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株式会社YB

  • IT/Web・通信・インターネット系

20年の実績と顧客との信頼関係が強み。大手不動産会社のプライムベンダー

残業少なめ

企業について

株式会社YBは、岐阜県瑞穂市に本社事務所を置き、ITシステムの開発業務を行っている会社だ。経営陣を含めてわずか4名という小規模な会社だが、Webデータベース技術を強みに、Webアプリケーションやモバイルアプリの開発・運用、サーバーやネットワークの構築・保守まで幅広いニーズに応えている。

創業メンバーの代表取締役・杉山清美氏と取締役・竹田啓司氏は、岐阜県にあった国公立専修学校の同窓生で、在学中は共に学生ベンチャーを創業し、国家事業のインターネット博覧会関連のWebシステム開発等に携わった経験を持つ。以来、それぞれ、次世代カーナビゲーションシステムやIR情報クローリングサービス等、大手企業向けの大規模システム開発に従事してきた。共にWebシステムの開発で20年以上の経験を持つベテランエンジニアだ。

YB社のメイン顧客は、全国に店舗展開し、東証プライム市場に上場する大手不動産会社だ。ダイレクトに業務委託契約を結び、プライムベンダーとして、経理システム以外の基幹系システムならびに、その基幹システムと連動するiOS、Android向けモバイルアプリの開発業務やメンテナンス業務を一手に引き受けている。

杉山氏や竹田氏と、そのメイン顧客との関係は前職時代を含め十数年間に及ぶ。その間に顧客側の上場等、会社が大きく様変わりした経緯にも触れているため、クライアント側のシステム部門担当者よりも、杉山氏や竹田氏の方が事情に精通しているという状況だ。

このように顧客側の事情に詳しいことや、エンジニアとして豊富な経験とスキルを持っていることを背景に、単なる業務委託の枠を超えた立場で業務に携わっている。それがYB社にとってのビジネス上の優位性だ。

「例えばお客様から提示された要件では本質的な課題解決に繋がらないと思えば、弊社から代替案を提示できます。こちらから企画提案する機会も増えています。また、リクエストされた納期や作業負担が大きすぎる場合は、調整してもらうことも自由にできます。契約の段階で形式的なドキュメントは納品しないということも同意を得ています。お客様もその時間があるなら仕事をしてほしいというスタンスです。業務上はあくまで対等な立場でコミュニケーションが取れる関係性です」(杉山氏)。

2019年7月に設立し、現在(2022年10月)は4期目を迎えたYB社。業績は毎年1割から2割ずつ拡大し続けているものの、タスク量が増えすぎないよう、クライアントと調整しながら、優先順位を付けて取り組んでいる状況だ。現在、4名の社員に加え、外部パートナーも活用しているが、リスクヘッジの意味も含め、社内の開発体制を強化するため、Webエンジニアの採用に着手し始めている。

YB社創業以前は大手派遣会社の社内ベンチャーでCTOを務めていた杉山氏。YB社のメインクライアントは、前職時代から引き継いだクライアントだ。2018年12月に杉山氏が退職を決めた際、在籍していた会社側のリソースの問題で、退職後も引き継ぐ必要があり、起業することとなったのである。

必要に迫られた起業だったこともあり、杉山氏と竹田氏には、無理に事業を拡大していく意識はない。退職後、最初に作ったのは、比較的短期間で設立手続きが終わり、出資比率に関係なく社員間で自由に利益の配分が行える合同会社だった。創業時のメンバーがお互いに経験も実力も知り尽くした間柄だったため、各自が経営者としてフラットな立場で業務を遂行するというスタイルが取れたことも背景にはある。

だが、合同会社の場合、社員を増やすには定款を変更する等、手間がかかる。二人で追い付かない部分は、外注パートナーへ再委託して補ってはいたが、クライアントからの要望もあり社内のリソースを増強する必要があった。そこで最初に設立した合同会社を持株会社として、株式会社を立ち上げたのである。それがYB社だ。

YB社を設立し、前職時代に一緒に二人と一緒に働いていたエンジニアを正社員として迎えた際も、社員全員が経営者であるという基本スタンスは崩していない。“Full-Stack engineer×Full commission”という経営方針を掲げ、各自が稼いだ売上の中から会社運営費のみ留保、残りは各自の裁量で再投資するというスタイルを基本としている。

このような方針を採る背景には、顧客保護と従業員保護という観点もある。会社自体が倒産したり、万が一のことがあって経営陣がリタイアしたりした場合でも、プロジェクトが宙に浮くことはない。

「私のビジョンは、何があってもやっていける技術者を量産していくことです。その上で、会社が存続することにメリットがあればそうなれば良いし、独立したい人は独立すれば良いと思っています」(杉山氏)。

その考え方は外注パートナーにも当てはまる。東証プライムに上場している大企業が、10名に満たない開発会社に案件を集中させている状況は、双方にとってリスクが大きい。そういった観点から杉山氏は、外部パートナーに最終的にはYB社と同じ立ち位置まで上がってもらう前提で再委託をしている。

「YBの社員も全員リモートワークです。普段はビジネスチャットのグループの中に、クライアントを含め、全員が集まってコミュニケーションを取っています。その中には外部パートナーにも入ってもらっています」(杉山氏)。

