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インタビュー画像代表/CEO 野村 修生氏

ご経歴と、御社を創業した経緯をお教えください。

社会人としてのスタートは不動産売買営業で、その後2003年にITベンチャー企業の立ち上げやIPO推進等に従事しました。投資会社へ転身し、不動産投資ファンドやM&A業務を経て2007年に独立。証券化のアレンジャー業務やベンチャー企業への成長支援を行うスタートアップを起業しました。2015年からはIT特化型HR事業会社をスタートさせます。同社のマネジメント層の輩出、アーリーステージ完了を見越し、新たにアウトドアスポーツ関連事業として2016年11月に株式会社M.and.Agencyを創業しました。 両親の影響もあって、子供の頃から様々なスポーツやアウトドアに親しんできました。そして学生時代に、アウトドアやスポーツ業界に疑問を抱いたのです。日本では、あらゆる競技スポーツ/アウトドア分野において海外メーカーの商品が大半を占めていたこと、アスリートとして将来を夢見てもメジャースポーツである野球やゴルフ、当時はぎりぎりサッカーぐらいしか明るい未来がないといったことや、セカンドキャリア問題等です。そして、日本のアウトドア文化は海外と比べて普及率が低く、特定層向けの市場が続き様々な課題を抱えています。ユーザー人口が増えず産業規模が小さく、排他的な業界体質、プレイヤーは職業としての社会的地位が確立されず、働く環境が整っていない。こういったネガティブな声を、アウトドアやスポーツ業界の道に進んだ仲間から耳にし続けてきました。 そこで、ベンチャー企業の経験も長く新規事業の立ち上げから成長までのミッションを得意としていましたので、アウトドアスポーツ業界で「何か事業をしたい」「趣味を超えてライフワークとして成立させたい」自らの事業を通じて課題の改善に貢献しようと当社の創業を決めたのです。 しかしながら、当時はアウトドアスポーツ業界へ参入することを相談するも、賛成する人はほとんどいませんでした。現在では市場環境は大きく変わり、業界再編、新たなプレイヤーの台頭、価値観の変化、環境問題等もあり、業界は長期的な成長のスタートラインにいるような状況と捉えています。 当社の創業はかなりの見切り発車となり、2社のスタートアップの業務を抱えながら当社の事業ドメイン形成に奔走し、「一人ブラック企業状態」が長らく続きました。資金調達型経営のトレンドはありますが、好きなことを好きなようにやるために外部資本を入れる考えはなく、また事業として成立するかも当時は分からなかったので、100%自己資本で始めることを選択しました。 創業当時の2016年は、アウトソーシングするフリーランス市場が活況を始める段階で、ならば完全なる外部組織体制でどこまで事業展開が可能なのか挑戦しようと思いました。クラウドワークの顔が見えない環境で、ビジョンと課題の共有、業務遂行、信頼関係構築の日々でした。こうして多くの外部協力者の方々に支えられ、当社の今があります。スタートアップを100%外部メンバーで展開した企業は、そう多くは知りません。現在では50名ほどの外部メンバーに支えられております。

今後のビジョンをお教えください。

『Greenfield』では、ECとメディア事業(Event & Trainingサービス含む)をプラットフォーム化しながら日本のアウトドアスポーツ業界の産業規模拡大、成長促進に繋がること、多くの方にアウトドアスポーツを継続的に楽しんでいただくきっかけを作ること、業界に関わる方の社会的地位向上、安定した職業となることを目的としています。もちろん環境重視型経営にも大きく舵を切ります。 今後は、より一層フィールド寄りの事業に経営資源を向けたいと考えます。その一つは、『Location Studio』事業です。当事業では、写真や動画の制作に留まらず、アウトドアをテーマに専門家との連携を行い、企業の研修や教育分野への役割も担っていきたいと考えています。WebやIT企業としてのデスクワークから、フィールドワークにも強い側面を持つ企業体をビジネス展開と共に形成します。長期的な企業価値の向上、社会貢献を目的として「アウトドア=教育」の考えのもと、基盤事業を活用し「教育事業」への参入を中期目標とします。 昨今では社会情勢の影響もあり、以前よりも急速にアウトドアやスポーツ分野に注目が集まっています。このトレンドを一過性で終わることのないよう「大きな役割を担う企業体」となることを目指しています。そこで、アウトドアスポーツ業界に一石を投じる勇気ある方、「自然と学び 遊ぶをつなぐ」を実現する一人になりたい方を求めています。 今後は事業が成長局面を迎え、ビジョンや事業成長に共感し、専門性を有する、より多くの仲間が社内にも必要不可欠な段階を迎えています。本当にありがたい事ですが、創業初期から支えてくれた外部メンバーの方が現在も沢山いらっしゃいますので、一緒に成長局面を楽しみたいと思っています。

