顧客企業の“最適”を形にするためのサポートを実施するコンサルティング企業
株式会社GCAPs(Growth Consulting & Partners)は、顧客企業が持つ未来の目標を達成することを目指し、そのパートナー企業となる役割を担う事業を展開している。「コンサルティングサービス」事業では、総合的なビジネス領域とあらゆる業界を対象に、一貫したコンサルティングを実施。もう一つの事業の柱である「ITサービス」事業においては、顧客企業のニーズと課題に合わせ、システム開発から導入支援、人員教育、運用・保守に至るサポートをトータルに担っている。また「コーディネートサービス」事業では、企業ごとに異なる業務内容やプロジェクトの内容を詳しくヒアリングし、その課題解決のために必要となる業務オペレーターや開発エンジニア、コンサルタントという“要員”をアテンドする、という活動を行っている。
これらの事業は、全て顧客企業のBPR(Business Process Re-engineering)を目指した取り組みと言えるため、同社は自社を顧客企業の業務改善をサポートするコンサルティング企業として位置付けている。そのポジションで事業に取り組む上での強みは何なのか。その質問に対し、同社の代表取締役である今井勝吾氏は次のように答えている。
「お客様に寄り添ったコンサルティングから、モノづくりに至る全てのフェーズでのサポート活動を、自社のみで完結できるところに、当社の強みがあると思っています。例えば、業務システムのパッケージを導入することを目的としたコンサルティング等とは違い、顧客企業と伴走しながらトータルに対応していくことを大切にしています。また当社の特徴は、領域の違うコンサルタントが複数在籍し、事案によってどのコンサルティング要素を強くするかによってチーム編成を柔軟に変化させられる点にもあります。つまり、お客様にとっての“最適”に向け、必要な力を全てのフェーズにおいて提供できるのが当社の強みであり、他社にはない特徴だということなんです」
設立された2019年は、創業者が一人で事業を推進する体制だった同社だが、2期目となる2020年から人員を拡大し、取り扱う案件数も順調に伸ばしながら事業を拡大させてきたという。また、現在は日本各地の顧客を対象とした「地方創生」の意味合いを持つ事業にも注力していると、今井氏は語っている。
「多くの企業が地方創生に関する活動に取り組んではいると思いますが、大きな違いは“地方でも最上流の仕事ができる環境をつくりたい”と考えている部分にあり、そのために北海道と沖縄に拠点を構えています。リモートワークを前提とした業務体制が整っていますので、その考えは実現できますし、また拠点を跨いだ活動によって社員達はワーケーションのような感覚で仕事を楽しむこともできるので、その取り組みは今後も積極的に行っていきたいと思います」(今井氏)。
スタートアップの段階から、事業に関する全てをスケールさせる時期を迎える
今後の事業展開について、今井氏は「まずは従来通りの一貫したサービスによって実績をつくること」を継続して行っていく考えを示している。そして同時に、今期を「スケールの時期」とも表現しており、人員拡大、事業規模の拡大、そして全国規模での展開というエリアの拡大も含めたスケールを目指していくとも語ってくれた。
「今期をスケールの時期としているのは、単純にご依頼の案件数が増加しており、ご要望にお応えする体制を充実させていきたいというのが理由となっています。その案件増加は、自分達が掲げた“お客様が本当に欲しいものを提供していく”というスタンスが評価され、またそのために自分達も色々なことを勉強し、成長していこうという社員のマインドを理解していただけている証左だと、私は確信しています。そして、その評価とご理解によって、ワンストップでサービスを提供するという当社のスタイルが浸透し、お客様のさらなる評価に繋がっていることも実感しています」(今井氏)。
これまでの地道な取り組みが評価され、成長意欲に溢れる社員達への信頼が増すことにより、この先の案件増加、そしてプロジェクトの大規模化へと繋がっている。それが今井氏の実感ということだ。そして、その体制強化に向けた取り組みの中で新たな人材を迎えることについては、次のような決意を今井氏は語ってくれた。
「当社の社員は、一人ひとりが個性的であることに加え、共通して成長意欲を持っています。そのことは、自社をスケールさせる上では救いだと思っています。いくら経営陣が方針を打ち出したところで、社員達がそこに賛同して力を発揮してくれなければ“絵に描いた餅”になってしまいます。その意味では、社員の皆が会社を好きでいてくれる、一緒に成長しようと努力してくれる雰囲気があることこそ、スケールしていく上での原動力となるはずなので、意欲を形にできるような環境をつくることを常に意識していきたいと、私は考えています」
今井氏が同社にマッチする人材としてイメージしているのは、成長意欲に加え、協調性を持って業務に取り組み、力を合わせて何かを成し得たいという考えを持つ人物だという。個人主義ではなくチーム力を第一に考える同社ならではの特徴だと言えるが、その意識があればより質の高いコンサルティングを顧客に提供できるというのが今井氏の考えだ。足りない部分を補い合い、それぞれが専門領域という“武器”を持ち合いながら課題解決に臨むのが、同社のコンサルティングのスタイルなのだと、今井氏は説明してくれた。
仕事の楽しさを感じ、キャリアパスを描く上でのメリットも感じられる環境
現在の同社の社員数は32名という体制だが、人員のスケールによって目指す人数は100名だと今井氏は考えを明かしている。そして同時に、今ある家族的な繋がりを大切にする社内の雰囲気を残したまま、人員を拡大することが重要だとも今井氏は語っている。
「若いメンバーが中心となっている当社ですが、あまり年齢のことが気になるような場面はありません。それは、それぞれのメンバーの“中身”をベースにしたコミュニケーションが取れているからで、自身の年齢を忘れて議論できる雰囲気があると思っています。風通しのいい社風があるからこそ、全員が様々なことに挑戦しやすい環境ができていると思っていますし、それは創業期から変わらないこと。これからも、この家族的な関係性の中で、皆が高い意欲で仕事に取り組める風土を維持していきたいというのが、私の考えなんです」
一つのチームを形成し、顧客の課題解決に向けたトータルなサポートを実施する同社のスタイルは、仕事のやりがいや面白味を大きくすることはもちろん、社員自身のキャリアパスにも大きなメリットを生んでいると語る今井氏。話の最後に、今井氏は次のようなメッセージを転職希望者に送っている。
「一つのお客様先において、様々な部門の業務支援に関わることもある当社の業務においては、多様な経験を得ることができると思いますし、それはエンジニアやコンサルタントといった職種にかかわらず、自身のキャリアにとって非常に大きなメリットを生むと思っています。転職を考える、ということは、ご自身に成長意欲があるということ。その意欲を試す場が当社には沢山あると思っていますので、興味を持った方には是非扉を開いていただきたいと思います」
株式会社 GCAPsの社員の声

40代後半
2021年04月入社

30代後半
2021年12月入社
他社では地方在住になると、一...続きを読む

20代後半
2021年11月入社
担当フェーズは要件定義から携わっ...続きを読む