今後は、国内のみならず海外にもネットワークを広げ、3交代制でメンテナンスできる体制を作るプランもある。それによって、開発速度を上げると共に、システムの保守や監視体制をさらに強化していく考えである。

現在、YB社に在籍する社員は、杉山氏の前職時代に一緒に働いた経験がある技術者ばかりだ。最大限の裁量を与えられるのは、それぞれの力量を理解しているからこそである。今後、一般公募で採用する社員に対し、どこまで裁量や責任を持たせるかは、各人材の資質やスキル、志向性を見極めた上で判断する考えである。

YB社が社員や外注パートナーに最低限求めることは、最後まで投げ出さない責任感だ。

「我々が扱う基幹システムで、何かトラブルが発生してしまうと被害は甚大なものになります。我々がボタン操作一つミスすることで起きる損失は、数百億円に及ぶでしょう。そういったリスクがある以上、最後までやり切る力は最低限必要です」(杉山氏)。

これから迎える社員には、過去の実務経験年数やスキルは問わない。杉山氏は前職時代にプレイングマネージャーとして50名以上のエンジニアを束ねてきた。その経験から、きっかけ次第で人は成長できることも実感している。同社の社員にも研修生レベルから数年間で取締役に成長し、外部パートナーからもCTOとして迎えたいという要請を受けるまでになったエンジニアも存在している。

「過去の経歴を見ただけでは、その人が持つ実力やポテンシャルを把握することはできません。所属する会社の看板や、振る舞いの仕方だけで、実力以上に評価されてしまう場合もあります。逆に、経験年数が短くても、それを正直に話せる人物の方が好ましいし、我々が求める人物像に近いと感じています」(杉山氏)。

基本的にはフルリモート勤務を採用しているため、必ずしも出社する必要はないが、入社後一定期間は、瑞穂市のオフィスで一緒に仕事をし、その実績を見て、どのようなポジションで、どういった働き方をするか、本人の意思も含めて決めていく考えだ。

「気持ちと実力が伴う人にはポジションも用意できます。会社設立後に採用した社員には年棒が1,000万円を超えている者もいます。弊社を踏み台にして上り詰めていきたいタイプには適した会社だと思います。逆に実力はありながらも、何らかの事情を抱えていて活躍できないような方でも構いません。時短であろうとリモートであろうと、自身の日々の糧が稼げて、会社にメリットを与えてくれる方なら歓迎します」(杉山氏)。

実際、結婚・出産を経て、現在は子育てをしながらフルリモートで働く女性エンジニアも在籍中だ。その場合は、誰かのサポート役としてのポジションが用意される。もちろん状況が変わって、もっと力を発揮したいと思えば、その機会も用意できる。

YB社は顧客と対等な関係性を保ち、コミュニケーションを取りながらスケジュールの調整をしている。納期や作業負荷等において無理なく業務を進められる点は働く者にとっての大きな魅力だ。事前に相談があれば、複業、裁量労働、子供同伴、ペット同伴等、状況に合わせた働き方もできる。創業以来、残業や休日出勤を禁止し、有給休暇完全消化、産休育休フル取得を達成していることも自慢の一つだ。

「成果さえ出していただければ細かいことは一切言いません。どのような働き方であれ、給料は少なくとも岐阜県の相場よりは高くなるはずです。会社見学に来てもらって、一緒に食事でもすれば、YBのことも少しは分かっていただけるでしょう。臆せず単刀直入にお話ができる方の応募をお待ちしています」(杉山氏)。

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インタビュー

株式会社YBのインタビュー写真
代表取締役・杉山 清美氏 1980年5月、岐阜県生まれ。専修学校時代に学生ベンチャーを創業。Webデータベースの技術を得意とし、地方自治体からインターネット博覧会のロボットシミュレーターの開発等を受託。その後、派遣エンジニアとして次世代カーナビゲーションシステム開発業務に従事した後、大手人材派遣会社の社内ベンチャーCTOに就任。プロジェクトチームの運営と共に、複数の新規システム開発に携わる。2019年7月株式会社YBを設立し、代表取締役就任。

── エンジニアを目指されたのはいつですか。

エンジニアになることは、中学生の頃には明確に意識していました。3年生の時に国公立の専修学校が岐阜県大垣市に開設されるという新聞記事を読んで、ここに入ると決めました。

高校を卒業して国公立の専修学校の第4期生として入学しました。在学中に、周りの大人達の後押しもあって、1学年後輩の竹田と一緒に学生ベンチャーを創業するという経験をしました。それがシステムエンジニアとして働き始める機会となりました。Webデータベース系の仕組みづくりを得意としていましたが、竹田が割と何でも作ってくれていましたので、色々な案件に関わりました。

ただ、自分達の力だけで仕事... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社YB

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

企業の特徴
残業少なめ
資本金

1000万円

売上(3年分)

202161.1億

202061億

201960.8億

設立年月

2018年12月

代表者氏名

代表取締役 杉山 清美

事業内容

Webシステム開発
Mobileアプリケーション開発
システム企画立案

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

持ち株会社及び創業株主

主要取引先

株式会社ハウスドゥ、株式会社パソナテック

従業員数

4人

平均年齢

35歳

本社住所

岐阜県瑞穂市別府2017-11 イマズビル1F キタ号室

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