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株式会社Will Smart

  • IT/Web・通信・インターネット系

アイデア×ITにより社会課題の解決に挑んでいるモビリティテック企業です!

自社サービス製品あり

企業について

羽田空港をよく利用する人であれば、2019年、2020年にバス乗車券カウンターに設置されているバス運行情報表示ディスプレイが刷新されたことに気付いている人も多いのではないだろうか。以前は、バス会社2社がそれぞれ別のディスプレイで表示していたため、目的地別のバス発車情報が分かりづらく、結局、行列ができている有人の案内カウンターにしぶしぶ並ぶ人が少なくなかった。

この課題を解決するため導入されたのが、株式会社Will Smartのデジタルサイネージ・ソリューション『Will-Sign』である。これはサイネージの1画面上に複数のコンテンツが同時放映でき、レイアウトも自由に変更が可能。しかも、直感的な操作で誰にでも配信設定ができるため、運用スタッフの負荷も最小限に抑えられる。実際、『Will-Sign』を導入した羽田空港ではバス乗車券購入者の自動券売機利用率が9割を占めるまでになり、案内カウンターも人によるお手伝いを必要とする利用者の対応に特化して丁寧なコミュニケーションを図れるようになったという。

とはいえ、Will Smartのサービスはデジタルサイネージだけではない。AIサービスでは高度な画像解析技術を備えた画像検査パッケージとデータ解析を組み合わせたサービスを展開。例えば、バスの乗降者数や利用者の属性情報等を収集。蓄積したデータを分析し、利用者の利便性と適正な運転士配置を両立させる運航スケジュールの作成支援や、新型コロナウイルス対策の一環として車内の混雑度をスマホアプリで確認できるサービスの支援等に繋げたりしている。
「クラウドによる業務システム開発やモビリティシステム事業も手掛けています。後者は、カーシェアビジネスを始めたい事業者向けにユーザー向けアプリケーションから事業者向け管理画面、車載機器等のハードウェアまで全てがオールインワンパッケージとなっている『Will-MoBi』を提供するサービスです。既に超小型EVシェアリングサービスの実証実験にシステムが採用されていて、将来的には収集したデータを、充填スポットの最適な設置個所・数の割り出しに使う等、周辺ビジネスへの応用も視野に入れています。EVは移動の手段としてだけでなく、蓄電池としての機能も期待される等、エネルギーマネジメント分野における用途も期待されているため、当社サービスの支援範囲も時代の流れに即応しながら拡大させていく予定です」(代表取締役社長・石井康弘氏)。

株式会社Will Smartは、2012年に株式会社ゼンリンデータコムの社内ベンチャーとして誕生した。社名には「Will=未来、意思」、「Smart=聡明、高精度な技術」という意味が込められ、両者を掛け合わせることで、「成長を実現する強い意志を持ち、テクノロジーの可能性を追求して社会の発展に貢献する未来志向のチームでありつづける」ことを目指している。

このビジョンにもあるとおり、同社は社会貢献度の高いプロジェクトをいくつも手掛けている。前述の羽田空港の案件もそうだが、熊本県では共同経営を進めるバス事業者5社の保有データを統合、管理、分析する『バスダイヤ統合分析サービス』を提供。近年、地方のバス事業者は人口減少による経営悪化や過疎化地域の路線廃止等、大きな課題に直面している。しかし、地域に暮らす人達の移動手段である公共交通という立場上、事業者側の都合だけでむやみに路線を廃止するわけにはいかないという問題もある。
「そこで各社の乗降者数等の利用データと人口データ等を一元管理し分析結果を閲覧、事業改善に活用できる仕組みを構築しました。これによって利用者の利便性を損なうことなく、バスダイヤや路線の統廃合を効率的に進めて経営の安定化を図ると共に、地元住民の足を守ることにも繋がればと考えています」(石井氏)。

