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株式会社EASEL

  • IT/Web・通信・インターネット系

IoTに不可欠な通信モジュールの開発・製造で飛躍を目指すベンチャー企業

企業について

私達の身の回りにある様々な「モノ」がインターネットに繋がり、それぞれのデータを蓄積、分析、処理、連携することによって新たな価値やサービスを生む「IoT」という概念。そのIoTの世界において、欠かすことのできない無線技術に関し、モジュールの開発や技術活用のコンサルティングを事業として展開しているのが株式会社EASEL(イーゼル)だ。同社の代表取締役である木佐貫靖氏は、自社が取り組む事業について次のように説明する。

「当社では、IoT化を進める上で必要となる無線モジュールを、回路設計や基盤のパターン設計から開発しています。製造に関しては外部企業に委託を行いますが、モジュールのハードウェアの開発、稼働のために必要となるマイコン用ソフトウェアの開発も含め、IoTに必要となる通信ツールをワンストップで手掛けているのが当社の事業となります。そのモジュールに関しても、導入後にそのまま使用できる標準製品を販売するだけではなく、用途に合わせたカスタム開発にも対応し、幅広いニーズにお応えしています」(木佐貫氏)。

神奈川県横浜市に本社を構える同社の設立は2016年。その製品の大半を日本国内で生産するファブレスメーカーである同社は、これまでの実績として実に900社を超える顧客を獲得している。その中には大手電力会社、自治体にサービスを提供する水道管理事業会社等も含まれているが、その事業の成功は開発力に加え、きめ細かな対応を実現するコンサルティング力が要因になっていると言える。

「顧客である電力会社においては、10年間で全国約1,600カ所の変電所に通信モジュールを設置する計画があり、そこに当社の製品を導入することが決まりました。また水道管理会社では、水道のスマートメーターの検針データを集計する際に、当社の通信モジュールを採用していただいています。その他の案件に関しても、その大半はお問い合わせや口コミをもとに受注に繋げているという状況で、業界の中でも高い知名度を得ることができていると感じています。通信モジュールに関しては、より安価な海外製品も市場には存在していますが、通信に関する全般的なコンサルティングが求められる領域なので、その力を評価されたことが現在の実績に繋がっているのではないでしょうか」(木佐貫氏)。

同社が開発・製造を手掛ける製品は、「LoRa(Long Range)」という方式を基にしており、その共通方式を採用した「LoRaWAN」の製品群に加え、自社独自の通信プロトコルを使う「プライベートLoRa」という製品群も展開している。共通規格である前者においては、1回線ごとに通信費がかかる状況にあるが、後者においてはそれぞれの独自製品同士の通信しかできないという制限が伴うものの、通信に関するコストは抑えられるという特徴がある。

「どちらの製品も、導入のメリット・デメリットはありますが、事業開始当初からLoRaWANよりもプライベートLoRaに可能性を見出し、そこに特化した取り組みを行ってきました。結果として、現在の約95%の顧客にプライベートLoRaを導入いただいており、その独自性と導入メリットによって多くのお客様に満足いただいている、という部分が当社の強みだと私は考えています」(木佐貫氏)。

その導入メリットによって顧客の満足を実現する、独自のプロトコルを採用した製品群の開発力。そして、ニーズに対して適切に、スピーディーにアクションを起こせる対応力が同社の強みになっているということだろう。加えて木佐貫氏は、自社のサポート力にも大きな自信を持っていると語っている。

「問い合わせに対するレスポンスの速さ、課題に対する支援等、サポートに関する部分にも当社は強みを持っていると考えています。顧客企業や新規のご依頼に丁寧に対応するのは当然ですが、例えば趣味で通信モジュールを使っているような学生さんに対しても、きっちりとした対応、サポートをするように心掛けています。それが私達の基本姿勢であり、ビジネス拡大を目指す当社の特徴だと思っています」(木佐貫氏)。

同社では、そのサポート力のさらなる充実に加え、多く寄せられるカスタム案件のオーダーに応える自社体制の確立であると考え、その解決のために人員強化を進めている。そして、メーカーとして製品を世に出した後にも、その品質を保証するためのフォローも必要となることから、顧客数・売上額の実績増を続ける現在、新たな戦力を拡充していくことが急務になっているということだ。その状況においても、自社の姿勢に共感できるという要素を重視し、最低限のスキルを備えながらも企業としてのベクトルにマッチする人材の採用を目指すのが同社の考えだ。

