Institution for a Global Society 株式会社 テクノロジーの力で、子どもから社会人まで公正な評価の仕組みを作る
Webエンジニア(開発)
【注目の人材育成・評価サービス新規上場企業】 開発運用エンジニア ★フルリモート可
企業について “Society5.0”の時代に求められる人材の評価・育成を担う『GROW』シリーズ 同社は企業と学校のそれぞれに向けて、“Society5.0”の時代に求められる人材の評価・育成を担う事業を手掛ける。
評価では企業向けの『GROW360』、学校向けの『AiGROW』、教育では企業向けの『DxGROW』、学校向けの『GROW Academy』がある。
「人を幸せにする評価と教育で、幸せを作る人、をつくる。」というビジョンを掲げている、Institution for a Global Society株式会社(IGS)。同社は、2021年12月 東証マザーズ市場(現グロース市場)に新規上場を果たし、企業と学校のそれぞれに向けて、“Society5.0”の時代に求められる人材の評価・育成を担う事業を手掛けている。そのサービスは次のとおりだ。 ●評価 企業向け:『GROW360』 学校向け:『AiGROW』 それぞれ、次の二つのアセスメントで構成されており、併せて被検者の気質、現在の環境で活躍できるコンピテンシー(行動特性)とスキル、能力発揮を妨げるバイアス(傾向、偏向、先入観)を評価・測定する。 ①潜在連合テスト(IAT) 人が自分で意識することができない潜在的態度を、認知バイアスを用いて測定する。国際機関でも使われているほど信頼性が高い。スマートフォンでの測定法において特許を取得している。 ②360度評価 人の評価には、甘辛や好き嫌い、その時の気分等による偏りが付きもの。また、ある評価項目が低い人が他人の当該項目を評価する際も信頼性が落ちる。こうした評価バイアスをAIが補正し、信頼性を高めている。 企業向け・学校向けは、基本的に同じプロダクトをそれぞれの目的に応じてアレンジしている。企業向けは、採用や評価、人材育成、組織開発等。学校向けは、より効果的な生徒指導が主な目的だ。 ●教育 企業向け:『DxGROW』 DXの阻害要因として、従業員の抵抗感や理解度の低さが挙げられる。そこで、「傾向チェック」と「ボトルネック分析」によって個人のDXに対する感情バイアスを測定(特許取得済)。「経営シミュレーション」によってDX学習の動機付けを図り、「Onlineセミナー」によってDXに関わる基礎知識やビジネス活用が学べる。経済産業省後援「HRテクノロジー大賞」を2年連続で受賞している。 学校向け:『GROW Academy』 コンピテンシーベースの教育を実現する次世代型動画コンテンツ。生徒が“自分ごと”しやすいよう、学校生活を舞台に設定したアニメ形式の動画で、生徒の思考を深化させる。「MaaS」をテーマにした、“Society5.0”に則った文理融合型プログラムもある。 これら『GROW』シリーズの特色について、取締役教育事業・ビジネス開発部統括の中里忍氏は次のように説明する。 「『GROW』のアセスメントは、小学4年生から社会人に至るまでの広い年代を、同一の尺度で測定し続けることができます。このため、個人の能力がどの時期にどのように変化したかを測定し、能力開発や進学、就転職等に活用できると考えています。そこで、アセスメントのデータをブロックチェーンでセキュアに管理し、本人や関係者が自在に活用できる方策を検討していきます」 その第一弾の取り組みとして、2020年8月より慶應義塾大学と「ブロックチェーンによる学生の個人情報管理プラットフォーム」の共同開発に着手している。 「このプロダクト化で、当社の今後の中核的なサービスに育てていきたいと考えています」と中里氏は意気込む。
「STARプロジェクト」で、ビジネスのスケールを飛躍的に高める 慶應義塾大学と「ブロックチェーンによる学生の個人情報管理プラットフォーム」を共同開発。
三菱UFJ銀行等12社(2021年9月時点)の企業が参画し、3年間の研究開発期間を設けて実証実験を行っていく。
慶應義塾大学との「ブロックチェーンによる学生の個人情報管理プラットフォーム」共同開発は「STARプロジェクト」と命名されている(Secure Transmission And Recordingの略)。三菱UFJ銀行やSOMPOホールディングス等12社(2021年9月現在)の企業が参画し、3年間の研究開発期間を設けて実証実験を行っていく。 このプロジェクトには、次の目的がある。 ①学生の個人情報提供における安全性と透明性の確保 ②学生と企業双方に有益な個人情報活用戦略の研究 ③学生と企業のマッチング精度の向上 “Society5.0”の時代において、企業のデータ活用はますます進展していく。一方、欧米を中心にインターネットサービスにおけるプライバシー保護の機運が高まる等、個人情報保護の取り組みも強化されている。こうした環境下、ブロックチェーン技術を活用することで、極めてセキュアな形で学生と企業の間で個人情報をやり取りできるプラットフォームの社会実装を目指すものだ。