御社の現状を教えてください。
2007年10月に代表取締役社長として原豊が就任し、原の思いでもあるのですが、更に風通しの良いオープンな会社にしようという機運が高まっています。本郷にある本社社員と柏研究所の社員との合同ミーティングを定期的に開くなど、社内の情報の一元化も図られつつあります。まだまだ当社はヒト・モノ・カネが揃っていません。だからこそ、全社一丸となって同じベクトルで進んでいかなくてはならないと考えています。
社内の雰囲気はいかがですか。
社内は研究者も多く、大学の雰囲気に近いものもあります。サークル的なところがあるのは、まだ会社としてきちんと管理面で整備される過渡期にあるからだと思います。なお、研究者は裁量労働制なので、自分のペースで仕事をしている人が多いですね。とはいえ、夜中まで残って仕事をしているというよりは、メリハリをつけている社員が多いようです。
社員の待遇について教えてください。
目立った福利厚生制度はありませんが、従業員持株会を立ち上げ、奨励金の補助もあり、月々積み立てることができます。また、社内のイベントとして制度化されているものはありませんが、本郷の社員も柏の社員も一緒になって花見をしたりして、集まることは多いですね。 当社は創業3年目の成長過程の段階ですから、今は希望通りの報酬をお支払することができないかもしれません。ただ大きな可能性に期待して、大手企業を辞めて入社した人が数多くいます。今後の成長・事業拡大に期待できること、またその過程に置いて、に参画できることも、今の会社規模ならではでしょうね。
ご自身はなぜアドバンスト・ソフトマテリアルに入社されたのですか。
私は前職で株式公開業務を担当し、東証2部と東証1部への株式上場を果たした経験があるのですが、また株式公開の仕事がしたいと考えていたんです。そんなときに今の会社から声がかかったんですね。当初、技術のことは素人で分からなかったのですが、伊藤教授に会い、これが画期的で世の中にないものであること、また資金調達でも、東大のベンチャーキャピタルである東京大学エッジキャピタルが出資していることもあり、可能性を信じて入社しました。
内田さんは普段はどのようにお過ごしですか
休日はしっかり自分の時間として使うことにしています。好きなのはウォーキング。1日10~20km程度歩きますから、千葉の市川から舞浜くらいまで歩いたこともありますよ。ハーフマラソンにも1年に1度は参加します。伊藤教授はテニスがとても上手なこともあり、社員と一緒にテニスを楽しんでいるようです。社長の原も合気道をやっているし、取締役の高岡は東京マラソンに出場したりサーフィンをしたり。結構体を動かすことが好きな人が多いのかもしれませんね。
入社される方へメッセージをお願いします。
「こんな会社にしたい」という方向性を、今社内でまさに議論をしているところです。そしてその方向性を実現していくのは、きっと今いるメンバーなのだと思います。一つでも製品が形になれば、さらに見えてくるものがあるはずだと感じてもいます。こうしてビジョン作りから参画できる楽しさを、一緒に味わって行きましょう。