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インタビュー画像<strong>代表取締役 大和 隆司 氏</strong> 大学(工学部)卒業後、大手量販店に就職。情報システム部門を経て、物流システム部門に配属され、物流システムの初期構築に携わる。また、在職中にファームバンキングの構築などにも携わっている。合計14年間勤めた後、1991年に独立し有限会社シーエンスを設立。「お客様と共に発展する共同体の構築」という理念を掲げ、会社を成長させてきた。2005年株式会社に組織変更し、現在に至っている。

大学は工学部で学ばれたそうですが、流通業を志したきっかけは?

周りの学生がメーカーへの就職を希望する中で、流通業界を希望したので、教授からも珍しがられました。在学中、いくつかのアルバイトを体験しましたが、そこでの経験がその後の進路に大きく影響しています。 1つは、百貨店でお歳暮やお中元の配送に携わったこと。綺麗な包装紙に包まれた商品を、伝票ごとに仕分けして、トラックに積んで配達するのですが、販売の段階からシステム化すればもっと売れるんじゃないかと、小売業における流通システムに関心を持ったことがきっかけでした。現在の物流システムの構築は、いわばその発展版ともいえますね。 そして、もう1つは小学生向けのドリルの訪問販売です。社会経験もなく口下手だった私は、当初上手に販売することが出来ませんでした。一緒に働く学生の中に、1人だけずば抜けた成績を上げる学生がいて、彼のノウハウを真似ようともしましたがなかなか上手くいかない。他の学生はみんな途中で辞めましたが、私は私なりにやり抜かなくてはと真剣に考えました。そんな中で、ある日訪問したご家庭で、思いがけなく5冊も買っていただくことが出来た。失礼な言い方かもしれませんが、会社から渡されたリスト通りに訪問したのですが、とても買っていただけるとは思えないようなご家庭だった。でも、その時にそのお客様が話して下さった身の上話を聞いて、非常に感銘を受けたのです。そして、このアルバイトは結局、春休みごとに3年間続けましたが、その間にいくつかの同じような経験をしている。そこで学んだことは、要するに、商品を買う側にも理由があるということです。売る側が良かれと思って商品を並べていても、買う人にとって意味のある買い物が出来ないなら価値がないのです。 こういうことがあって、消費者と直に向き合う小売業に関心を持つようになったのです。

お仕事の上で最も大事にされていることは?

学生時代の体験が流通業を志す原点となった私は、就職した時から、お客様に向き合った仕事をしなくてはいけないと考えてきました。特に流通業は、スピードが命です。消費動向は絶え間なく微妙に変化していきますが、それに即対応しなければならない。ですが、組織の規模が大きくなればなるほど、その動きが鈍くなってしまうということは避けられない。私はたまたま、プライベートな事情もあって14年間勤めた会社を辞して独立することになったのですが、向き合う対象が変わっても、そのことは常に考え、創業以来、常にお客様の繁栄を願い、他の追随を許さないシステムの提案に努力してきました。それがめぐりめぐって最終消費者の利益にも繋がっていくと考えています。 また、私は仕事においても私生活においても、いつ死んでも悔いのないような人生を送りたいと考えています。例えば、たまたま大阪市PTA協議会の副会長をお任せいただいたことがありました。それは、自分から望んだわけではありませんが、今の保護者はどのような考えを持っているのかなど、他の委員の方々と真剣に意見を交換し、様々な取り組みを通して子供達や保護者の方々に喜んでいただけたという達成感を味わうことが出来ました。 当社で働く社員達に、同じ価値観を押し付けるつもりはありませんが、何かの目標に向かって達成のプロセスを踏むことで、達成感を味わい、充実した日々を送って欲しいと考えています。

今後はどのような組織作りを進めたいとお考えですか?

弊社のような規模の会社では、会社のためというよりは、個人のために頑張っているという人の方が絶対的に多いと私は思っています。その中で、ピラミッド型の縦型の組織を作ってもうまく機能しないだろうと思うのです。ですから、社長である私がいて、グループをまとめる何人かのグループ長がいて、あとはフラットな組織が良いと思っています。 また、私の人生の中で立ち上がったこの会社を継続させるために、私の後継者となる人材を育成するというよりは、グループをまとめる素質のある人材がいるなら、彼の適性に合わせて、シーエンスとは別の独立した事業体を立ち上げていくという方向性が自然だと思うのです。 現在3つあるグループを、それぞれに発展させて、近い将来には子会社として独立させていきたい。そして、実務的な業務はそれぞれの子会社が担い、シーエンスは全体の管理業務を担ってそれぞれの子会社を支えていく、という形で組織を発展させる構想を描いています。 また、そういった組織作りを進めて行くためには、個々の力が適材適所で発揮できるような環境作りが大切です。当社の業務は、プログラムが組めれば良いというものではありません。お客様が話す流通現場の業務内容を理解して、どれだけのフローを描くことが出来るかが非常に重要なのです。社員が、1を聞いて10を理解することが出来なければ、当社は成り立たない。 採用活動を通して、実際に「お客様のシステムとして作ったもので喜びを感じる経験をした。もっとお客様に近いところで形にしたい」といったことを話す人材に出会います。そのようなセンスを持ち、自ら提案が出来るような人材が十分に力を発揮できるような体制作りに取り組んで行きたいと考えています。

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