世界の最新テクノロジーで、日本の化粧品業界のDXを加速させる
テック・パワー株式会社は、主に化粧品/美容業界に向けたtoBビジネスを展開している“Beauty Tech”の会社だ。企業向けに、デジタル技術やIoTデバイスを組み合わせた製品、サービス、ソリューションを提供している。会社設立は2003年4月で、東京・飯田橋に本社オフィスを置く。
【事業内容】
・IoTデバイスファブレスメーカー事業
・日本・アジア代理店事業(Revieve、actiMirror、LogicInk、Perfect365)
現在の主な収益源は、海外の技術を使った化粧品/美容業界向けの、“スマートミラー”を活用したソリューション開発・提供だ。スマートミラーとは鏡型のIoTデバイスで、メイク動画の撮影やバーチャルメイク、肌診断機能等、多岐にわたる機能を搭載できる。化粧品売り場のDXの一翼を担う期待のソリューションだ。
事業は業界での最大手企業と中長期的にプロジェクトを進行するスタイルで、型通りのサービスを売るのではなく、課題解決型の営業が持ち味。取引先は化粧品業界の中でもトップクラスの会社が名を連ねる。また化粧品業界のみならず、百貨店、国公立私立大学等教育機関等にも取引実績を広げている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、化粧品の購買行動は大きな進化圧を受けた。
消費者が化粧品を選ぶ際、自分の肌に合うのか「試すこと」が重要なのは言うまでもない。どんな化粧品でも、自分の肌に合うか合わないかが必ずある。消費者は店頭での接客を通じて、「試すこと」によって購買するか、しないかを決定していた。
しかし時代は変わり、店頭では非接触による接客手法の開発が求められるようになった。消費者側も「初めてECで化粧品を購入した」という人が多くいると想像できる。テック・パワーは、そのような化粧品業界におけるDX推進や、OMO(O2O、O+O)等の課題解決をサポートする。
「ヒト」を介した接客が難しくなった現在、化粧品メーカーは非接触でも接客の質を向上させる手段を求めていた。その回答の一つが、テック・パワーが提供するIoTデバイス(スマートミラー)と言えるだろう。