IGSとしては、このプラットフォームに『GROW』アセスメントを搭載することで、ビジネスのスケールが飛躍的に高まることが期待できる。 この「Green」では、本プロジェクトに関わるインハウスエンジニアも求めている。 IGSの設立は、2010年5月。創業者である代表取締役社長の福原正大氏は、大学卒業後、都市銀行に入行する。その後、フランスにある世界トップレベルのビジネススクールに留学しMBAを取得した。 「世界中から優秀な人材が集まるビジネススクールでは、福原は“落ちこぼれ”、だったそうです。しかし、学生仲間からの360度評価の厳しくも温かいフィードバックを受けて自分を直視する機会を得て、今後どうしていくべきかの道が見えたと言います」(中里氏)。 その後、福原氏はパリにある経営大学院で国際金融修士号を最優秀賞で取得し、帰国後に茨城県にある大学で博士号まで取得する。2000年には世界最大の資産運用会社に入社し、35歳で最年少マネージングダイレクター、日本法人取締役に就任する等活躍。多国籍人材をマネジメントする中において、最先端の科学的なスキル/コンピテンシー教育、データドリブンな採用や配置を実践し効果を上げた。こうした経験を基に、グローバルに通用する人材育成ビジネスの起業を思い立ち、IGSを創業する。 当初は、海外の有名大学に入学しグローバルリーダーを目指す人材育成のための私塾をスタートさせたが、やがて評価基準が偏差値偏重である社会に疑問を持ち、多様な評価軸と教育の実現を目指すことを決意。そこで、留学していた頃の360度評価を想起し、2016年に教育研究機関の協力を受けて『GROW』シリーズを開発し現在のビジネスに転換する。この時に、「人を幸せにする評価と教育で、幸せを作る人、をつくる。」というビジョンを定めた。 今後は、「STARプロジェクト」の商品化と海外展開、そしてグローバルにおける教育機会の平等化にも力を入れていく。中里氏は次のように説明する。 「どんな状況に置かれている人でも、教育機会を得て自らの力で生活していけるような社会基盤づくりに関わりたいと考えています。行政と民間の役割分担の上で、企業の力を活用しながら、教育の機会を失っている人に機会を提供できる仕組みをつくっていきます」
Visionは“Customer Focus”“One Team”“Grow” 組織づくりの基軸である“Customer Focus”等のValueが特長。
同社が求める人材像は、Valueを理解・共感し実践できる人であることだ。
同社では、次のValueを42名(2021年9月現在)の社員で共有している。 ●Customer Focus ●One Team ●Grow 「『幸せをつくる人』である先生や企業等の皆様の課題に着目し、顧客のために一致団結するワンチームとなり「幸せをつくる評価・教育ソリューション」を提供し、全ての人の成長に寄与いたします」 “Customer Focus”においては、エンジニアも顧客の現場に足を運び、声を聞いて活用状況を確認している。また、エンジニアの評価項目には「顧客満足度」も加えられている。 “One Team”においては、営業チームと開発チームが協力しなければ達成できないKPIを設定。また、コロナ禍以降フルリモート体制となって雑談的なコミュニケーションが取りづらい中、メンバーが自主的に企画・参加し、互いに親睦を深めるイベント「IGSコネクト」を行っている。 “Grow”においては、「ブロックチェーンを学ぶ」といったテーマに則して個人が自由に学べる年間教育予算を設けている。「大学院に通学するメンバーもいるが、そういう人に対しては通学のために早く仕事を切り上げることを認めている」と中里氏。また、エンジニアが自主的に得意領域を教える勉強会等も適宜開催されている。 そんな同社が求める人材像は、Valueを理解・共感し実践できる人であること。 「そして、当社の事業の意義にも共感し、高い関心を持つ人であってほしいです。また、当社もベンチャーとして色々な出来事があります。そういったことも面白がって柔軟に対応していける方だとなおいいですね」(中里氏)。 人材の教育や評価という社会性の高い事業に関わる開発業務は、やりがいが大きいに違いない。同社の募集は見逃せないだろう。
もっと見るexpand_more PR 日頃からより良い社会づくりのための問題意識が社内に共有されていると感じます ビジネス開発部 商品開発チーム マネージャー 山田 健一朗氏 2017年11月入社
ゲーム会社を経て、SESのエンジニアとして3~4ほどの現場を経験しました。最後にWebサービス開発にタッチした際、やはり自社Webサービスに関わりたいと転職を決めました。その条件の中で出合った当社は、採用プロセスで私の技術的な実績だけでなく、学生時代の研究内容まで関心を持って親身に対応してくれたのです。これが決め手となりました。 入社後、企業向け評価ツールの『GROW360』および学校...
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