スターソフト株式会社

スターソフト株式会社（StarSoft Co.，Ltd.）は、ソフトウェア/インフラ開発事業を柱に、ITコンサルティングや人材教育をおこなっている会社だ。ITエンジニア出身の社長が自身の培った知識や経験を次世代へ伝えたいという想いから、2007年1月に設立された。

創業当初から堅実な経営を心がけ売上高は右肩上がり。デジタル人材不足を背景に業務は急拡大している。強みは上流設計で、Javaや.NETなど従来の言語を使った技術の提供はもちろん、より柔軟なソリューションを提供するため最新の言語や技術を積極的にキャッチアップし、日々進化を続けている。

得意とする業界は金融、証券、保険、小売、物流など多岐にわたり、さまざまなプロジェクトにチャレンジできるため、エンジニアとして刺激にあふれる環境だ。またセキュリティやコンプライアンスへの意識向上や教育にも力を入れており、顧客とは長期的な信頼関係が築かれ、安定しているプロジェクトが多い。

「できるだけ社員に寄り添う」そんな姿勢もスターソフトの特徴だ。社員の話をよく聞き、一人ひとりに合うポジションを探し、頑張ったら待遇などにストレートに反映させる方針。社員と経営層のコミュニケーションが円滑で、各自の得意分野や伸びしろを把握し、それらをしっかり発揮できるようサポートしている。「とにかく技術が好き」という人や、いろいろな業界で経験を積みたい人、年功序列ではなく成果で評価してほしい人など、固定の物差しではなくそれぞれに合わせたステージを用意してくれる。

人口減少の傾向がある将来の日本にとって、今後はより効率的な人材配置や社員教育が求められる。その一方で、大企業をはじめワークライフバランスの見直しが進んでおり、個々の意向やライフスタイルに応じた働き方も重要だ。スターソフトは顧客と社員とのコミュニケーションを何よりも重視し、顧客へは仕事を通して信頼関係を築き、社員へは適材適所、かつやりがいのある仕事を創出していく。

システム開発事業（SI事業）では、顧客目線による最適なアプローチで開発・運用・保守業務を行っている。顧客のニーズや要望の理解に努め、蓄積してきた技術・知識を応用したソリューションを提案し、必要な時に迅速な対応を適切に行えるサポート体制を構築。主な取引先にはNTTデータグループやキャノングループなどがあり、金融、証券、販売、交通、健康、環境などの分野でサービスを提供している。

【プロジェクトの例】
・銀行と証券会社のパッケージシステム
・クレジットカード会社の会員管理システム
・モバイル決済アプリ（モバイル認証、モバイル決済、残高管理など）
・小売店の販売システム（会計、売上、在庫、発注）
・小売店のPOSレジのパッケージ　ほか

コンサルティングではIT業界で培ってきた高度なノウハウをベースに、新たな視点から顧客のビジネスの持続的成長をサポート。必要な情報の収集・分析から事業戦略の立案、さらに実務面からも総合的な支援をおこなう。

人材育成では顧客のニーズに応じ、技術、言語、コンプライアンス、マナーなどの面から即戦力人材を育成する。創業から15年にわたり信頼関係を築いてきた中で学び、改善してきた実践的なノウハウが背景にある。人材育成にまで深く関わることで、顧客との長期的なパートナーシップがより強化されていく。

社会のデジタル化に伴いIT業界の市場は日々広がり、今後、社会のさまざまな分野でITの需要はますます増えていくだろう。従来の技術はもちろん、クラウド、ビッグデータ、AIなどの新技術をキャッチアップし、それらを駆使した新しいサービスにも対応していく。

またソフトウェア単体ではなく、「こと」を考慮したソリューションの提供を強化していく方針がある。具体的には、クラウド環境の活用により、より素早いソリューション提供と、データの分析・活用の提案に力を入れていく。また、自社開発のサービスも具体的な計画段階に入っている。

2022年10月時点の従業員数は約140名で、さまざまな国籍のメンバーが在籍している。若手から中堅までバランスよく分布しているが先輩後輩などの上下関係はなく、なんでも気軽に話せるフラットな雰囲気だ。産休・育休も取りやすく女性マネージャーも活躍中。また全社員の技術レベルの向上に注力し、資格取得の支援も手厚いため、AzureやAWSなどの資格を勉強をしている社員も多い。

スターソフトは、高い技術力を持つ社員がほかの社員をサポートする体制があり、難題の解決や若手のプロジェクト入りが非常にスムーズという特徴がある。各プロジェクトには経験や技術力がある社員を配置し、新しく加わるメンバーへのノウハウ共有やフォローアップがスムーズにできるよう配慮している。

意欲的に新言語・新技術にチャレンジしていきたい人には、スキル向上に関連する書籍や社外セミナー、講習会、資格試験などの費用の全額あるいは一部が補助される。評価は実力本位で、年齢や在籍年数に関わらず実力に基づいて平等に評価し、公正に待遇へ反映させる。

今後はソリューション提供をおこなえる技術者の育成にも力を入れていくスターソフト。社員の技術向上とコミュニケーションを目的に社内ハッカソンも検討中で、社員がワクワクできる社内環境づくりに今後も力を入れていく。求める人物像は、柔軟性と向上心を持ち、ソフト開発に熱い情熱を注ぐことができる人材だ。