンチャーだったので、経営企画室長として経営に関与すると同時に、4つの部署の部長職を兼務するという、なかなかハードな日々でした。退職時の従業員が90人規模の組織になっていたので、まさにベンチャーの拡大過程に関われたと思っています。 会社が大きくなり、ある種の達成感を感じていた時に、以前一緒の職場で働いていたムロドー代表の飯田と再会しました。ムロドーに対しては、高いプロフェッショナリズムを感じましたね。まさに「技術力が売りのスペシャリスト集団」といった印象でした。 前職では、どちらかと言うと若手の育成が主要課題でしたので、「こんなプロフェッショナルな環境に身を置いてみたら面白いんじゃないか」ということで転職を決意しました。

現在どのようなプロジェクトで、どのようなお仕事をされていますか。

大きく2つありまして、「世界に通用する自社サービスのプロダクトマネージャー」と「海外進出」を担当しています。 現在は、「海外進出」に業務的に多くの時間を割いています。2011年12月から急ピッチで準備を進めており、3月からベトナムにてMulodo Vietnam Co.,Ltd.を立ちあげます。私自身は渡越してベトナム支社の代表への着任が決定してます。ベトナム赴任後は、早急な体制構築、組織の拡大、更なる東南アジア諸国への進出、が私の主要なミッションとなります。

御社で働く魅力を教えてください。

一つには、技術力が高さが弊社の大きな特徴です。対外的には、極めて有効かつ心強い武器、とも言えます。弊社は小さなベンチャーですが、通常この規模なら考えられないほどのビッグクライアントと直接やり取りするプロジェクトが多く、それはやはり強力な武器あってこそ、です。プロフェッショナリズムに触れる日々は、確実に己のレベルを向上させてくれます。 二つ目は、海外展開です。一度アジアに出てみると、日本基準で物事を考えることの視野の狭さに気付かされます。弊社では、開発拠点としてのベトナムに加え、営業拠点のアジア進出もにらんでおり、そういった意味ではいずれ日本も拠点としてのone of themになっていくことでしょう。 勿論開発拠点もベトナムだけでなく、どんどん他国に展開していく予定です。ベンチャーでも様々な企業が海外進出を始めて久しいですが、未だエキサイティングな領域であることは間違いありません。その過程に携われることは、日本国内だけで仕事を完結することとは比較にならないダイナミックな経験であると言えます。こういったことは、なかなか日本の中で頭で考えていても実感できないですが、ひとたびアジアに出た瞬間に痛烈に思い知らされる事実です。

会社の雰囲気や特徴的なところを教えてください。

基本的には、エンジニアオリエンテッドの組織ですので、社内の雰囲気はわりと静かですね。とても個性的な人ばかりですので、皆話し込んで親しくなっていくと、スルメイカのように面白エピソードが出てきます。 社内の人間関係は、これまで在籍したどの会社よりも良好で、良くある「人間関係上の悩み」や「妬み、嫉み、ケンカ、険悪なムード」といったネガティブなシーンはほとんど見られません。 他人との関係性で消耗する前に「各人が個々の責任をきっちり果たす」という不文律があるからでしょうか。 また、既婚者かつ子持ちが多いので、家庭の事情を優先する文化が根付いています。こういったところも、若いメンバーが多いWeb系ベンチャーの中では特筆すべき部分と言えるのではないでしょうか。

どんな方に貴社にご参画いただきたいですか。

私は26歳の時からずっと、何らかの形でマネジメントに関わって来ましたが、人材採用において一貫していて感じる大切なポイントは「素直であること」です。年齢によらず、素直に物事をとらえ、屈託なく吸収していくことは、何より重要であると考えます。 これは頭で分かっていても、なかなかできないことです。経験によって成長し、経験の中に思考の拠り所を求めるのが、そもそも人間という生き物だからです。勿論経験に立脚すること自体は否定しません。しかしながら、「自己の経験」よりも「他者の経験」または「外部環境への適応」を上位のレイヤーに置くことができる人が、本当の意味で「伸びる人」であると考えます。 自由な思考で、壁を作らず、否定せず、好奇心を持って周囲の物事を咀嚼でき、その上で経験を最大限に活かして行動する人は、やはり成果を残すことが多いです。 更には、海外展開に興味があり、積極的にチャレンジしていきたい、という渇望を秘めた方と、是非一緒に働いてみたいですね！一言で言うと「ともにチャレンジできる仲間求む！」という感じでしょうか。積極的なご応募を、お待ちしております。