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株式会社クラウドネイティブ

  • IT/Web・通信・インターネット系

自己申告で月給が決定!ベンダーからの自立を促す情報システム部門のコンサル企業

企業について

エンジニアを含め、社員の働きやすさを、実験的な精神で追求している会社がある。情報システム部門へのコンサルティングを展開する、株式会社クラウドネイティブだ。

クラウドネイティブのビジネスも非常に興味深いものはあるが、何よりもまず、社員の働きやすさを追求するための取り組みを知ってほしい。

最初に紹介したいのは、ユニークな給与査定の取り組み「雰囲気給与」。毎月の給与を「自己申告」で決定する仕組み。社内に公開されたスプレッドシートに社員が自分で翌月の給与額を入力。それを基に全社員ミーティングを行い、役員承認を経て“月給”が決定する。

「毎月のことですので、給与査定が年12回あります。お客様やチームにどのような価値を提供できたか自分自身で考え、本人が給与を決めています。給与が高くなりすぎてしまうのではないか?とご意見をいただくこともありますが、実際には社内の評価よりも少なく申告することが多く、ミーティングで他社員から給与額が少ない、もっとあげた方いいという異論もよく出ます。いずれにしても、自分で決めた納得できる月給をもらえば、仕事に精が出ます」(HR Okapi氏)。

2017年の創業以来、フルリモート・スーパーフレックスを働き方の中心に置いているクラウドネイティブ。メンバーは全国各地に住んでおり、関東以外では青森、名古屋、京都、福岡、大分に各1名のメンバーが暮らしている。

「オフィスはシェアオフィスに2席分借りているだけで、実質オフィスレスに等しい会社です。当社は、クラウドサービス導入のコンサルティングを手掛けている会社。フルリモート・スーパーフレックスでの働き方を追求することで、ビジネスにも活かすことができますし、全国の優秀な人材を採用できる強みになっています」(同氏)。

特定のオフィスがないため、社員は自宅で仕事をすることになる。そこで、より良い仕事環境を提供するために、家賃を会社が半額負担する。物件の場所、オフィスまでの距離、金額等、制限はない。敷金、更新料、原状回復費用は会社が負担し、これら以外を会社と本人が半額ずつ折半する。

「自宅に仕事部屋を作ろうと思えば、広い間取りが必要となり、その分家賃が高くなります。そこで、会社が家賃の一部を負担しようという制度です。作業環境はできるだけ良いものを提供したいと考えているため、作業に使う端末も自由に選べます。端末が直接自宅に送られ、ゼロタッチデプロイにより、ログインと同時に必要な環境が構築されます」(同氏)。

Google WorkspaceやMicrosoft 365をはじめ、Box、Zoom、Slack、Asana、Lucidchart、Miro、Notion、Workato、Zapier等の業務ツール群やOkta、AzureAD、Jamf、Intune、Netskope、Druva等のITインフラも、大企業での運用を想定しながら自社を実験台にしているため、エンタープライズプランでの利用を基本としている。そのため、作業環境は快適。また、全社員に法人クレジットカードを支給しており、一度の購入金額が10万円未満の場合は申請不要。社員同士の食事会やレクリエーション、タクシーや飛行機等、移動の経費は全て法人クレジットカードで支払える。

「立替の煩雑さや、経費精算を簡略化する目的でもありますが、セミナーや研修、資格取得等も含め、必要な時に必要な手段を迷いなく取れるようにしたいと考えるためです。経費を使わないことによる機会損失を減らす狙いがあります。業務に必要だと考えられる書籍や備品はAmazon Businessで申請不要で購入できます。」(同氏)。

これだけ手厚いバックアップが付いて、平均年収はなんと1,009万円。

メンバーの働きやすい環境を追求してユニークで実のある施策を実現しているクラウドネイティブの事業は、企業の情報システム部門へのコンサルティング。これもまた興味深い話なので、順に紹介していこう。

テクノロジーの進化、そして情報化が進んだ現代、ITを抜きにしては企業の事業継続は困難な状況にある。情報システム部門は、企業のコアであり、「真の企業価値は情報システムで決まる」と言っても過言ではない。クラウドネイティブは、そんな情報システム部門のコンサルティングを担っている。

クラウドネイティブの情報システム部門へのコンサルティングは、三つの特徴がある。

1、ベンダーフリー
2、自立が目標
3、全体最適化

「ベンダーに属さないフラットな立場から、クラウドサービスを中心に、自社のITインフラ作りを伴走型でサポートします。現状調査から始まり設計から導入、そして運用まで、ベンダーからの自立を目標に支援します。ベンダーに縛られない全体最適を目指し、網羅的な設計によるコストの最適化、ITのあるべき姿を見据えた堅実なロードマップ。自社インフラを情報システム部で掌握し、真の意味でベンダーコントロールのできる組織へと生まれ変わるのをお手伝いします」(マーケティング Shozo氏)。