同社がこのような案件に携わることが多い背景には、元々石井氏が交通や物流、小売り、不動産といった生活インフラ産業にネットワークを持っていたことがある。
「本来、モビリティ領域は大手企業が押さえていて、ベンチャーが簡単に入り込める市場ではありませんが、幸い起業前から運輸系や航空会社等と仕事をさせていただく機会が多く、人の繋がりがありました。それなりの経験や知見もあったため業界に対する理解も深く、課題感を共有しやすかった点も大きかったかもしれません。また、公共交通機関が直面している課題には各社共通のものが少なくないため、ソリューションの横展開が比較的容易だという点も強みになっています」(石井氏)。
この関係性や競合が少ないという市場環境を武器に、大手企業では対応が難しい価格帯や小回りが求められるプロジェクトで実績を積み上げてきたのだ。

株式会社Will Smartは、顧客の課題解決に強いこだわりを持っている。
「長いことIT化の重要性がいわれていますが、企業のIT化はそれほど進んではおらず、課題が山積しているのが実情です。だからこそ、課題抽出からその解決まで伴走していくことには意味があります。ただ、人がしていたことを単にITツールへ置き換えるだけで解決できる課題は減ってきており、複雑化していくビジネスに対してビッグデータ解析やパーソナライズ等、デジタル技術ならではの特性を活かしながらお客様の複合的な課題解決や要望の実現を支援していかなければなりません。そのためには、メンバー一人ひとりがもう少し頭をひねり、未知への好奇心とテクノロジーの可能性を追求することが大切だと考えています」(石井氏)。

そのため、同社では社員のチャレンジ精神を尊重しているだけでなく、チャレンジするための準備である学びの機会も大切にしていると石井氏は続ける。
「飛んできたボールをお見合いして結局誰も捕らないのが嫌なんです。だから、積極的に前へ出て捕球しようとする人は尊重しますし、ボールを捕れるようになるための努力、例えば、資格を取得するとか社外のセミナーに参加するといった行動も応援します。当社のメンバーは、吸収してきたことを社内のメンバーで共有しようという意識が高いのも特徴です。自発的に勉強会が開かれていますからね。インプットしたものを人に伝えるために、情報を整理してアウトプットするという行為は、知識の定着を促すので、結果的に本人のためにもなるのでとてもいいことだと思っています」

石井氏がこう語るように、同社ではチャレンジすることが好きで変化にも柔軟に対応できるポジティブな人材が多い。メンバー同士が意見を発信しやすいフラットな雰囲気もある。そのため、「過去の経験や知識といった財産を食いつぶすだけでさらなる成長を求めない人は居づらい環境かもしれない」と言う。
「会社としても、さらなる成長へ向けて大きな一歩を踏み出そうというフェーズにあります。おかげさまでお客様との共創を通じて新たなビジネスチャンスや事業機会に恵まれるといういい流れも生まれています。仕事についても、自社サービスを通じてお客様やお客様のサービスを利用している大勢の人々の役に立っているという手触り感のある手応えを得られる。この環境を自分の成長機会に繋げ、ゆくゆくは起業したい、新規事業を創り出したい、そんな野心ある人を待っています」(石井氏)。

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企業情報

会社名

株式会社Will Smart

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

5億4585万円

設立年月

2012年12月

代表者氏名

代表取締役社長 石井 康弘

事業内容

AI技術などを用いながら、クラウドサービスなどの開発および自社サービスの開発により、お客様の課題を解決する最適なビジネスソリューションを提供しています。また、お客様はモビリティ企業が多く、お客様へのサービス提供により、社会課題の解決にも貢献することを使命として事業を展開しています。

株式公開(証券取引所)

主要株主

株式会社ゼンリン、九州旅客鉄道株式会社、ENEOS株式会社、四国電力株式会社、都築電気株式会社、YKK AP株式会社、岡谷鋼機株式会社、飛島建設株式会社

従業員数

55人

平均年齢

34歳

本社住所

東京都江東区富岡2-11-6 HASEMAN BLDG5-1

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