<strong>営業部 課長 日下部 憲昭 氏</strong> 30代前半までは、不動産業界、営業職、いずれにも属さない職業に就いていたが、前職で建売住宅の販売に従事して以来、不動産営業のダイナミックさに魅了される。 エサキホームには2007年入社。1年間で17棟の販売実績を作り、現在は課長というポジションで、9名の部下を持つ。

エサキホームを選んだ理由は？

エサキホームを知ったのは、先に入社していた知人に誘われたことがきっかけでした。 「オンとオフのメリハリがあって、原則的には残業がない」ということを事前に聞いて、大きな魅力を感じていました。 また、予め商品を見せていただいて、相場の価格で、競合他社より一部屋多い広さと設備仕様の良い住宅を作っている、という点に、営業として売りやすい商品が用意されていると感じました。 一方では、それまで必死で頑張って良い成績を残し、その実績が認められて責任のあるポジションについていたので、それを捨てて始めからやりなおさなければいけないということに、若干抵抗もありました。 しかし、最終的には、やることさえきっちりやっていれば時間的な余裕が持てるし、その方が自分の将来にもプラスになると考え、転職を決めたのです。

エサキホームの魅力は？

仕事を進める上で、自主性が重んじられるということが当社の魅力です。営業成績を伸ばすために、強制的に何かをしなければならないということもなく、自分のやり方で進められます。 その反面、厳しさもあります。原則として残業や休日出勤は良くないとされる社風がありますので、時間内で仕事を終わらせなければいけない。そのためには、自ら学ぶ姿勢が要求されます。 実際、長い時間をかけて仕事をしていれば営業成績が伸びるかと言えばそんなことはありません。時間内できっちり仕事をして、成果を出す工夫を重ねることで自分の力もついていきます。 当社は成長段階にある会社で、まだまだ組織として未完成な部分があると、私は感じています。だからこそ、やるべきことをしっかりやっていれば、自分の意見も反映される環境があるということも、当社で働くやりがいにつながっています。 また、入社後実感したのは、“商品力”の強さです。住宅自体の品質でクレームを受けたことが１度もない。自社施工の自社販売という信頼感と、会社の安定感も営業する上で有利に働いています。

お仕事をする上で大事にされていることは？

営業で最も大事なのは稼ぎたい気持ちです。人よりも美味しいものを食べて、人よりも余裕のある生活がしたいという向上心がなければ、住宅の営業は出来ないと思う。ノルマに対しても、数字が張り出されることが怖いと思うのか、そこにやりがいを見つけて「やってやろう」と思うのかで、全く違った結果が出ます。 その一方、お客様に対しては、何より楽しんでもらうことを心がけています。一生を左右することですし、買っていただければ、お客様自身が幸せになれると信じていますので、明るく、楽しく見ていただきたい。 そのために気をつけているのは、初心を忘れないこと。ある程度販売実績を作ってくると、「天狗になる」ということがよくあります。しかし、過信してしまって、自分のペースだけで商談を進めていることに気がつかないと、自然と数字が追いつかなくなってくる。そういう時は得てしてお客様のせいにしがちですが、それは間違った考えです。自分の商談の進め方に問題がないか、定期的に見直す努力をしています。

今後の目標は？

当社が業績を伸ばしている要因は、急激な拡大路線をとらない、堅実な経営にあります。私自身も、着実に力をつけた上で成長していきたいと考えています。 エサキホームは成長基調にありますが、今後は出来る営業だけに頼ってしまうと、会社全体の成長には限界がやってくるでしょう。また、人材の定着率も悪くなってしまう。 そこで、主任というポジションで私が取り組んでいるのは、現段階で力のない営業が、自分で考えて自分で問題を解決できる力を養っていけるように後押しすることです。 これが、絶対的なノルマを課せられてしまうと、私自身が部下の分まで売上げを取るような動きにならざるを得ないのですが、それをしてしまうとチーム全体が伸びていきません。失敗も経験ですので、商談で断られて悔しい思いも味わってもらいたい。エサキホームでは、その部分でも自主性が尊重されていますので、出来る限り、その方針を貫いて、全体のレベルを高めていきたいですね。 一方、私もイチ営業マンです。部下も同僚もみんなライバルだと思っています。彼らに負けないよう、もっともっと成長していきたいですね。