野村さんの仕事観をお聞かせください。

経営者としてではなく、一人のアウトドアユーザーとしてお話しします。 現在の私の軸は「仕事が遊び、遊びが仕事」です。一見誤解を受けてしまいそうな表現ですが、我々が行う事業はアウトドアスポーツ分野です。同じ遊びのジャンルでも、様々な種目や体験から得る創造力やユーモア、それぞれの楽しみ方や感動は異なります。また、経済活動するアウトドアスポーツ業界は、嗜好や歴史的文化、価値観、排他性、博愛性、自然愛護等、様々な要素が拮抗して目まぐるしく変化します。 アウトドアスポーツ企業の一人として、よりリアルな価値観に触れ、世界を知り、そして受け止め、自身がフィールドの経験値を上げる。その上で本質的な理解ができるような人と、お互いが高め合うチームを理想とします。そのためには、自らが一人の体験者となることが近道です。一般的には仕事は仕事、遊びは遊びですが、私は分けない方が気楽なのであまり境界線を設けていません。 まだまだ日本では、アウトドアスポーツ事業はライフワークとして手に入れることが難しいとされるビジネスですが、ここで幅広く活躍することができれば、社会的存在価値、個性豊かな業界関係者との取引、次世代への継承と教育、環境重視型志向、仕事環境としての活動領域、新たな人との出会い、自然と触れ合い学ぶことがライフワークとなり、自身に関わる人を豊かに、そして穏やかに導ける仕事になると私は確信しています。 なお、私が個人的に大切にしていることは「自由な時間」です。自然と向き合う遊びを極めるためには、自由な時間が必要だからです。天候やタイミングに合わせた行動が必要であり、フィールドのベストコンディションは休日とは限りません。また、自由な時間は想像力を活性化させてくれます。 特に家族や大切な人との時間は制限された時間ではなく、選択権のある自由な時間であるべき。より自由な時間を手に入れるために必要とされる努力や日々の積み重ねと向き合い、仲間からのフォローと理解、実現するための制度を整え、組織戦で全社的に手に入れたいと考えています。

社員に対して、御社でどんな仕事をし、どう成長してほしいかの思いをお聞かせください。

様々な偶然とご縁が重なり、会社のビジョンや業務内容、自身の目的との共通点、様々な共感を重ねて入社してくれた社員ですので、入社後は個性を生かして自由に活躍してほしいです。 しかし、一人何役もこなしながら様々な課題に取り組んでいくことを好む企業なので、自分自身で仕事への動機付けをしっかり行い、未知な仕事ほど楽しめる人になってほしいです。 チャレンジできる業務領域はとても広く、飽きることのない時間を過ごすことができると思います。また、様々な制度を自分達が決定できるチームであり、日々の業務改善や意思決定は、ボトムアップを原則としています。 なお、ベンチャー企業というと激務のイメージがありますが、当社では定刻で帰宅する社員は少なくありません。今後は変わるかもしれませんが、大切なのは自己管理された仕事であり、自身の仕事に責任を持つことだと考えます。 また、ベンチャー企業は目まぐるしく変化しますが、変化することへの柔軟性を磨くことで、様々なことがポジティブな出来事へと変わり、小さなアクションでも人やチームが変わるきっかけとなるという誇りを持ってほしいです。 その上で、本質的な喜びを感じてほしいですね。目に見えないところで積み重ねられている努力を見過ごすことなく、チーム戦で勝ち上がることを喜べるような「個の成長」を期待しています。

社員のモチベーションアップのために工夫していることとは?

当社では事業部の垣根はなく、プロジェクト推進制でチーム連携・運営を行っています。そのため、関わりたいプロジェクトや業務に意欲を示せば、参加できるような環境があります。 初期段階のチャンスを掴むハードルは非常に低く設定しています。そうすることで「やりたい仕事」と「できる仕事」とのギャップを自覚し、自身の課題、チームでの役割を目標として仕事への動機付けを明確にしていきます。とても時間を要する組織育成ですが、いずれ骨太なチームへと成長すると期待しています。 また、コミュニケーションの機会では、私から一人ひとりへ事業の成長性や我々の役割、楽しさ、未来の話を定期的に意見交換するように心掛けています。組織コンディションやそれぞれのモチベーション等を見ながらタイミングをうかがい、コミュニケーションを取り、お互いが補えていない点は真摯に確認します。 今、当社は第二創業期として、これまでの「準備段階」から「成長路線」に向かって新たなスタートを切ります。そのためには自然と“実現力主義”に切り替わります。“実力主義”ではなく“実現力主義”なので、過去の経験やスキルがなくても“実現力”や“推進力”があれば認められる、そして個性で勝負できるといったフェーズにあると言えます。 現在では、メンバーの試用期間や様々な研修、実践での模索が終わり、ほぼ同じスタートラインにいるという、チームとしても企業としても珍しいタイミングにあります。無意味なしがらみや縛りもなく、それぞれが思うようにできる貴重な時期。自分がやりたいこと、ポジションに進める選択権があるチャンスタイムを大いに生かしていただきたいです。現在の当社の一席は、とても貴重な一席と言えるでしょう。こんなにも自由な会社で伸びるのか?戦えるのか?それこそが、当社の強みと魅力だと自負しています。

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