管理部門マネージャー　安永 澄恵氏

ご略歴をお教えください。

歯科衛生士として商社に入社し、電動歯ブラシの販売やプロモーション、取引先の協力体制構築といった業務に携わり、テレビショッピングに出演したりもしました。6年ほどその仕事をする中、外資系歯科材料メーカーが私の仕事ぶりを評価してくれて、日本法人を設立するにあたり立ち上げメンバーとしてスカウトしていただきました。その話に応じて、代表者と二人三脚で一から新会社の立ち上げを手掛けました。私は主にバックオフィス業務全般とサプライチェーンの整備等を担当しましたが、その中に情報システムもありました。リヒテンシュタインの親会社が使っているSAPを日本法人にも導入すべく、現地に行ってトレーニングを受けたのです。親会社はあらゆるモジュールを使っていたので、私も一通り学びました。それでSAPが好きになりました。 日本法人での仕事は親会社とのやり取りが多く、時差の関係で深夜に及ぶことが常態化していました。13年ほど勤めたところで体力的に辛く感じるようになり、日本企業への転職を決めたのです。アニメが好きだったことから、エージェントに紹介されたVtuberのスタートアップにバックオフィス担当として入社しました。3年ほど働いたところでゆっくり休みたくなり、退職して宮古島に行き、アルバイトをしながら半年ほどのんびり過ごしました。そして、そろそろ働こうとバックオフィス業務の募集情報を探し始めたところ、いきなりTwitterで当社を知ったのです。ERPを扱うと書かれていることに引かれてアクセスし、代表の立原の話を聞いてバックオフィス全般をやらせてもらえることに魅力を感じて入社を決めました。 入社後、総務、法務、経理、人事・採用、情報システムと、あらゆるバックオフィス業務を担っています。これまで経理だけはやったことがなかったのですが、新しいことにもチャレンジさせてもらえる環境があるのでやりがいを感じています。

RICE CLOUDのどんなところに魅力を感じていますか？

まず、代表の立原は一見ぶっきらぼうな印象なのですが、懐が深い寛容さがあって、うまくできないことがあると咎めるようなことは一切せず、どうすればできるか一緒に考えてくれるのです。また、例えば採用においては、その人のポテンシャルに着眼してどう引き出すかを考えるのです。全体的に新しいことにチャレンジしていく風土があるので、成長できる環境があると感じますね。 その良い例が、新規事業として2023年夏にカレーのキッチンカー事業を始めることです。表向きの目的は、SaaSのERP導入支援という本業においてお客様の立場をより深く理解するため、自ら事業を手掛け、そのユーザーになることです。社内的な理由としては、フルリモート・フルフレックスタイムのプロ集団として、会社の一体感を高めるプロジェクトにすること。そして、日本で軌道に乗せたら、アメリカのビバリーヒルズでヘルシーな「ジャパニーズカレー」として売り出すことを最終目標にしています。ちなみに、カレーを選んだのは、役員がカレーのマイスター資格を持っていることから。社員のご主人がメキシコ人の料理人で、目下開発しているところです。 当社のメンバーは、立原含め2名の役員と私を含め2名の社員、および4名の業務委託。うち3名が外国人です。立原の前職時代から繋がりのあるメンバーが立原を慕って集まっているだけに、フランクな関係性ができていて、コミュニケーションが取りやすい風土がありますよ。

安永さんの仕事観をお聞かせください。

知らないことがあるとそれに関する本を読んでみたりと、新しいことを学ぶことが大好きです。会社の仕事も同様ですね。 また、仕事においては単純にその作業をするのではなく、例えばバックオフィス業務ならば、「こういうふうに会社って動いているのか」というように、仕事を通じて物事を深く知ろうとしています。知ることで見える世界が変わりますし、そういったことから人間は成長できると思うからです。進化を止めてはいけませんよね。

では、RICE CLOUDの採用担当として安永さんが求める人材像をお教えください。

与えられたポジションにとどまるのではなく、自ら関心の対象を広げて何でも吸収していくような人。せっかくチャレンジできる環境があるので、ぜひアクションを起こしてほしいと思います. 好奇心旺盛で明るいキャラクターの方だとよいですね。お待ちしています！