クラウドネイティブのクライアントは、スタートアップからグローバルエンタープライズまで業種、業態、事業規模を問わずに幅広い。そして、どのクライアントもベンダーフリー、自立した情報システム部の在り方に共感しており、クラウドネイティブと一緒に自社インフラを再設計しようとしている。

「自社のインフラを外部委託に依存し過ぎて、ブラックボックスになっている例がありますよね。当社のお客様である情報システム部の方々は、自社でITインフラを掌握ができる組織に生まれ変わるため、情熱を持って前向きに仕事へ取り組んでいます。そういった前向きなお客様と一緒にお仕事できることは、エンジニアにとってもやりがいがあるのではないでしょうか」(同氏)。

自走できる組織への再生と並んで、クライアントが同社に期待しているのが「ゼロトラストアーキテクチャ」へのアプローチだ。

ゼロトラストアーキテクチャとは、「ネットワーク・デバイス・人」を信用せず、繰り返し検証して判断することを前提とした企業内ITシステムのアーキテクチャ。社内ネットワークを信用できる領域として運用設計されていた境界防御への依存を改め、セキュアで利便性の高いシステムを実装する。

「テレワークが普及し、会社のネットワークに外部から繋がって仕事をする環境が広がっています。提供するサービスも外部サービスと連携する時代です。もはや、ファイアウォールで会社の外と内を簡単に区切ることができなくなりました。ゼロトラストアーキテクチャは安全な領域がないという前提ですべての要素を検証し信頼するための考え方です。考え方ですので、『導入』したり『購入』したりするものではなく、『概念』として取り入れ、理想に向かって設計し実装していくアプローチなのです」(同氏)。

クラウドネイティブの代表取締役である齊藤愼仁氏が、2022年7月1日に文部科学省の最高情報セキュリティアドバイザーに就任したことを、ここに付け加えておこう。

社員の働きやすさや情報システム部のベンダーからの自立、あるいはゼロトラストアーキテクチャという新しいシステム設計へのアプローチ等、実験的な精神で数々の試みを続けているクラウドネイティブ。

社員や代表がブログで積極的に情報発信しており、どれもフランクな文体で読みやすい。“ゼロ堅苦しさ”な同社の雰囲気が、ブログからも見て取れる。もちろん内容はガチ。エンジニアが知りたい情報を最先端の現場から届けている。

「技術好きなメンバーが集まっていますから、ギークなエンジニアなら楽しく働けますよ。人と人とのコミュニケーションを重要視しているため、Slackを中心にした社内コミュニケーションは活発です。週に一回、自分の功績をほかのメンバーに自慢する『どや会』を開いて、モチベーションアップに繋げています。最近は他人の功績を発表する『代理どや』という新しいカルチャーも生まれています」(Shozo氏)。

Slackを中心にしたコミュニケーションを確立しているクラウドネイティブでは、time(分報)という文化が根付いているという。社員一人ひとりが、Slackに「timeチャンネル」を持ち、今やっていること、分からないこと、考え等、自分のtimeに逐一書き込む。社員同士がお互いにリアルタイムに近い形でフィードバックやヘルプを受けながらコミュニケーションしていく。

「テキストでのコミュニケーションに意思疎通の限界を感じる時は、気軽にzoomを使用して会話しています。弊社では、Slack上でスラッシュコマンド/zoomを入力するとzoomリンクがその場で発行されるようになっているので、テンポ良く会話を始められます。趣味や業務に関係のないつぶやきや雑談も推奨しており、レクリエーションやイベントに発展することもあります。また、現在30,000 個以上のカスタム絵文字が登録され増え続けています。社員それぞれがお気に入りの絵文字を使いながらリアクションを楽しんでいます」(同氏)

YouTube等のオンラインを使った情報発信にも積極的で、注目のSaaSベンダーや、ユーザーコミュニティの人等をゲストに迎えて対談している。対談の進行役は、バーチャル情シスの「須藤あどみん」。クラウドネイティブのVTuberだ。やることなすこと、イマドキなのもクラウドネイティブのカルチャーといえる。

まずはやってみる・失敗を許容する・おせっかいが好き・情報共有の非対称性を作らない。自らの企業カルチャーとして、この四つを掲げているクラウドネイティブ。一般社団法人「日本ヨーヨー連盟」のタイトルスポンサーで、同社の名を冠した「全日本ヨーヨー選手権大会」も開かれている。なぜヨーヨーなのか?気になる人は面接で!

企業情報

会社名

株式会社クラウドネイティブ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

資本金

1000万円

設立年月

2017年05月

代表者氏名

代表取締役 齊藤 愼仁

事業内容

情報システム部門へのコンサルティング
クラウドコンピューティングに関わる全てのコンサルティング、設計、開発、構築及びそれらに関わる代理店業務

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

36人

平均年齢

33.5歳

本社住所

東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 16F

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