「当社のビジネスは、人員を強化してすぐに売上が上がるようなモデルでは展開していませんので、将来を見据えて体制を充実させることが採用の目的です。サービスをより充実させ、そして社内の全員が余裕を持って仕事ができる環境を整えたい。それが私の考えなんです」(木佐貫氏)。

今後の事業展開について、同社では顧客のニーズに合わせたカスタム案件への取り組みを増やすことに加え、自社製品の開発・製造も視野に入れているという。自社独自のプロダクト開発という新たな取り組みも始めるということになる同社だが、そこではエンドユーザ―に対する具体的な提案はもちろん、世の中に対する価値提供を目指した製品企画にも積極的にチャレンジしていくのが、これからの同社のプランということになる。

「その取り組みを担う人材も、今後は採用していきたいと考えています。“IoT”という言葉が一般的に使われるような状況になりましたが、日本国内においてはまだ“何をやればいいの?”という状況にある企業や事業者が多いのも事実です。つまり、IoTに関するニーズは確実にある中で、将来的にはそのニーズに対する提案も行っていきたいと思っています」(木佐貫氏)。

新たな技術を駆使し、新たな価値観を世の中に提案する。社員数18名という体制で魅力ある事業に取り組む同社だが、企業としては“少人数ゆえのアットホームさ”という別の魅力も持ち合わせている。その点について、同社の取締役である松本真典氏は、少人数ゆえの可能性の大きさについても言及しながら語ってくれた。

「アットホームであり、そして何でもできる。これは “何でもやれ”ということではなく“何をやってもいいよ”という社風を生んでいると思っています。エンジニアであってもお客様とコミュニケーションを取る業務にも携われる、その活動の積み重ねによって成長できる、という環境がここにはあります。これから入社する方に関しても、エンジニアとしてのスキルや経験をその人の“コア”としながら、それ以外の人間としての力、幅のような部分を生かしていただきたい。ベンチャー志向のある方や、ビジネスに関する様々な経験を積みたいという方には是非参画していただき、楽しみながら一緒に仕事をしていけたら嬉しいですね」(松本氏)。

最後に、木佐貫氏に転職者に向けてメッセージを送ってもらった。

「当社はまだまだ小規模なベンチャー企業ですが、IoTのビジネスは必ず大きなマーケットを生み出すはずです。その中で、当社は無線モジュールという必須のツール開発・販売しているので、小さいながらも一緒に成長できると思います。市場の拡大、企業の発展、社員の成長等、様々な意味でプラスを実現する環境だと思っているので、ベンチャー企業で活躍したいという方には、是非入社を検討していただきたいと思います」(木佐貫氏)。

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インタビュー

株式会社EASELのインタビュー写真
代表取締役 木佐貫 青山学院大学卒業後、様々な業種の会社に就職。その後、電気メーカーに転職した後、自ら無線の会社の立上げを経験。 2016年2月に株式会社EASELを設立。

── どのようなきっかけでEASELを創業されたのですか?

私は、大学では文学部を専攻しており、最初に就職した会社でも求人広告の営業職という電気や無線とは全く縁のない経歴でした。
その後、あるきっかけで無線の世界を知る事があり、いろんな巡り合わせにて無線モジュールを開発する会社を設立しました。その後、IoTに使える長距離無線方式が確立された事がきっかけとなり、当時一緒に働いていた仲間とEASELを立ち上げました。現在は、新しい開発を進めながら、日本の社会の役に立てるようIoTのリーディングカンパニーとして仲間と共に未来に向かって走っています。
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企業情報

会社名

株式会社EASEL

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

資本金

1億1936万円(資本準備金含む)

設立年月

2016年02月

代表者氏名

代表取締役 木佐貫 靖

事業内容

◆EASELは、IoTに必須な無線通信技術に特化したファブレスメーカーです。
EASELでは、IoT向けLPWA(Low Power Wide Area)として920MHz帯LoRaモジュール開発/販売を中心に、IoT無線インフラ構築、IoT向けカスタムユニット開発、クラウドシステム開発を進めています。

株式公開(証券取引所)

従業員数

18人

本社住所

〒226-0018 神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台5-7-8 AIビル401

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