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インタビュー画像代表取締役社長 杉田 穣 氏 1961年11月15日横浜生まれ。早稲田大学理工学部卒業。 1994年シーアイエス株式会社入社後、名古屋赴任。システムコンサルティング部部長、ITマネージメント部門ゼネラルマネジャー、中日本営業責任者、中日本統括責任者等を歴任。全社システム導入プロジェクトのコンサルタント責任者、大手・中堅企業グループウェア導入プロジェクト責任者等を経験。2003年に現在のアクロス株式会社を立ち上げ、少数精鋭の技術専門家集団を率いている。この程ノーツコンソーシアムの理事に就任。

現在のIT業界をどのように分析しますか?その中における貴社の今後の展開と5年内の売り上げの目標などを教えてください。

一口にIT業界と言っても規模、業態も多種多様であり、ひと括りにして分析することはできませんが、全体としては既に安定期に入っていると言えるのではないでしょうか。それゆえに、全ての方向に間口を広げ、自社の特徴に乏しい「コンピューターなんでも屋さん」になってしまっている企業が多いように思います。間口を広げ、大きくなるほど、それぞれの現場で培った技術スキルが分散してしまい、専門性が失われ、サービスの内容が薄くなってしまう恐れがあります。当社が事業領域を2つに絞り、少数精鋭に徹する理由はそこにあります。 当社は一人の技術者がある特定の分野での経験とスキルを積み重ねていくことで、より高品質なサービスの提供が可能になると考えます。ですので、当社では必要以上に社員数を増やすつもりはありません。もし増えても、50人を超える規模になるようでしたら、また別の技術サービスに特化した会社を立ち上げたいと考えています。目標や計画を立てる速度よりも現実のスピードの方が速いため、先々の計画は特に立てていませんが、3年後には売り上げが4億円から8億円に、社員数も25人から50人になるというイメージは持っています。それをベースに市場環境に合わせ、都度会社の動きに修正していくような考え方で進めています。

社員に求める仕事への取り組み方を教えてください。

一言で言うと、「ベンチャー・スピリッツ」をもってもらいたいと思っています。新しいものを求めていく姿勢、お客様に良いものを提供していきたいという考え方の集まりが「ベンチャー・スピリッツ」だと思っています。そして、「サラリーマン」ではなく「ビジネスマン」であってほしい。お金をもらってただ働くというより、ビジネスを展開してその結果として報酬を得るという考え方の人が望ましいですね。さらに、チャレンジする気持ち、失敗してもへこたれない気持ちがあれば尚ありがたい。実際、当社では俸給も完全なる実力主義ですので、仕事を生活の糧としてとらえ、ぬくぬくとしていたいという人には、向かない会社だと思います。

座右の銘は?

好きなことばは「天上天下唯我独尊」です。これはいわゆる平等思想だと思うのです。それぞれが自己主張することによって成り立つ平等思想。当社の経営にも通じる考え方です。 当社では考え方を明確に出して、自己主張するのは当たり前です。これが普通の状態ですので、改めて意識することもないのですが、互いに自己主張する中で、論理的に妥当であり、合理的である方法を採用するというやり方は一貫しています。

今後どのような会社にしていきたいですか?

私は会社経営に関しては論理性だけで成り立つ会社、というものを目指しています。誤解のないように説明しますと、ビジネスとは何かと考えた場合、良いサービスを提供した結果、お客様から対価を払っていただき、社員がそれを共有するというのがビジネスの本来の形だと思うのです。しかし、意外にこれができていない会社が多い。会社はひとつの共同体。例えば、利益が出た場合には公平に配分されるべきだと思います。一部の取締役だけ配分が多くなる、などの余計な要素は必要ありません。シンプルなものの捉え方において論理性が実現できる会社でありたい。また、会社をコミュニティとしてとらえていますので、家業をもっている社員が、会社の仕事の合間にそれを手伝うことも可能。その場合は、それに適した雇用契約に変えれば良いだけです。育児休暇、出産休暇なども同様です。会社がコミュニティの場として、個別の事情も勘案して吸収していくべきだと考えています。 また、当社の立ち位置としては、5年前の技術で良しとされる企業ではなく、お客様から見て常に最先端であることが求められていると自負しておりますので、技術のバージョン・アップも最先端でありたいと思っています。

採用の際に重視することは何ですか?また応募される方へのメッセージをお願いします。

第一に重視しているのが「コミュニケーション能力」です。この能力無くして、大手企業相手の仕事は成しえません。相手に対して、正確に伝え、相手の言うことを正しく聞く能力は必須です。もちろん、これまでに培ってきたスキルも考慮しますが、当社には全く別の分野から転職してきた人もいますし、やはりコミュニケーション能力が優先です。当社のカンパニーポリシーの一つに「論理的妥当性で仕事をすすめる」という項目がありますが、社内のコミュニケーションにおいても最も重視される点の一つです。社長よりも新入社員の意見が論理的妥当性、合理性において正しければ新入社員の意見が採用される社風ですので、自分の意見をきちんと論理的に説明できることが大切なのです。 このことは完全な実力主義を反映させたものでありますので、これから当社に応募される方には、「自分の実力を正当に評価してほしい」、「良い仕事をして、良い報酬を得たい」と考える人に来てもらいたいですね。そういう人が自己実現できる空間がこの会社にはあります。

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