【リードインフラエンジニア】東証グロース上場AI企業のプロダクトを支えるインフラエンジニアを募集します!
ニューラルポケット 株式会社 “映像×エッジAI”で独自のスマートシティ関連サービスを提供。“第2のGoogle”を目指す
佐々木 雄一氏 取締役CTO
略歴を教えて下さい。
大学卒業後、大学院に進んで理学博士号を取得し、修了後はスイスにある研究所でブラックホールや超対称性粒子等の研究に取り組みました。私が在籍したチームは3,000人ぐらいの研究者がいましたが、このチームの研究が基になってヒッグス粒子の発見に繋がり、2013年度のノーベル物理学賞の栄誉に輝きました。
また、ここでの研究では何ペタバイトものデータ分析を行っており、データサイエンスの先端を行っていたと思います。研究がノーベル賞の受賞という山を超えてしまったタイミングで、新しいことをやっていないと気が済まない性質や自分に負荷をかけたいとの思いから、経験したことのないビジネスの世界に行ってみようと考えたのです。そこで、ビジネスにおいて最も厳しい業界の一つとして知られるコンサルティング業界に入ろうと、グローバルコンサルティングファームに入社しました。
思っていたとおり非常に厳しい会社で、叱られ続ける日々でした。もの凄く鍛えられたと思います。ビジネスで最も大事な人との出会いも多く経験し、当社代表の重松と出会うこともできました。
一方、世の中では2010年代の前半から第3次AIブームが起こり、後半にはディープラーニングが盛り上がり始めました。思えば、小学生時代に第2次AIブームが起きて、AIに憧れた私は親にニューラルネットワークの本を買ってもらっていたのです。そんな関心がムクムクと復活して、研究分野でやり残したことがあるかもしれないと思い始めます。そこで、思い切ってAI開発会社に転職しました。もともと研究者として論文を読むのは好きだったこともあり、毎日10本以上論文を読みながら最新の知識を身に着け、開発に携わりました。非常に多くのプロジェクトに関わらせていただき、件数だけで言えば年間300件以上の相談を受け、実際の開発も50件以上経験しました。
AIに関する解像度の高い理解を持った結果、分かったことは逆に「AIは必ずしも万能ではない」ということ。そうすると、今度は逆にどの分野なら活躍させられるのかという問いに興味を持ち始めました。至った答えは、「不定形物体(形が変化するもの)に対する認識」こそ、AIの得意分野であるということでした。そんな時に重松から「アパレル業界向けのAI開発をやりたい」と声を掛けてもらい、それこそまさに「不定形」の代表例であり「勝ち筋がある」と思えました。そんな経緯でニューラルポケットへの入社を決めた次第です。
今後の個人的なビジョンをお教えください。
元々、未知のものを探求することが好きでした。素粒子を研究テーマに選んだのもその一環です。素粒子に関しては大学院や研究所で自分なりに研究を尽くしたとの思いがあり、今は大きく残る未知の領域として、"脳"に関心があります。
AIへの関心は、人間の脳をシンプルに模した存在として共通しています。脳の研究としては、医学的なアプローチも考えられますが、AIから入って脳に近い存在を再現させることもできると考えています。このことはピュアに自分の興味関心の対象ではありますが、ある程度実現すればビジネスの対象になるかもしれませんね。
もう一つの関心は、強い組織をつくることです。私が所属していたCERNという研究所は、研究者を中心に3万人からなる組織ですが、勝手に振る舞うエリートの集団という感じです。にも関わらず、全体としてノーベル賞に繋がるような研究成果を上げるところに面白さを感じます。そんなCERNやGoogleのように、ハイパフォーマー集団に存分に能力を発揮させる組織が目標。当社をそんな組織にしていきたいと思っています。
社員に対して、どういった存在になってほしいかの思いをお聞かせください。
当社は、AI開発を標榜する多くの企業のような受託開発を行っているのではなく、独自のプロダクトを通じて価値を提供する“AI2.0”を手掛けています。そのために必要なのは、AIといった新しいものへの興味と、これまで連綿と紡がれてきたプロダクト開発技術の継承です。この相反する2つを融合するエンジニアこそ、当社が求めている人物像です。
創業からわずか2年半で上場まで至った背景には、冷静な問題解決力や明快なコミュニケーションなど、コンサルティングファームに一部影響を受けた、当社特有の文化の存在があります。一方で、プロダクト開発に必要なエンジニアのこだわりや、クリエイティブに考える自由さなども、ここからの飛躍的な成長に不可欠です。変幻自在にスタイルを変え、チャレンジを楽しめるような人材であることも重要ですし、入社されると自ずとそういうスタイルになってくると思います。
佐々木さんの仕事観をお聞かせください。
筋トレのようなものかもしれません。昨日の自分ができなかったことができるようになっていることが楽しいです。新しいことにチャレンジしていく中で、プレッシャーももちろんありますが、それも含めて楽しんでいます。筋トレ翌日の心地よい筋肉痛みたいな感じです。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
2歳の女の子と2カ月の男の子がいますが、休日は専ら子供と遊んでいますね。長女を連れて近くの公園に行ったり。子供はメキメキ成長していきますが、目の前でその様を見られることで「自分の成長は止まっていないか」と感じることもありますよ。子供から学ぶこと意外と多いですね。
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