取締役　事業統括本部長　清水豊

MRSの社風を教えて下さい

人が一番大事だと考えております。 我が社はCRA派遣をメインとした人材派遣会社ですが、働く社員一人一人のライフスタイルに合わせた仕事を提供するというのが我が社のモットーです。 スタッフの誰かが何か問題を抱えていたら、すぐ相談に乗れるよう、定期的な面談を実施しています。 また、個人の意見を尊重して派遣先を決めるようにしている風通しの良い社風です。

人を大切にするという事について、具体的に努力なさっている点を教えて下さい

先ずは本人の希望を聞く事からはじめます。 スタッフ本人が何をやりたいのか？将来はどうなりたいのか？ しっかりと希望を確認し、なるべくそれに沿って目標達成への道筋を作って行くというのが我が社のやり方です。 一緒に仕事をするというよりも一人一人の目標に対して会社がサポートしていくというイメージです。 極端な事を言うと当社をステップアップのステージとしてキャリアを積んだ後に、将来は製薬メーカーに勤めたいという目標を持っている人でも歓迎致します。 その人の目標を達成する為には具体的にどういうステップを踏ませればいいのか考えて、出来るだけ希望に沿えるように派遣先をアサインしております。 また、産休育休を経て仕事に復帰された方の場合等にもライフスタイルに合わせて、時短勤務や宿泊出張を伴わないエリア限定の仕事を探したりして対応しております。 普通は依頼する側の製薬メーカーからの要望に合った人材を提供するというのが、一般の人材派遣会社の方針だと思いますが、当社の場合は働く本人の希望を優先し、逆に本人の希望に合った案件を探してくる方針を取っています。 スタッフは自分が希望したことに携わることで、仕事に対して責任感を持ちますし、結果、良い成果を上げて依頼側の期待に応えられていると思います。 良い意味で、常用派遣型CRAで働くメリットを活用出来ている為、スタッフの満足度は高いと思います。 現在40名程のモニターが所属しておりますが、うち5名が産休中です。 今のところ、全員が育児休暇後の復帰を予定しております。

派遣型の場合、いろいろな会社に勤務されているスタッフのフォローはどのようにされていますか？

１～３カ月に一度の面談を実施して、必ずスタッフと会うようにしています。 入社間もないCRA経験が浅いスタッフ、常用派遣型CRAの経験が浅いスタッフには特に気を使って悩みや問題点を聞き出すようにしております。 受託CRAの勤務スタイルに慣れていた方が、派遣の勤務スタイルになると、派遣先の正社員の方に気を使ったり、社内のシステムを使ったり不慣れなことが最初はどうしても起きがちです。 経験のあるキャリアコーディネーターと営業がタッグを組んで、そのような悩みを解決するようにスタッフや派遣先に働きかけ、スタッフにとって働きやすい就労環境を整えることに日々努めています。

将来的な方向性についてお考えを教えて下さい

派遣事業は弊社の基本姿勢ですので、CRAの派遣をメインとする形は今後も継続していくつもりです。 派遣事業を始めてからは、開発のニーズに応えるべく、臨床開発支援事業も始めるようになりました。 新参で受託試験を受注するのはなかなか難しい状況なのですが、お問い合わせが多いことから、臨床開発支援事業についても力を入れています。 理由としては、年齢的な問題で派遣の案件が用意出来ないスタッフや、育休明けで勤務時間や出張に制限の有る方等の就業機会を用意するという目的が一つあります。 また、受託プロジェクトとしては特に師主導型治験に力を入れています。 ビジネスとしてはあまり実りの多くない分野かもしれませんが、希少疾患等の治験に協力する事により、未来の医療に貢献したいという気持ちがございます。

応募を希望されている方へのメッセージをお願いします。

基本的には弊社への入社を希望されている方には、皆さんにお会いしたいと考えております。 お会いした上で、ご希望やお考え等を伺いたいと考えております。 定期的に説明会も実施して、会社の雰囲気を知っていただけます。 業界の動向や、CRAのキャリア形成などご相談にも乗っています。 一度当社の話を聞きに来ませんか？ 是非、ご応募をお待ちしております！