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株式会社マップル

  • IT/Web・通信・インターネット系

60年近くの歴史で培った地図・観光の情報資源を使い、社会課題を解決するDXを

企業について

株式会社マップル(以下同社)は、国内では数社しかない日本全国の地図・観光データコンテンツホルダーの一社として、地図や観光情報等を使ったデジタルソリューション事業を展開している。同社の前身は、『スーパーマップル』等の道路地図や『まっぷる』等の旅行ガイド等で広く知られる情報サービス企業「株式会社昭文社(現株式会社昭文社ホールディングス)/東証スタンダード上場」のデジタル部門。2020年4月1日の持株会社制への移行に伴い、2019年10月に昭文社グループの事業会社として分社化した。

同社が分社化した背景には、情報メディアを取り巻く環境の変容が挙げられる。デジタルテクノロジーとインターネットが日常生活に溶け込んでいる昨今、地図の位置情報そのもののコモディティ化(一般化)が一気に進んだ。例えばスマートフォン向けの地図アプリ等は最たる一例で、誰もが一度は利用したことがあるはず。

今後ビジネスシーン・暮らしに価値を提供し続けるためには、単なる位置情報の提供のみならず、地図情報によって社会課題の解決に繋がるソリューションが不可欠。事業が目指すべき姿を改めて定義した同社は、「片手に地図を。もう一方にはアイデアを。」をミッションに、「地図をえがく、その先へ」を理念に掲げて新たなスタートを切った。ちなみに社名ロゴの「a」には、これまで培ったマップルのブランドに「+α」の価値を付け加えたいという想いが込められている。

現在同社の中で最もシェアが高い収益源は、官公庁・企業向けの「地図・観光関連コンテンツの販売」。次に続くのが「地図・観光関連コンテンツのシステム販売・サービス提供」である。地図サービスを提供する会社が数ある中、同社の特徴について企画開発本部長の吉橋誠氏は次のように付け加える。

「広域地図のこだわりは当社が誇る部分です。詳細地図とは別に最適になるようにデータを作っているので、縮尺に合わせた最適な見せ方ができます。また詳細地図をつくる際には、目印を中心に載せたり、より多くの情報を伝えるために文字の簡略化を行ったりする等、人が見て分かりやすいようにしています。」(吉橋氏)。

可視性・利便性といった技術だけではない強みを持つ同社の地図情報は、事業・サービスにおいて地図の重要性が高い企業から選ばれているとのことだ。

今後同社が注力したいと考えているのは、地図・観光情報を活用したシステム・サービスだ。以下二つは代表的な導入事例となっている。

一つ目は、大手バス会社が路線バス運転手の安全・確実な走行を目的に導入した『業務用カーナビSDK』。バス停と経路を案内する機能を実装し、突発的な迂回運行時のヒューマンエラーの低減と、経験が浅い運転手の経路補助に繋げた。オリジナルのカーナビが簡単に作れるカスタマイズ性が評価されて需要が拡大中だという。

二つ目は、大手生命保険会社がスムーズなお客様の誘導を目的に導入した店舗検索パッケージ『ACCESS MAPPLE Suite』。各種検索機能や詳細店舗情報表示、店舗までのルート案内等、お客様を店舗に誘導する全ての機能を実装し、店舗に訪れるお客様のスムーズな保険相談を可能にしている。

「各業界が抱える課題に踏み込んでいき、ソリューションに繋がるシステム・サービスとして提供する。さらにプロダクト化していく。そんな流れをつくりたいと考えています。ただ競合他社との差別化になるような事例は、まだ少ないというのが現状です」(吉橋氏)。

同社の事業展望を推し進める上で欠かせないのが技術系の人材である。特に顧客(エンドユーザー・SIer等)にWeb系のシステムを提案し、上流から個別案件をリードする「プロジェクトマネージャー」や、アプリケーション開発・ルートエンジン開発を担う「ソフトウエア開発エンジニア」の体制強化は早急に求められるテーマだ。同社が理想とする人物像について、吉橋氏は次のように述べている。

「地図が好き、あるいは地図に詳しい必要はありません。逆に地図ばかりを見ていると視野が狭くなってしまい、新しい発想も出てこなくなってしまいます。それならばお客様とダイレクトにコミュニケーションを取り、地図・観光データを使ってどんな課題を解決できるか?という視点でシステム・サービス開発に向き合える方に是非来てほしいですね」(吉橋氏)。

現在同社にはエンドユーザーを担当する事業部とSIerを担当する事業部があり、それぞれに企画開発課(技術チーム)が設けられている。技術チームには堅苦しい上下関係はなく、業務改善・開発のアイデア等の意見も遠慮なく出せる職場だという。

エンジニアはリモート環境で業務を行っているが、黙々と自分の世界に入るのではなく、チャットツールで日常的にコミュニケーションを取っている。またオンライン会議ツールを使い、チーム・部署・プロジェクト単位で定期的にディスカッション・情報共有をしているとのこと。プロジェクトの進捗管理にはプロジェクト管理ソフトを使っている。

「優しくて穏やかな社員が多い会社ですが、みんな内に秘めたるものを持っています。思ったことは何でも言える人間関係ができているので、新しいことにチャレンジしたい人には絶好の環境だと思います」(吉橋氏)。

元々昭文社(現昭文社ホールディングス)の一部門だった同社は、いわゆるスタートアップ企業ではない。しかし事業会社化を機に組織としてのビジョンと権限が明確になり、意思決定も驚くほど早くなった。社員一人ひとりの中にも、ベンチャー企業のようなチャレンジ精神が芽生えている。

最後に吉橋氏から、求職者の皆さんに向けたメッセージを頂いた。

「昭文社グループは、地図や旅行ガイドブックでは多くの方に知られているブランドを持っています。ただグループ内で地図情報を使ったシステムを提供している会社があることは、あまり知られていないのではないでしょうか。だからこそ、スピード感を持って新しい風を吹かせるチャンスがあるのです。一緒にお客様の課題を解決するシステム・サービスを創出し、地図情報サービス業界の中で存在感を示していきましょう!」(吉橋氏)。

今まで様々な業態で培ってきた技術・ノウハウはもちろんのこと、エンジニアとしての好奇心を思い切りぶつけられる環境があることは間違いない。これから本格的に成長期を迎える今こそジョインのチャンスである。

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企業情報

会社名

株式会社マップル

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

資本金

1億円

設立年月

2019年10月

代表者氏名

代表取締役社長 大日方 祐樹

事業内容

地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供

株式公開(証券取引所)

従業員数

87人

本社住所

東京都千代田区麹町3丁目1番地

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